私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

吉備津神社の大祓

2007-06-30 21:38:24 | Weblog
 今日4時から吉備津神社で大祓の行事があり、参列しました。大祓の祝詞が奏上されました。人形型を祭典場の北側に新設された溝の投げ入れました。水も薄濁って汚らしい流れでした。こんな水の中に流して水の霊力なんて、何を考えているのかと言う感じがした。正直なところ、ただ、そこら辺を流れている水を流し込んだだけだけだという、人工的に形式的に付けただけのもので、趣の何もない本当に無表情な溝といった感じで余り感心させられるものではないようです。ただ造ればよいと言った感覚でこしらえたのではとしか思われません。工夫が足らないということはいがめられません
 
   風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける
 
 と、詠んだ家隆の心意気を示す何かもっと工夫した流れ(小川でなくても)にして欲しかったと思った。

 なお、昨日の高尚先生の大祓について、知ってかしらでか、吉備津神社の説明はなし。これも、高尚先生を愛する者にとっては寂しい限りです。