久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

10月の忙しかったこと・・・

2015-11-02 17:40:58 | Weblog
 11月になってしまいました。1か月ご無沙汰していました。久しぶりに訪問者数や閲覧数などを見ると、書いていないのに見て下さっている方々がいらっしゃるのに感激過去のも良く見てくださっているようです。
 そういえば、仕事関係のある方からメールで、「メールの返事がないなーと思っていたら、海外だったのですね。ブログで見ました」と連絡があったこともありました。


 兎に角10月の慌ただしかったこと。10月5日~12日まで南イタリアに行っていました。ナポリや北の方の観光都市は行ったことがありましたが、今回は、風光明媚なアマルフィ海岸、トゥルッリと言われるかわいらしい家の並んだアルベロベッロ、洞窟の街マテーラなど、各都市2泊づつで少しゆったり、おいしいイタリア料理とワインを楽しんできました。気候も良く天気も上場。ナポリの地下鉄で美術館・博物館めぐりも楽しかったです。


 そして何ともハードなスケジュールの10月だったのは、11日の朝早くナポリを発ち、フランクフルト経由、12日羽田に帰ってきて、それから夕方やっと福岡に到着。次の日13日は朝8時半の便で羽田経由稚内へ。
 初めからこのスケジュールは分かっていて入れており、これまでの経験から海外から帰っても次の日から仕事しているので大丈夫かなと、思っていましたが、全然平気でした。
 
 私の場合、海外旅行の飛行機の中で、十分映画見て、少し食べて、よく眠れるし、現地に行けば現地時間に自然に適応できるので、ほとんど時差を感じたことがないのです。よく、時差で眠れないとか、しばらく具合が悪いという人がいますが、きっと鈍感なんでしょうね、時々変な時間に目が覚めることはありますが、気にしないことにしていますので、体調は変わりません。

 
 今回の稚内は、原子力発電所から出る高レベル廃棄物の処分場の地層処分実験施設、幌延深地層研究センターの見学でした。日本には現在岐阜県瑞浪市と稚内の2か所に実験所があって、今回ヘルメットにツナギ、長靴を履いて360m近く地下に降り、坑道の様子やどのような実験をしているのか説明を聞きながら見学してきました。
 勿論、ここが最終処分場になるのではなく、あくまでも実験所。高レベル廃棄物はガラス固化体と言われるガラスに混ぜた塊を頑丈なステンレスの入れ物に入れ、何重にも覆って地中に埋める計画で、そのために、地層や地下水、岩盤などの調査研究をしている所です。
 日本はだいたい2つの地層に分けられ、岐阜県瑞浪市では結晶質岩地質の実験を、稚内は堆積岩層の実験を行っています。最終的にはどのくらいの深さの所に、横にして並べるのか、立てに保管するのか、どのように並べると効率よく安全に埋められるのかなど、まだまだ実験は続くということです。
 すでにかなりの量の廃棄物が出ているので、もう待ったなしの状況です。まだ処分地は決まっていないので、やっと国が本腰を入れて処分場を検討するようです。

 原子力を廃止したとしてもこれまでの廃棄物はどうにかしなくてはいけません。日本のエネルギー、資源事情を考え、これからも国を支えていくために、また温暖化など地球環境を考えた時にどのようなエネルギーの選択をするか、廃棄物処分をどうするかなど、自分たちのこととして考えなくてはいけないと思う視察となりました。


 一昨日、土曜日は、朝8時半から修猷館高校に話に行ってきました。社会人による出前講座です。私は10年以上前から行ける時だけですが、これまで5,6回は行っているようです。
 1時限目、2時限目それぞれ25名の講師が名を連ね、生徒たちが好きな講座を選んで参加するのです。
 私は1時限目でしたので、9時から10時25分まで「男女共同参画社会って?」という題で話しました。男子生徒4名を含む20名弱の生徒たちは、とても熱心に聞いてくれ、ついつい力が入ってしまいました。
 もっとディカッションになるような構成にすれば良かったかな、どのくらい伝わったかなとアンケート結果が楽しみですが、毎回高校生に話すのは難しいなーと思います。でもこれは知っておいてほしい、考えてもらいたいということは伝えたいなーと思い、出来るだけ都合をつけて行くことにしています。こういう事業が10年以上続いているって素晴らしいことですね。
 
 終わって、天神に出て食べた早めのランチのおいしかったこと!
 10月中、12月に発行する情報誌の営業に行ったり、胃がキリキリ痛むような仕事の毎日ですが、この年齢でいろいろな経験が出来ること、多少でも必要とされているのは嬉しいことです。
 土曜日の午後、そして珍しく日曜日も家におり、溜まった家事をしたり、本を読んだり、休養が出来た週末でした。