silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

今期初滑り(とARMADAのインプレッション)

2006年12月26日 17時03分57秒 | スキー
やっとスキーに行ってきました。
本当に雪が少なく、ここタングラムスキーサーカスも一番ベースのリフト一本のみ稼働です。
そんな状況でのものですから余りスキーインプレッションとしては相応しくありませんが、一応アルマダAR6の印象を。
フリーライド板にしては腰がある方だと思います。
カービングはやって出来ないことはありませんが、やる必要もないでしょう。
スライドでの小回りには特に力は要りませんが、定石通りきっちり前に乗らないと苦しくなります。
(元々バインディング取り付け指定位置がスキーの真センターなので、滑りを考えて1inchセットバックして貰いました)
非常に小さな段差を飛んでみましたが、171cmにしては着地安定性は良いと思います。
意外にセンター附近がフレックスもトーションも強めなのが印象的でした。
サイズ的に、気軽に扱えるのでこれ一本でも遊べると思うと気が楽です(整地カービングは除く)。
ちなみに少しだけ出来かけのコブがあったので入ってみましたが、特性は素直だと感じました。恐らく人工モーグルコースは問題無いと思われますが、深い自然コブは滑ってみないことにはコメント出来ません。
コメント (2)
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ARMADA AR6(アルマダAR6)

2006年12月19日 01時25分50秒 | スキー
以前から気になっていたアルマダを購入しました。
DVDであれだけ焚きつけられてよくぞ今シーズンまで我慢したなってところです。
本来は私程度で履ける板ではないと思うのですが、一度は試してみたいということで無難に171cmを購入。
近いうちにインプレッションを書きたいと思います。
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スキーとモーターバイク(スラローム編)

2006年12月05日 00時15分48秒 | スキー
スキーとモーターバイクの差は何かと言えば、前者は落下重力を利用して、後者は内燃機関を利用して進んだりターンしたりすることだと思います。
以前例に挙げましたようにスキーの動きを説明する時に、他の運動を例に挙げて喩えるのはインストラクターや指導者としては相応しくないと今でも思います。
例:オフロードバイクのサスペンションのようにコブを吸収する。
これではオフロードバイクを知らない人には何の説明にもなっていません。
なら普遍的な他のものならいいのか。例えばもっと日常的な自転車だとか。
それも一概に良いとは言い切れません。動きを意識して自転車を乗っているのは一部の自転車愛好家のみです。
こう入力すれば、自転車はどう傾いてターンを始めるとか、そんなことは殆どの人が考えずに足として利用しているだけです。

しかし今日だけは、敢えて反対の立場から技術論を書いてみましょう。
つまりスキーはうまく滑ることが出来るのだが、モーターバイクをうまく操れないと言う時のスキーヤー向けアドバイス。
勿論、私はモーターバイクの超初心者なので、この話は教習所レベルの話です。
で、今日はスラロームについて(本日のエントリーは明確にある人の事を意識して書いています)。

教習所での普通二輪のスラロームのタイム設定は8秒です(ちなみに大型は7秒)。
スタートラインからフィニッシュラインまで、5本のパイロンの間を縫っての走行です。
スキーヤーでも、特にスラローム競技をやったことのある人なら、たやすく走行ラインをイメージ出来るのですが、そうでない基礎スキーヤーやモーグラーでも同じイメージを持つことは難しいことではありません。
ポイントはまるっきりスキーのターンと同じ。

1:谷回りをしっかり取って方向づけをして山回りで落とされない。谷回りがないと、所謂「落とされる」滑りになってしまい次の旗門(パイロン)の前でターンが詰まってしまい、一気にそこで方向変換しなくてはならなくなります。
2:丸いターンイメージを抱く。これは結局1:の谷回りを作ると言うことと同じことです。やみくもに突っ込んで行ってターンの最後に減速すると言うのは、スキーのターンとして非常に質の低いものであることは既にご存知でしょう。
3:視線の先行(ある種のアンティシパスィオン)はスキーと同じ。2~3個先のパイロンを見ましょう。そうすることにより下半身が(バイクが)安定します。
4:パイロンの横を通過する時にバイクを倒し込みますが、スキーで言うところのターンマキシマムにあたります。ターンのピッチが細かいので上体は比較的立ったまま、スキー板を外に向けて踏む瞬間です。
5:ここからバイクが起きてきて次のターンへの切り返し部分はスキーで言うところの重心の入れ替えが行われるところです。
強くバイクを倒し込んでスロットルをあけるとバイクは横から身体の下に戻って来るでしょう。これはアバルマンの動きと変わりません。アバル(呑み込み、抱え込み)をする時点がバイクが一番起きている部分です。スピードが出過ぎて谷回りにうまく入れないと思ったらこの部分でリヤブレーキのみでスピード調整すべきです。
6:山回りにあたるターン後半は(パイロンを過ぎてからの部分)、ただ軌道に乗っているだけで十分です。但し次の谷回りの準備はしなくてはなりません。
これらは上体のリラックスとニーグリップ(又はレッググリップ)が出来ていることが基本になります。
スキーで言えば、ニーグリップはスキー板への体重や筋力の押し付けと言う表現がいいでしょうか。スキーから重みを取り除かない、常に雪面を押している状態が一番安定しているのと同じように、バイクも荷重されている方が安定していると思われます。
この説明はスキーと同じで「出来る人にだけ分かる」表現である危険性を含んでいます。

正直言って、初歩的であれカービングショートターンが出来る人には、モーターバイクに於けるスラロームはまるきり同じですよと伝えるのが一番です。
ただバイクと言う慣れない重いものを操らねばならないと言うことと、こんな重いものを倒し込んだら転倒してしまうと言う恐怖が障壁になると思います。
しかしながら、あなたは急な斜面で、下に向かって飛び込みながらいつもターンを続けているのですよ。
また綺麗な圧雪斜面でハイスピードカービングをする時は、モーターバイクの限界角度以上にスキーヤーは身体を倒し込んでいることを忘れないで下さい。
コメント (1)
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