5・15事件について、ひつこく書いています。
まあ、ちょっと、ここら辺りで骨抜きでもと思い、当時描かれた、政治家の漫画をお見せします。高橋是清、犬養毅、加藤高明の3人が中心となって普通選挙法が制定された大正14年(1925年)のある雑誌に載った漫画です。岡本一平等当時の漫画家によってえがかれたものです。
中央にいるよぼよぼしい木堂翁70歳の漫画なのです。
これも余談事ですが、ここに描かれている木堂翁の漫画のなんてじじむさい感じかと、ちょっと見にはおもえます。こんな覇気のないような頼りないような老人を、よくも政界に引きずり出して総理まで勤めさせたのか不思議な感じします。
漫画では、こんなよぼよぼな爺さんですが、本当の姿は、所謂、論語に言う、「剛毅朴訥は仁に近し」の人だったのだと思います。
そんなことを考えると、この木堂の漫画は、中央よりやや下に、小さく影さへ薄らいで描かれていますが、
「まあ、待っていろ。これからがわしの本領発揮の時なのだ」
と、うそぶいているようにも見えるから不思議です。
ちなみに、此の普通選挙法が制定された後の、最初の選挙は1928年にありました。。それまでは人口の約5~6%の人しか選挙はできなかったのですが、この時は国民の20%の人が選挙をしました。でも、まだ、女子には選挙権のない時代でした。
まあ、ちょっと、ここら辺りで骨抜きでもと思い、当時描かれた、政治家の漫画をお見せします。高橋是清、犬養毅、加藤高明の3人が中心となって普通選挙法が制定された大正14年(1925年)のある雑誌に載った漫画です。岡本一平等当時の漫画家によってえがかれたものです。
中央にいるよぼよぼしい木堂翁70歳の漫画なのです。
これも余談事ですが、ここに描かれている木堂翁の漫画のなんてじじむさい感じかと、ちょっと見にはおもえます。こんな覇気のないような頼りないような老人を、よくも政界に引きずり出して総理まで勤めさせたのか不思議な感じします。
漫画では、こんなよぼよぼな爺さんですが、本当の姿は、所謂、論語に言う、「剛毅朴訥は仁に近し」の人だったのだと思います。
そんなことを考えると、この木堂の漫画は、中央よりやや下に、小さく影さへ薄らいで描かれていますが、
「まあ、待っていろ。これからがわしの本領発揮の時なのだ」
と、うそぶいているようにも見えるから不思議です。
ちなみに、此の普通選挙法が制定された後の、最初の選挙は1928年にありました。。それまでは人口の約5~6%の人しか選挙はできなかったのですが、この時は国民の20%の人が選挙をしました。でも、まだ、女子には選挙権のない時代でした。