silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

夏の京都

2012年07月28日 18時12分11秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
糖尿病で通院の方が、どれくらい降圧剤やスタチン等を服用されてといるのかを調べています。
思ったより少ない。特にインスリンの方は少ない。しかし自己注射ということであればGLP-1アナログの方は多めという感じです。
わりと意外な感じを受けます。
また経口剤が多く、コントロールに難儀している方も少なめな印象。やはりこれ以上服薬数を多くしたくないという気持ちが医療者側、治療される側の何れにもあるのかも知れません。
コストのこともあります。
そういう意味でも2型で肥満傾向の方は大変でしょうが、食事療法・運動療法でもう少し体重を抑制するだけで何とかなる。
3kg又は5%の減量が当院の今年の目標ですが達成はそう簡単ではないなという印象です。


さて偶には夏の京都らしい話題。。。かな?
木曜日は鳥居本の平野屋さん。
鮎のワタにはω-3が多く含まれているらしいですがワタシは苦手。鮎好きの方には”そこが美味しいのに!”と怒られそうです。
鮎を頂くなら年に一回、ここだけでいいやと言うお店であります。美味しいですよ。
帰りにおかみさんと話している所をmia嬢が撮影。


今日は昼から下鴨神社に行くという事で、実習・模試の準備があるmia嬢を残して三条から将軍塚。ちょっと走り足りないので五条まで降りて三条へ下ってきました。
途中で大変な発汗となったので試しにネットで購入したOS-1のゼリーを試用。味がどうこうは仕方ないですが効果は良いと思います。
それにしても最近は一人自転車が愉しくないので、一人の時はせいぜいつまらない場所で(いや将軍塚がつまらないってわけでは。。。市内から30分と手軽なので)脚を作ることにしています。


昼から『みたらい』に下鴨神社へ。無病息災、みんな平和でありますように。
帰りに高野川でヌートリアを発見!ほんとうに鴨川水系に生息してるんですねえ。この前の大雨で流されたかと思ってました。
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ロード定番ルート・新しい写真機・無低血糖世代

2012年07月22日 17時10分37秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
梅雨爾来、好天を呼び込むこと数度。
不安定な夏の天候ですがなんとか上手い具合に天気に恵まれています。
朝一番はやや曇天でしたので雲ヶ畑往復と考えていたのですが、持越峠を遠望するあたりから夏空が完全に戻ったため急遽→持越→杉坂→京見→鷹峯に変更。
mia嬢にも一度は定番ルートを走って頂きたかったのもあります(先週逆回りしようとしたら土砂崩れで通行止めだったもので)。


休憩ポイント。
ハイポトニック飲料50cLしか持参していませんでした(ここ杉坂と京見に自動販売機があるのが分かっていたため)。豫定変更など万一のことを考えるともう少し多めに持って行くべきかなと思います。


定番写真。
今日は茶屋はお休み。なかなか営業パターンが読みにくいのです。


先日京都駅前に所用があった時に、つい立ち寄ったビックカメラで購入したコンパクトデジタルカメラ。
スキームービー用には今は亡きSANYOのXacti DMX-CA9があり、一番レフはいまだ現役のCanon EOS 10Dがあり、普通のコンパクトはEXILIMを使っています。EXILIMは古く、また防水機能がないため新しいものを探していました。それにEXILIM携帯電話がありますし。
本来は開放値F2.8、広角側28mm相当、光学3~4倍ズームのものが欲しかったのですが防水となると条件は限られる。
オリンパス社製のF2.0の明るいレンズは魅力的ですが大きい。それに操作性に問題ありとのコメントが多く躊躇しました。
OM-1、OM-2、OM-10を使用していた時代もあるのでどちらかと言えば好きなメーカーなのですけど以前購入したオリンパス社製のコンパクトデジタルカメラが当時としては露出補正等一番融通の効くものでしたがインターフェイスが悪く、またXDカードだったこともあって余り使わなかった記憶があります。
なかなかお勧めだと思いますサイバーショット。おそらくメモリースティックのみでしたら永遠に買う事のなかった機種です。
Cyber-shot TX20 (1620万/光学x4) ピンク
クリエーター情報なし
ソニー


