ちょっと前のことになりますが・・・土用丑の日の一日遅れで穴子の白焼き丼。
土用にうなぎ、のいわれは、エレキテルで有名な平賀源内が知り合いのうなぎやさんのために考えたキャッチフレーズだそうです。くわしくはコチラ
名古屋のひつまぶしも美味しいですが、福岡県柳川のせいろ蒸しもなかなか。
①炊きたてご飯にたれをまぶし蒸す②うなぎを蒲焼にする③ご飯の上にうなぎをのせさらに蒸す、という手の込んだうなぎ料理です。錦糸卵との相性もぴったり。ふんわりうなぎもさることながら、タレ蒸しごはんがおいしい。
買い物に行ったところ、めずらしく生のアナゴが売っていたので今日はうなぎならぬ、穴子の白焼きにしました。ご飯は柳川風に。白焼きと味付けご飯の組み合わせが個人的にはベストマッチ。
献立
・ 鯛のあら汁の煮こごり(鯛のあらを昆布と煮てスープを取る。冷蔵庫で冷やすと天然のゼラチン質で固まりジュレ状に。みつばを散らす。もちろん温かいお澄ましでもGOOD)
・ エリンギの煮浸し(柚子皮の千切りを入れた出汁でさっとゆで、出汁ごと冷やす)
・ ブロッコリーとにんじんの甘酢漬け(生で食べるブロッコリーもおいしいですよ)
・ 穴子白焼きと柳川風ご飯(下述)
穴子白焼きと柳川風ご飯の作り方
1)タレを作る。さとう、みりん、しょうゆ、酒を煮詰める。隠し味に生姜ひとかけら。
2)ご飯を炊く。水量はタレを入れてちょうどいつもの量になるくらい。味加減は好みもあると思いますが、タレを入れてかき混ぜ「薄めの味付けのお吸い物」くらいで。炊き上がった後いくらでもタレは加えられるので控えめに。
3)錦糸卵を作る。水溶き片栗粉を入れて卵を薄焼きし、さめたら細く切る。好みで砂糖を入れてもいいと思いますが、ご飯が甘めなので今回味はつけませんでした。
4)穴子は塩、酒を振りグリルで焼く。
5)(できあがり)ご飯、穴子、錦糸卵を盛り付け大葉のみじん切りとわさびを添える。タレをかけたい方はお好みで。
錦糸卵はいつも多めに作って冷凍しています。片栗粉が入っていれば冷凍してもすが入らないので。凍ったまま冷やし中華やそうめんなどつゆを張った冷たい麺に乗せれば、麺も冷えて一石二鳥。冷凍するとぱりぱり崩れやすくなるので、先に細切りにしてからにしてくださいね。そのほうがすぐ使えて便利でもあります。
スープを取ったあとの鯛のあらについている身を細かくほぐして炒れば自家製でんぶの出来上がり。炒った後フードプロセッサーにかければさらに細かくなります。わざわざ鯛の切り身を買わなくても、残り物利用で十分。巻き寿司以外にも、ゴマと混ぜてふりかけなどいかがですか。市販のショッキングピンクに着色されたでんぶが苦手な方は、試してみてくださいね。
うなぎ伝説あれこれ
鯛のあらをつかって出汁をとった鯛茶漬け、桃のスープもお帰り際にご覧ください。
遊びに来てくださいましてありがとうございます。おいしそうとおもっていただけたらブログランキングへの投票(ここをひとぽち)お願いします。