私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

満州事変ー南嶺の激戦

2010-05-16 10:20:59 | Weblog
 5・15事件の前年です。昭和6年9月18日に、日本は満州事変を起こし、所謂「満州国」を作り上げます。
 この事変での激戦地の一つである「南嶺」の航空写真です。

   
 この南嶺にあった中国兵の兵舎を日本軍は総攻撃し、短時間の内に、撃破してしまいます。満州事変が始まった翌日の昭和6年9月19日のことです。その日本軍が敵陣に打ち込んだ砲弾を、後日、拾い集めて、ご丁寧にも、戦勝記念品として各方面に配った人がいます。
 その内の一つを私は持っています。なお、この砲弾を発射した大砲の写真と一緒に載せておきますので見てください。

     


 この砲弾に、犬養木堂が好んだという、バラの花を生けて見ました。
 この赤いバラの花言葉は「あなたを愛します」と言う意味があるのだそうです。「敵だって愛します」と言う博愛の精神を木堂翁は持っていました。だからバラを愛したのではと???

 「砲弾にバラ」なんて 、とってもいかす言葉ではないでしょうか。この言葉を使ってみて、私も言葉美人になった様な気分です????