silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

でも楽をしたい(笑)

2010年05月20日 20時47分14秒 | スキーオフトレ
ええっと、まず、これは2010年5月6日エントリーのスキーの話とは関係ありません。
自転車に乗っていると、登るのが苦しくて仕方ない場所が当然あって、MTBなら降りて押すのはふつうのことなのですが、みんながすいすいと登っていく舗装路をロードやピストで押して歩くというのは結構こころに抵抗があるものです(笑)
オフトレなんだから気楽にやればいいのですけれども、、、やっぱり。ね。
今日は言い訳の日です。
クロモリロードは今まで前はコンパクト、後ろは~25Tを使っていましたがギブアップ。
昔からの人はコンパクトですら不格好と思われるようですが、MTBから自転車に入った私は抵抗がなくて何故後ろに32Tとかないんだろう?何故前のトリプルは格好悪いと言われるんだろう?と思っていましたが、トリプル化で重量増になるという実質的な害を除けば、それはおそらく美学の世界に入っちゃうんですね。
レーサーはこうあるべきであるというような。
で、それはもう嗜好の世界に入ってしまうのでアリだと思います。
自動車の世界でも恐らくそうなのじゃないか。座り心地が悪くて視界も悪い。エアコンディショナーの効きも悪い(或いは最初から装備されていない)スポーツクーペを乗るのは“いざとなれば素晴らしいスピードでサーキットのコーナーを駆け、時速200kmからのフルブレーキングも躊躇なくおこなえる”からだと思うのです。
実際にはその車を売るまで一回もその機会がなくたってそれは問題ではない。
低速でもスポーツカーの良さは味わえますが、それはほんの一端に過ぎない。けれどもスポーツカーと言うのはそれでいいのだと思うのです。
レーシングカーじゃないんですからね。
極論を言えば、市販されているスピードを争うもの総てはレプリカにすぎない。
なのでその味わいを知ることがその車両を所持する悦びだと言って差し支えないのではないでしょうか。
逆に言えば、そのオリジンを知ることなく乗っている人を見ると勿体ないなあと思うわけです。
あ、私の自転車のことか!

自らを追い込んでしまったので、ややこしい話はやめにして今回の改造点。

まずピスト(写真上)
サドルをカシマックス・ファィブゴールドからコンコールへ。
カシマックスは競輪選手が使っているという点でカッコイイのですが、臀筋の貧弱な私が実際に長時間使っていると痛くなる。




次にロード。
前述しましたように後ろスプロケットのギヤを最大27Tへアップ。
またサドルもピストと同じコンコールへ(Mia嬢UTB-0のコンコールが余りに快適だったのが誘因)。
登り対策でタイヤを23C→20Cへ。外径も小さくなり登りやすいはず。
トリプル化しないで登るためにはこれが限度でしょうか。
最初からMTBにスリックを履かせれば一番登りは楽なのではあるのですが。。。



おまけ。
京都市・岡崎の『蛸安』のたこ焼き。
だいたい蛸焼きとかラーメンはどこで食べてもそんなに味が変わらないだろう派?なんですが、これは敢えて書くほど美味しかったので載せておきます。

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自転車たち

2010年05月07日 14時25分53秒 | スキーオフトレ
私の自転車は筋金入りではなく、主にスキーのオフトレとして始めたものです。
ところがそれじしんでも大層面白いので自転車も趣味の領域に入ってしまいました。
子どもの頃から好きで、学生時代には自転車競技をやっていた方なぞに比べたら赤子のような中年ですが、それはそれでアリかなと思います。
いつだって何だって始めるのに遅いということはない(その代わりスキルは低くなるのはどうしようもありません)。
出発点はスキーと登山ですから、とっつきはMTBでした。白馬岩岳でダウンヒルの真似事を、当時あったnifty serveのFSKIER、BumpBump!!の仲間たちと始めたのが最初です。
当初は前サスがシングルクラウンでストロークも80mm程度、リヤのストロークも同じく90mm程度のVIGORE製のバイクでした。
このバイクは非常にバランスが良く、担ぎも出来る重さで、知人のniiya氏に譲ってしまったのを実は後悔しています(笑)。
とは言え、niiya氏と山へ行くときに登場しますので身近にはあるのです。
以下は現在家にあるバイクで、総てVIGORE製です。


手前からピスト、クロモリロード、アルミMTB(MTBはMia嬢のもの)
ピストはフルオーダーです。おそらくビルダー片岡聖登氏の最後のクロモリトラックレーサーになるでしょう。バンクで街中で活躍中です。
クロモリロードは現在リヤのスプロケット&メカ交換のためVIGOREに。




山ではこのアルミリジッド。前ブレーキを7inchから6inchに戻しました。このアルミリジッドは完成度が驚くほど高く今後もスーパーリジッドとして(私のはスーパーではない)継続生産されていくので心強いです。
ちなみに上の写真奥、Mia嬢のMTBはスーパーリジッドです。




街乗りで最高に楽しいのはこの二台。奥は言わずと知れたUTB-0、ドロハン仕様。これもMia嬢のものですがとにかく乗っていることが楽しい。たびたび借ります(笑)
このピストは無意味にそこいらを走りたくなります。
手前はベーシックなクロモリMTB。当初はマニトウのサスペンションを付けていましたが、フォークをカーボンに換え、スリックを履かせて街中、舗装ポタリング用に。
ブレーキもVなので、いざとなれば輪行も簡単です。少しハンドル幅を狭いものにしようかと画策中。普段の使い勝手が良く唯一のスタンド付き(片岡氏は嫌がりますが)。




モスボール中のダウンヒルマシン。
現在は実質、比叡山のダウンヒルも不可能になりゲレンデ専用といったところです。
しかしその気になれば、近くの里山ならば自走して行けます。んー、少々辛いですけどね。

なんでこんなに増えちゃったんだろう?
どれもこれも大切に乗ってゆきたいバイクばかりです。
コメント (2)
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楽をしていないか?