突如話はDPP-4阻害薬とSU剤のDoseに就いて。
府立医大のF井先生のお話にもありましたが、どうやらSU剤の減量時は思い切りDoseを下げても良いと最近思うようになりました。
二年間の試行錯誤で低血糖を起こさないよう、コントロールを乱さないよう非常に細かく調整してきたワケですが、DPP-4阻害薬がレスポンスする方であれば殆どの場合、ミニマムの量まで落として良さそうです。
グリベンクラミド10mg→1.25mgとかグリクラジド80mg→20mg又は10mg(半錠なので煩雑ですけど)ですね。グリメピリドはもともと余り使ってはいません。それでも3mg→0.5mgは目安として問題は少なそうです。
出来ればSUはない方が安心出来ます。
それにしても最近は『低血糖を知らない世代』が増えてきました。
インクレチン製剤でのみ(又はメトホルミン・ピオグリタゾン・αGIとの併用)治療をスタートした方達です。もちろん2009年12月以前もメトホルミン等のみでの方は同じですけど。
思わず低血糖のお話をし忘れているのに気付きパンフレットと説明を、念のためにしています。
コメント (2)
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この3日間で分かった事

2012年07月18日 23時56分15秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
補正しない写真。強烈な夏の陽射しのコントラストで路面は白くすっ飛んでいます。

真夏のロードバイクを用いた人体実験@じぶん
日曜日:(mia met)→北部クリーンセンター峠→鞍馬→岩倉
月曜日:(allein)→小関越→浜大津→山中越→帰宅
火曜日:(allein)→雲ヶ畑途中まで
いずれも13:00~16:00の時間帯。気温湿度とも最高潮。

※まず胃腸の能力が一番大切だと思いました。
脱水を避けるために早めに少量ずつ給水していても、腹部膨満となり、より以上の給水が不可能になる。
IsotonicまたはHypotonicスポーツ飲料を用いても飲めなくなる。
即ちいくら水分を補給出来る力が消化管に備わっているかが長時間炎天下での行動を可能にするキーポイントとなるということです。
点滴でもするなら話は別ですが。
いちどOS-1を試してみてもいいかなと思います。ソリタT3みたいなものかな?うむゼリーもあるな。一度トライしてみます。
あと甘い水分ばかりじゃ飽きるので塩気の効いた食品も交えてみたい。
よく使用するのは"まるごとおいしい干し梅"。。。まあ甘めですけど口当たりよし。
熱量補給も考えてコンビニおにぎりも一個は欲しい所、ってロードじゃ入れる場所に困るなあ。
おすすめなもの、教えて下さい。

OS-1 オーエスワンゼリー 経口補水液 200g*6個
クリエーター情報なし
大塚製薬工場
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夏の自転車

2012年07月16日 23時37分31秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
日曜日はmia嬢とロードで近所巡り。。。と云いますか京見峠も雲ヶ畑も江文峠もすべて払暁の大雨で通行止めでポタリングにならざるを得なかったのです。あちこちに傷跡を残した今回の梅雨明け前の豪雨ですから無理はしないことです。

月曜日はもう梅雨明けと云ってもいいでしょう。一人ロードで自宅→小関越→浜大津→山中越→自宅と回ったのですがこれがまあ熱中症寸前。気をつけてはいたのですが予想を上回る酷暑で、敢えて馬の背休憩所に一時避難。
ここ数年間はMTBでしたので、真夏でも木陰と土道のおかげで低山でもあまり問題はなかったのですがロードは要注意です。

気をつけて夏自転車を楽しみましょ~!
(※写真は浜大津港)
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DPP-4阻害薬4剤の違いを調べたいと思っても

2012年07月13日 23時28分45秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
この違いを知ろうとする事や、エビデンスが少しでもあるならそれを聞きたいという欲求は、ごく自然のことであると思います。
有用なのにまだまだ分からない部分が多く、また薬品という性質上、市販後でなければ分からないこともいくらでもあります。
効果の差はどれほどなのか。どういう症例にどれが最も効果的であるのか?
それら検討の積み重ねはすべて最終的には投薬を受ける人たちのメリットとなって返ってきます。

