久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

意見を言うということ

2015-07-24 10:39:36 | Weblog
 30年近く仕事をしてきて、それも30代からありがたいことにチャンスをいただいて、行政の審議会や委員会などの委員をさせていただいたおかげで、自分の意見を言う機会が兎に角多いです。

 初めの頃は自分の意見と言われてもあまりありませんし、多少あったとしてもそれを会議の場で言うということは、それは緊張しますし、勇気がいることです
 若い頃はその緊張感、プレッシャーをバネに、兎に角しっかり事前の資料読みをし、その委員会で自分に期待される役割を確認し、自分の意見をある程度考えておくようにしてきました。

 そうしながら、会議ではひたすら人の意見を真剣に聞くことをしてきました。どのような視点でどのような意見をどのように組み立てて話されるか。専門分野は別としても、毎回、「そうか、そういう考え方もあるのか」「なるほど、あーいう言い方をすればいいのか」と感心させられる発言があり大変勉強になります

 今年も6月からぼちぼち、そして7,8,9月は行政の審議会・委員会のオンパレードです。審議会によっては、年に1回きりというのもありますが、私がこのところ毎年係わっている審議会・委員会はこの夏場に数回集中し、それも内容的にはなかなか重たいものがいくつかあります。

 
 今年ちょっと大変なのは、「福岡市男女共同参画審議会」です。この審議会は、毎年この時期に、昨年の事業の重点項目をチェックし、課題を確認したり最終的には事業評価をする仕事です。そこに今年は、「第3次の福岡市男女共同参画基本計画」策定の年になっているので、審議会の回数も多いし、部会でも審議が多くて大変です。

 今週水曜日、第2回目の部会があり、私は部会長をしているので、当日は進行管理、すなわち司会もしなくてはいけないので、通常の審議会の一委員のように気楽に自分の意見だけを言えばいいのと違って、結構緊張しました

 まあ、しかし長年やってきたテーマですし、特に3年前から女性の大活躍福岡県会議での活動もありますし、現在の課題や国の動きなどもある程度分かっているので、何とか終えることができました。
 次回3回目は2週間後、ここで部会としての取りまとめをして、本審議会で審議されるので、次回が大変です。


 もうひとつ、毎年この時期行われる、福岡市の行政評価、すなわち事業の外部点検。これもなかなか大変な仕事で、13時から17時半が2日、10時から18時までが1日と、かなりハードです。
 しかし、これも毎年行政部の方々と議論を重ねながら、局や区ごとに1事業を選定しじっくり議論をするというやり方になってから、長時間にはなりますが、中身が濃く、成果も出てきているようでやりがいがあります。
 そう考えると、毎年暑い中この仕事も大変ですが、いよいよ来週からスタート、頑張ろうと思っています

 この他、市の中小企業審議会、県・市の環境審議会・部会、国の行政苦情救済推進会議などなどまだまだ続きますが、私のやってる分野で私なりの意見を言っていくことをこれからも続けていこうと思っています