2010年05月06日 22時48分41秒 | スキーテクニック編
スキー歴も数年又は100日も越すと、自分なりにどうすれば滑れるか少しは分かるようになって来ます。
そこでチェックを受けないと大きな落とし穴に陥って次の段階へ進めなくなりますが、それはどの身体を使う運動でも同じことでしょう。
次の段階へ行けない、もしくは目指す斜面をうまく滑れない時こそ自分の技術的限界が来たと思ってチャンスにすべきです。
こんなものだろうと独りごちていると一部の才能のあるスキーヤーを除いて、独りよがりなスキーになってしまいます。つまり自分で思ってるほど客観的に上手くはないということです。
特殊な身体運動を要されるスポーツと言われるもの総ては、それをうまくこなすための合理的な“非日常的な身体の捌き”が必要とされます。
そのためには今までの自分の身体の常識に従っていては次の段階へ踏み出せません。
であるからこそ、インストラクター(指導者)は、生徒の今までの身体的常識を破るべく反復練習を強いるのです。そこで疑義を挟んではいけません。
そこいらは『日本辺境論』(内田樹:著、新潮新書)に詳しいので割愛しますが、とにかく『この人は上手い!同じようになりたい』と思えば、考え方、やり方に深く耳を傾けるべきでしょう。
レッスンを受けるのに楽な滑りをしてしまうということは(私のことですが)真剣味に欠けると言わざるを得ません。
新しい動作は身体に無理を強い、本能的に楽に動こうとする反応を抑え込むことでもあります。
外向傾ひとつ取っても、なかなか普段では用いない所作ですね。
拳法を学ぶ時には立ち方や歩き方、爪先の向き、指の角度まで細かく指定されますが、それでないと正しく力の伝わった打撃が出来ないからです。
スキーに於いてもそれは同様です(理論の飛躍はないか?)。
今回の私の課題はたくさんありました。
腕の位置が下がってしまう、左足谷足の時のスキーへの乗り込みが甘い、重心を落とし込むのではなくて脚部を伸ばして雪面を捉えようとする云々云々、キリがありません(笑)
それを直すための動作は、とても自分では不自然な動きなのですがそこを越せば上達します。
だいたいに於いて自分で『ユリイカ!』と叫ぶのと指導者の『そう!それです!』と言う言葉は一致します(稀に勘違いする人もいます)。
なので指導を受けるときは『今までの自分の経験則に照らし合わせて不自然で当たり前』なのです。
だから楽だと感じてレッスンを受けているときは、既にその動作が出来ているか、手を抜いて自分の今までのやりかたでやっているかです。
後者の場合、優秀な指導者はすぐそれを見抜きます。
せっかく自分が殻を破れる機会があったのでしたら(怪我をするほど無理をする必要はないですが)どうぞ楽をしないでトライしてください。
うまく行かなくて当たり前。しかし反復練習こそが次段階への扉です。
(頻繁に使用されるシナプスは、まれにしか使用されないシナプスに比べシナプス伝達の効率が高まる特徴がある)*1

写真はライン取りが崩れて来た私に後ろを滑らせて、これを矯正中のH川先生。五竜のラインコブにて。
最終的には15ターンほどで私は爆裂しましたが、この時にひとつステップアップを感じました!
ピッチが短く雪は腐っており、このラインに気後れしていた私はH川先生を視野に入れながら滑ることでいくつかの課題をクリアしていました。
二日間にわたるレッスンで『突き抜けたその一瞬』が一つでも掴めればこれは大した儲けものです。

*1:人体の構造と機能(原田玲子著・佐藤昭夫・佐伯由香編集、医歯薬出版p207)


日本辺境論 (新潮新書)
内田 樹
新潮社

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人体の構造と機能
原田 玲子,佐藤 昭夫,佐伯 由香
医歯薬出版

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白馬・五竜モーグル合宿

2010年05月04日 21時05分17秒 | スキー
KGB恒例のGW白馬合宿に行ってきました。
用があって行けないメンバーもいて残念でしたが、5月2日・3日と天候や積雪量に恵まれた愉しい連休でした。

今回の目玉は、さのさかA級ライダーの祓川貴広先生によるモーグルレッスン。ムービー係をして頂いたお連れのKFさんも全日本モーグル女子決勝まで残った経歴の持ち主で内容の濃いものでした。
技術的な話はまた後日として取り敢えずご報告。
皆さま今シーズンもお疲れ様でしたっ!
コメント (2)
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