昭和42年作の日本のアニメ「マッハGOGOGO」がハリウッドで実写化。タイトルは「SPEED RACER」。もともと米国でこのアニメが放映されたときのタイトルがSPEED RACERだったのでそれを踏襲しています。
汐留で映画のプロモーションイベントを先日やっていました。写真は、映画で使われる、主人公が乗る車と同じデザインです。
「マッハGOGOGO」はパーフェクTVのアニメチャンネルでも放映中です。
車ものといえば、しげの秀一の漫画「頭文字D」が昨年台湾で映画化されていましたが、ハリウッドでは日本発の車関連コンテンツの映画化は初めてではないでしょうか。
「マッハGOGOGO」は「ヤッターマン」などタイムボカンシリーズでおなじみのタツノコプロ制作。
ちょっと前の世代だと。「新造人間キャシャーン」「科学忍者隊ガッチャマン」「みなしごハッチ」などを思い出すのでは。スタジオジブリの各作品の絵に共通項があるように、タツノコプロの各作品にも、特に男性の顔つきなどに類似性が見られます。作画デザイナーの方が一緒なのでしょうか。
タツノコプロの作品一覧。ここの会社の懐の深いところは、それぞれの作品紹介で、その当時流行ったアニメ、ということで他社のものも掲載していることです。
あなたはいくつ覚えていますか?
また、「タツノココミュニティ」のコーナーでは、自社で昭和48年に作った「けろっこデメタン」の絵本が面白おかしく茶化されており、遊び心のある楽しいサイトです。
韓国で大人気だったガッチャマンをはじめとして、台湾、米国などでタツノコプロ各作品の海賊版がいくつも作られていたことがタツノコ世界遺産 を見るとよくわかります。
20数年前の作品ですと、いまさら知的財産保護ということは通じない/労力を払う意味がないのかもしれませんが、せめて各国のかたがたにオリジナルがどこかということは認識していただけたらうれしいと思います。
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