久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

明日、女性の活用について発言します

2011-06-17 15:06:24 | Weblog
 明日、15時から福岡市役所の15F講堂である、福岡市のこれからを考える「アジアのリーダ都市ふくおか!プロジェクト」のキックオフフォーラムで発言をします
 5人のパネラーの中で女性は私だけなので、私は福岡の女性の活用を訴えようと思っています

 簡単にまとめるとこういうことです。福岡の人口はご存じのように増え続け、このたび確か京都を抜いて、政令都市6位になりました。その人口構成比を見ると、女性と若者が多いのが特長です。女性も20代から30代の女性が多く、ですから、次々に若い女性をターゲットとした商業施設は出来るのですが、その女性たちの能力を本当に活用しているかは疑問です

 日本全体がそうですが、先進諸国には珍しく、年齢による女性の就業グラフがきれいにM字型になっているのです。すなわち、30代に就業率ががたっと落ちるということ。福岡市も御多分に漏れずです。勿論女性の人生いろいろな選択肢があっていいのですが、子育てをしている女性に聞くと、働きたいという人がたくさんいるということ、今働いている独身女性も出来たら結婚して、子育ても仕事もしたいという人もたくさんいるのです。
 しかし、今の日本では、福岡もですが、女性が子供を持って働き続けることは大変なことです。育児休業など法律は整ってきましたが、実際に職場では、子供が小さい時病気になったらどうするか、学校の行事にも出たり子育てもしっかりしたい、など考えると、仕事・子育てをほとんど一人で担っている女性は子供を産むことを躊躇したり、子供を産んだら仕事をやめてしまうのです

 今はいいかもしれません。しかし25年後(実は今回のフォーラム、これから25年後の福岡を考えての議論なのです)人口は減り、若者の数、労働力率も下がってきます。この時に、高齢者をかかえた福岡をだれが支えていくのでしょうか。

 皆で社会を支えていくということを考えると、社会全体で、出来るだけ働き、子供も産む、子育てもするという考え方をしないともたないと思います。
 そのためにも家庭では、夫も特に子供が小さい時は子育てをする、また福岡市としては、待機児童をなくし社会整備をする、企業は、ワークライフバランスの提唱、夫をもっと家庭に帰す、というようなことをしていかなくてはいけないと思います。

 当日、他にもぎんぎら太陽の大塚ムネト氏やふくやの川原社長などそれぞれのお立場で発言されます。今回コーディネーターの方のお考えで、きちっとしたパネルではなく、やり取りができるパネルにしたいと言われているので、さてどうなりますやら・・・
 明後日お時間がある方は、是非、聞きにいらしてください。ごいっしょに考えましょう、これからの福岡を