silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

オフトレ開始

2007年04月26日 11時20分15秒 | スキーオフトレ
4月21日(土)に、ほぼ半年ぶりにMTBに乗ってきました。
今年は雪不足で、気軽に春に行ける奥美濃が全滅なので早めにオフトレにシフト。

オフトレと言っても、それ自身で楽しめるものしかやりません。
コースは
岩倉→繁見坂の峠→静原→坂原峠(お墓のある峠)→岩倉
という、いつものコースです。
意外と心肺能力は落ちていませんでしたが、追い込み過ぎて脈拍を上げ過ぎました。
勿論今回はクロカンバイクで行ったのですが、虫や薮が多くなると比叡山のダウンヒルに徐々にシフトして行く予定です。

半年放置していたMTBは、オイルディスクブレーキにエアが入ってしまい、降りてきた時には殆ど後輪はブレーキが効かない状態でした。
今度、フロントをXTRの7inchにしますので、その際にパッドを含めブレーキまわりメンテナンスも全てやって貰う予定です。
ダウンヒルバイクも、ブレーキオイル交換しなくちゃなあ。

スキーは残りGWだけとなりました。
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ショートピッチのラインコブ

2007年04月17日 10時52分07秒 | スキーテクニック編
TN氏の大きなコザック。見ごたえありますね。
彼によるとバラけてしまっていまいちだったとのこと。そうでしょうか、エアの下手な私には凄く迫力あって上手く見えます(笑)。

さてショートピッチのラインコブの処理を比較してみます。緩斜面でコブは浅め。
1コマ目:TN氏はラインのボトムまで落ちることなく、まっすぐなライン取り。上体のトルソーが全く崩れないのが素晴らしいです。
2コマ目:U氏も常に前向きなスキーヤーなのですが、いつもスキーのバラけが気になります。決して重心が遅れたりしているのではないのに、何故か、です。
密脚のイメージが少ないからでしょうか?本人に訊いてみたいところです。
3コマ目:私。なんかちまちまとまとめようとしていますねえ(笑)。スキートップの向きを見ると一発でライン取りがコブを回し込もうとしているのが分かります。

ついでに今シーズンの報告。
驚くほど滑走日数が少ないのは(今で20日弱)寡雪のせいもあります。調子が出てきたのは3月も下旬になって来てから。
しかし寡雪のせいで、いつも行かない関越のスキー場も楽しめ、それはそれで面白いシーズンでした。
神立やたんばらは、今後もちょくちょく行ってみたいスキー場です。

あとは5月のGW連休で打ち止めとなるでしょう。
今シーズンもあと少しです、課題を持って遊びたいなと思います。
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バンクターンによるラインコブを、モーグルスタイルで

2007年04月09日 01時54分19秒 | スキーテクニック編
最近モーグラーの数が減っているのに伴い、人工モーグルバーンも少なくなってきています。
その代わり基礎スキーヤーによるバンクコブが増えています。これはカービングスキーの隆盛によるものと密接に関係があります。
しかしながら、ある意味それはチャンスで、そこでモーグルの練習も可能です。
但し、相当間延びしているのと掘れが深いので、その溝の奥に落ちてしまわないような滑りをしなければなりません。

左の連続写真と右のシェーマの番号は対応しています。
赤ラインがフォールライン。
黒ラインがバンクターンの軌跡。
青ラインがモーグルターンの軌跡。

1コマ目:左ターンの谷まわり。そこからバンクコブの底へ向かわないで針路を真っ直ぐにとります。
2コマ目:右ターン山回り部分~マキシマム。短時間で縦に板を踏みます。ここでスピードコントロールを行ないます。板を逆斜面に押し付ける感じ。
3コマ目:若干遅れ気味ですがちょうど切り替えに当たる部分。
4コマ目:右ターンの谷まわり部分。スキートップは先落としされています。但し、私の悪い癖である、右手のストックリングの先行がありません(1コマ目では出来ている)。

勿論モーグル板でもバンクコブをバンクターンで滑ることは可能ですが、トップのシャベル部分がないだけに基礎板でターン外側に押し付けるような動作は不得意です。
しかしながらモーグル板の特性を生かして切り替えを素早く、真っ直ぐなライン取りをすれば、基礎スキーのバンクターンより明らかに直線的でシャープな滑りが可能です。
但しバンクターンよりもスピードも出ますので、筋力と素早いクイックな操作が必要となってきます。

