silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

比良・獅子岩北面クライミング

2019年04月28日 20時12分46秒 | スキーオフトレ
ゼログラビティの松井先生がルートを整備し直されたということで、以前からの念願だった北面フェースへ連れてって貰いました。
北面では有名なオープン・ザ・ウインドー(5.9)です。


ちっさなピナクルを踏み台にして、まずはアンダーフレークから2本目のボルト横のガバを掴み、右上の小さな背びれ状突起?をつまんだら体を引き上げます。ガバホールドに乗っかったらカンテを使って体を左に振って一歩上がって右手を伸ばせばガバがあるので核心は終わります。左手ホールドは常にクラックかカンテにあります。
Yさんはカンテ使わず右上してクリア。核心部の処理は登り方の個性が出ますねー。


そこからは高度感も出ますが乾いていますし確実にホールドもあるので楽しく登れます。いいルートですね、開拓者の方ナイス!


3本遊んでその右手にある湿り気味のスラブへ。ワングレード落ちますがこちらも楽しい。

そうこうしているうちに時間も午後遅くなってきたので、せっかくなので南面に向かいます。


1ピッチ目はYさんリード。中間テラス(左上の方)でビレイの図。


獅子の顏の真下のテラスから2ピッチ目(Ⅳ−)はワタシがリード。
リングボルト1本なので、スラブ面へ出るときに少し躊躇いました。なにげに腰が引けていますね(笑)。
腐ったピトンやブッシュにランニングを取り最後のハング気味を乗り越えて終了。
あれ?いつものビレイ点じゃないぞ。松井先生に訊ねると、最後スベリ台状を奥まで行き過ぎとの指摘をいただく。獅子の顔の向こうまで行かずに手前側のほっぺた部分をそっと登ればいいとのこと。あれまあ!
8.6mmロープだというのに曲がってるしランニングやたら取るし引き上げが重いのなんのって!ルートファインディングのセンスが問われますね。


途中から見上げた東面のレオは写真で見た印象よりはスケールがないですが、すっきりしているのでいつか登ってみたいものです。
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京都大原金毘羅北壁クライミング(外岩開始)

2019年04月18日 23時47分00秒 | スキーオフトレ
今年もまたゼログラビティ松井先生よろしくお願います。
よく考えたら冬は祓川先生、無雪期は松井先生にお世話になっているわけで有難いことです。

金毘羅北尾根から開始。1、2ピッチ目は松井先生にリードお願いして3ピッチ目をリード。この3ピッチ目には左右にもルート取れるということでトップロープで左ルートを登らしていただく。
立ち気味の場所が多くノーマルより面白いですが、簡単とは言え全くピンがないのでリードする気にはなれません。名付けて北尾根左方カンテ(笑)。

そこから北壁の基部へ。久しくここは基部から登ってないので北壁をリクエスト!
松井先生もかなり久しぶりということでクライミングシューズに履き替えます。
下部でまずあそびましょうということになり、松井先生が真ん中ルートをリード。

これがその真ん中ノーマルルート。
この後左と右(もっともやさしい)を登ってから、松井先生が下から上までリード。

ピナクルにバックアップを取って今度は上部で遊ぶ。北壁は終了点のアンカーがしっかりしてないのと場所が悪いのも人気がない原因かなあ。
左から右端まで4ルート取れます。全部遊ぶ。



直上(左から2番目ルート)は手はカチガバですが、割と足が細かく一番難しいでしょう。MAXで5.8くらい?
あまり登られていないけど、ここ面白いですね。

帰りは上からラペル。8.6mm・60mロープで一気に下まで届くので、岩場の高さとしては30m弱と言うところですか。なので下からテッペンまで通しでほぼ35mのピッチ。金毘羅にしては長い。
今後もまた使いたいなあ。
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祓川貴広先生の神のラインをなぞって

2019年04月02日 01時03分37秒 | スキーテクニック編
祓川先生の真後ろを滑る所謂〝神のライン〟をなぞる練習です。
これは自分だけでは体験できないものを与えてくれます。
ラインどり、目線、切り替えのタイミングなどを知ることのできる絶好のチャンスです。
今回は祓川先生の後を滑って自分の悪いところを比べることにしました。
比べてみると目を覆わんばかりの自分の全ての欠点に気がつきます。

1コマ目:左ターンフィニッシュ
まだこれでもましな方で内倒もあまり目立ちません。

2コマ目:私の右ターン。
明らかに内倒しています。左脚が弱いせいもありますが絶対に治したいところです。

3コマ目:内倒したおかげで両足を伸ばすような動きが見られます。ストックを付く場所も最悪。
祓川先生に比べ股関節の曲げも全く足りません。

4コマ目:得意方向ですら祓川先生に比べると外向傾が明らかに少ないことが見て取れます。

このようにムービーを撮ってもらって同じタイミングで滑らせていただくと自分の欠点がはっきりと把握できます。機会があればぜひやってみたい練習方法です。
非常に調子が悪いときには祓川先生に前に滑ってもらってこの方法でフォームを矯正することができます。
作った画像を見ながら結構出来てたと思ってたのに、がっかりする自分でした(笑)
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