久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

年度末、行政の仕事の締めくくりの時です

2015-03-26 15:59:00 | Weblog
 毎年のことながら、3月は行政の会議、受託している仕事の締めなどなどで手帳は真っ黒です。特に、行政が助成金や補助金を出している事業の審査会は、どうかすると1日、半日2日に渡ってというものもあります。

 長くやらせていただいている商店街の活性化事業の助成審査会、そして年度末の報告会はとても時間を取られる仕事です。しかし毎回、疲れますがとても楽しくやりがいのある仕事だと思っています。
 昨日も13時から、報告会と今期の検証、そして来期の説明・意見交換なども含めて18時近くまでかかりました。
 
 毎年審査していると商店街やその地域、そして行政施策の変遷を感じることが出来ます。福岡市の商店街施策も感心するほどに毎年我々の意見を聞き、時には検討委員会を立ち上げ、兎に角よく外の声を聞いて、それを年々の施策に反映していると感心します。一生懸命さを感じます。

 昨日の報告会が終わっての協議会でも出ていたのですが、長くやっていると商店街が出してくる申請事業が変わってきているのが分かります。
 昔は、国の補助金を使ってではありますが、アーケードを作ったり、おしゃれな舗装をしたりというハード系の時代から、ソフトに移行しており、イベントやマップ・小冊子への助成、さらに進んで、HP作成、そして、今年はまた少し変わって、中身の濃い冊子、小さなイベント、バルなどへ変化していきています。

 また5月には新年度の審査会がありますが、審査会でも報告会でも、商店街の皆さんプレゼンが上手になられ、時間でベルが鳴り着られるということもあるのでしょうが、短い時間の中で一生懸命思いを語られています

 数年前まで福岡県の大店法の委員をしていたのですが、ここは、申請してくる大型店の進出を審査して意見を言うところですが、いつも大型店が進出すると周辺の商店街はどうなるだろうかと心配していましたが、私の見る限り、福岡の商店街はがんばっていると思います。

 まだまだ個店の魅力アップや接客サービス、地域との連携など課題はありますが、商店街が一丸となってお客を呼ぼう、お客に喜んでもらおうと取り組んでいるところは元気があります。
 私たち消費者もがんばっている商店街は応援していかなくてはいけませんね。年取ってから、車も乗れなくなった時、郊外の大型店だけではそれこそ〝買物難民″になってしまいます。それからでは遅い
 そのような思いもあって、来年度も商店街活性化に係わっていくつもりです