※バンクターンの滑りが悪いと言うわけではありません。落下速度は遅くともターンスピードは速く、うまい基礎スキーヤーの滑りはダイナミックで見ごたえもあります。

<key words>バンクターン・直線的・コブの滑り方・モーグルの滑り方
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ラインコブの滑り方と板の性質

2007年04月03日 00時57分50秒 | スキーテクニック編
この日のスキージャム勝山のラインは典型的な縦のラインコブでした。
勿論板を回し込んでも滑れますが、むしろそれだと深いコブの谷間に落ちてしまい無用な運動量が必要となります(基礎スキー的な滑り)。
それよりは肩から肩へとまっすぐに滑り降りる方が合理的です(モーグルスキー的な滑り)。

ラインコブの滑り方のポイントですが、私(写真C)はコブの盛り上がっている部分にまっすぐスキーを押し付け、板を捻らずに前傾を強くして踏むように心掛けています。
2007年2月27日のエントリーにも書きましたように、重心を充分に下に落とし込むことが出来ていると、それは爪先を上げるという表現でもいいでしょう。
何故スキー板を捻らずに、まっすぐブーツのタン方向に踏むだけでターンが出来るのか、またそれにより減速出来るのかを不思議に思う方がおられると思います。
その理由はスキーのサイドカーブ(とベンド)です。
まっすぐ踏むと言っても、当然谷足を踏むわけですから自然とサイドカーブなりに板はしなってターンが始まります(勿論その時にはスキーのたわみも関係しますが話を単純化するためにサイドカーブのみで考えて下さい)。
それを無理にターンしようとして下肢を捻ると、テールがずれて直線的な滑りになりません(タイムが上らない)。
まっすぐ踏んで、板のなるままに任せておけば良いのです。

時々、基礎板だからラインコブは滑れないと言うスキーヤーがいますが、それは大きな間違いです。
おそらく基礎のショートターンのイメージを持っているから直線的に滑れないのです。
基礎板のサイドカーブの強いものでも写真のような滑りは可能です。ただサイドカーブが強い分だけターン弧は深くなりタイムは落ちますが。
モーグルの板がサイドカーブが浅くて細いのには理由があるのです。
直線的に滑るためと言うことと、切り替えが早くなると言うことです。
基礎板やSL板で、モーグルバーンのコブは滑れないと言う話をさんざん聞かされてきたので、敢えてSL用の板やサイドカーブの強い板で滑ったことは何度でもありますが、全く問題無く滑れます。
ただ先程書きましたように、モーグル板程は直線的にはライン取り出来ないと言うだけです。
トップやテールが広過ぎて滑れないとか言う方もおられますが、それは板のせいではなくて単に滑り方の問題と言えます。
特にテールが引っ掛かる等と言うのは後傾以外の何ものでもありません。

長くなりましたが比較写真を検討。
Aのスキーヤー(T氏)は技術的にも大変うまいスキーヤーで、板も3人の中では最もサイドカーブのない、180cmの1080mogulを履いていて、素晴らしく直線的に攻めておられます。
動画で見るとまるでターンしていないように見えますが上質な滑りです。
Bのスキーヤー(U氏)は3人の中ではサイドカーブの一番強いHARTのQuestを履いているので余り直線的ではありませんがアグレッシブな滑りです。
Cのスキーヤー(私)はちょうど2人の間くらいのサイドカーブを持つHARTのF-17を履いているのでライン取りも中間的でした。
勿論直線的に滑れるのは板のせいではなく、AのT氏のテクニックがずばぬけて優れているせいであるのですが、板がその滑りを左右しているのも確かです。
上体の方向、目線、ストックリングの位置、密脚、ライン取り、スピードなど見習いたい滑りです。
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ラインコブの滑り、横から比較写真

2007年04月02日 10時35分52秒 | スキーテクニック編
本日は、溝コブでの側面からの検討をしてみます。
ちょうどコブの膨らみを越す部分でムービーを切り取りました。

1:下の私の写真は前圧不足。上体の斜面下への向かい方とスネ角を比較すれば容易にその差が分かります。
上のT氏はしっかりとスキー板を踏みつけて荷重しています。

2:もう一つは山側ストックの位置。この写真では右手になります。
私も手は前には出てはいるのですが、それが不足気味なのと、何と言っても致命的なことはストックリングが後ろにあるままなことです。
これでもっと早いピッチなどになると遅れの原因になります。

これらがスピードの差、際どい場面での処理の差になって来ます。
真横から検証するとこれらのことがよく分かりますね。モーグルの滑り方を検証したい時は、たまにはコース途中から撮影する事が非常に有効です。
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