そこで某講演会で至らぬながらも分かる範囲で(最初はそんなにデータはないので発表等出来ないと固辞していたのですが)それでも叩き台になるのでしたらと、短期間でしか検討出来ていないという限界もありますが出来る事をやる。討論するというのが正しい姿勢かと思い、畏れ乍ら発表させて頂きました。某メーカーさん主導のものですが。
ところが『すでに先日のADAで話してたんだがDPP-4阻害薬の間にはそんな大した差はないので、比較するのはナンセンス』と、その場で仰った大御所がおられます。いやその発言が驚く事にギャラを受け取っている座長先生なんですよ!
まあKD病院のSY先生なんですけど。よっぽど特別講演の座長でしか呼ばれなかったのに頭に来られたのでしょうか(笑)
こっちはとんだとばっちりです。ちゃんとオープニングリマークスとかやらせてあげなさいよ主催者さんも。
それにリナグリプチンって世界に出てそんなに時間が経っていましたっけ?誰が『DPP-4阻害薬の間にはそんな大した差はない』と云えるのかしら?
そうおっしゃるのであれば、多分今後はGIP-1アナログの差や、インスリンの差、SU剤の差(また降圧剤に関して言えばARB間やCCB間の差)に関しても今後は口を噤まれるのでしょう。
ADAで何を適当なつまらないお話をされていたのか分かりませんが、たといその場にいらっしゃった偉いさん達がそういうふうに結論づけたとしてもそれこそ何の根拠もないし、日本人のエビデンスも市販後のものは、非常に少ないのではないでしょうか?
このような事は書きたくないのですが、ネクタイもしないで、まるで自分の会のように振るまい、メーカーさんが呼んできたチッポケな演者にケチ付けるっていうのもケツの穴が小さいとしか云えません。おっと失礼、狭量としか思えません。
何かしらの焦りやトップからの疎外感、保身、また今やさほど実地の診療に心血を注いでない、実はご自分で使った事がないことからの妬みとかそういう理由でしょう。他を貶して自分を大物のように見せるというのは実に分かりやすい構造ですが自ら気付きにくいんですよね。回りが持ち上げていると。
実地臨床家は薬の使い分けや効果に非常に細かく気を遣うものだということをご存じないようです。ほんの少しのデータの変化にも敬意を持つべきです。服用されている方たちからの貴重な贈り物として。
大場所から大場所へ移動してばかりだと見えにくいものがあるのでしょう。
そう考えると可哀想ですね。
老いた大物は裸の王様だったという落ちは余りに分かりやす過ぎて。。誰ですか?ハシゴ外しちゃったのは?
私たちにもメーカーさんにもその責任はあるのでしょう。

出ると叩かれるってのもあるでしょう。嫌な思いをした事も今回が初めてではありません。
でも学術的な話ならともかく(といより歓迎)、そうではないことに神経をすり減らすのはもうまっぴらです。
お話をお受けする際には(呼んで頂くのは有り難いですが)、主催側をよく見定めないと酷い事になりますよという話でした。
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ツール・ド・インクレチン(Le Tour de Incretin)

2012年07月04日 23時59分38秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
来週の講演会に備えてシタグリプチン・ビルダグリプチン・アログリプチン・リナグリプチンの4つのDPP-4阻害薬のprofileを掴もうとデータを入力していました(やっと一段落)。
そこで面白いことに気付きました。
以前(2012年6月)に4剤比較して発表した時は投与期間がばらばらでした。で仕方なく投与前と投与後のデータで比べたのですが一番少ない薬剤の観察期間は2.5±1.0ヶ月、長い薬剤は15.0±4ヶ月と大きな開きがありました。
なので今回は全てのDPP-4阻害薬を投与前から3ヶ月に区切り、それで検定をしました。
たぶんにpleiotropic effectというのは期間が長くなれば有意差が出やすくなると思います。けれど若干他の因子も絡んでくるでしょう。
そういう意味では3ヶ月というのはなかなか良いのかも知れません。
ビルダグリプチンなどは単剤で12ヶ月追いかけると血清クレアチニン値が下がったり、GOTが上がっちゃったりおもしろprofileを見せる薬なのですが、3ヶ月にするとGOTなど却って下がっている(有意差なし)。クレアチニンは上げも下げもせず。
どちらが本当か?どちらも本当なんでしょう。
私のデータだけじゃなくて色んな皆さんのデータで検討してみたいです。

にしてもツールドフランス(Le Tour de France)は回りの景色を見ているだけでも楽しいです(J-sport契約してますラグビー観るために)。
写真…今は亡きパンターニでいいじゃないか。
伴走の自動車を観るのも愉しい。
WRCにしても自転車競技にしてもアルペンスキーにしても旧大陸のスポーツは味があります。
とか云って新大陸のNASCARとかドラッグレースもとても好きなのですけど。
日本にはない“乗り物の歴史”が面白いのです。
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