久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

総理官邸へ

2013-07-10 08:04:02 | Weblog
 これまでの人生の中で、今一番忙しいかもしれません。勿論これまでも集中的に忙しい時は多々ありましたが、このところのようにずっと忙しいことはなかったような・・・一度に10種類ぐらいの仕事をかけもちでしているような状態です。
 ですから、いろいろな経験が出来て、いろいろ考えることがあって、書きたいことは山ほどあるのですが、ブログを書く時間がないのです

 でもこれだけは、ちょっと経験できることではないので、書いておきます。
 6月の初めでしたでしょうか、突然、森まさこ内閣府特命担当大臣から、懇談会の招待状が届きました。それも総理官邸で考えてみると、5月に内閣府の若者・女性の活躍フォーラムに出させていただいた関係でご招待になったようです

 懇談会だけではなく、当日午後から男女共同参画フォーラムもあるというご案内も入っていたので、折角の機会、行くことにしました。
 当日、少しゆとりを持って早い便で東京に行き、午後、メルパルク東京で開催されたフォーラム「男女共同参画社会づくりに向けての全国会議」に出席。実は、ここで初めて知ったのですが、この日の午前中に男女共同参画社会づくり功労者表彰が行われており、何と、ふくやの川原社長や大分・佐伯の糀屋本店さん、浅利さんも受賞されていたのです。会場でお会いして、お祝いを言いました。浅利さんとは久しぶりのご対面で、懐かしさに思わずハグを

 午後のプログラム、まずは、坂東真理子さんの基調講演「女性の活躍が切り拓く日本の未来」。初めは世界との比較などデータを元にしたお話でしたが、最後に大変感動したのは、女性のリーダーを増やしていかなくてはならないが、女性は何のためにリーダーになるのか?ただリーダーを増やすだけではなく、良いリーダーを作っていくこと、さらに、女性のリーダーがこれまでと違った価値観を持ち込むことが重要と言われたことでした。

 そうです。ダイバシティとも言われていますが、多様な価値観の大事さ。これまでの仕事だけの男性と同じような女性のリーダーを目指すのではなく、仕事も家庭も、そして人間らしく生きる、そんな社会作りのためのリーダーを増やしていかなくてはいけないのだなーと改めて気づかされる素晴らしい講演でした。

 その後、パネルディスカッション。勝間和代氏、NTTの取締役の島田氏、自ら育休を取った社長、サイボウズの青野氏、授乳用シャツメーカー社長モーハウスの光畑氏、そして、コーディネートはNHKの記者の飯田香織氏というメンバーでした。
 細かい内容は書きませんが、何ともテンポが良く、内容も面白かったですねー。コーディネートがうまい!よく勉強している。パネルのやり方の勉強にもなりました。

 パネルが終わって、いよいよ官邸に移動します。地下鉄丸ノ内線の国会議事堂前で降りて歩いて少しですが、まあ、そのあたりの道の警備のすごいこと。門を入る時もチェック、建物に入ってからもすっとは目的の部屋には行けず、何度も道を曲がって、そのたびに警備が立っていて、と言う具合です。
 やっと会場にたどり着き、まず、森まさこ大臣の挨拶。続いて、谷垣議員や野中ひろむ?議員や菅官房長官などの挨拶、そして懇談。森大臣には、パンフを渡して福岡県会議のことをしっかりアピールしてきました。
 内閣府の男女共同参画室長や全国から来られていたいろいろな方々と懇談できました。
 帰りは、官邸を出た途端、原発反対の鳴り物入りのシュプレヒコールに会い、そのすごさにびっくりするやら。こういう所で国を動かしているのかー、と国会議事堂や官邸を見ながら帰路についたのでした