「お賽銭袋」って見たことありますか。私はいつも家人に笑われながらも、お宮さんに参る時は、未だに、この袋ををもって行きます。中にはお金でなく、白米を入れていくのです。そのお米を入れる袋が「賽銭袋」なのです。
「お米みてえなものをあげても、神さんはひとつもよろこばりょうてんねえ」
と、いって笑われています。この岡山便の意味分りますかな。
この散米について、高尚先生は、松の落葉に
『今の世の人、神の社に参りて、よね(米)まきちらしてたてまつる。いといとなまめきさまにぞありける』と書いています。そして、この散米のやり方は、昔、陰陽師がしていたものを見て、人々が真似しただけのことだって、本来なら、すべきでない事だとも書いています。
でも、昔から、このお米を三宝か何かの器に入れて、神様に差し上げていた事は事実であったようです。「加之與禰」「久万之禰」(かのよね・くまのね)などと言って白米を洗ってお供えしたようでした。決して、今のように賽銭箱に投げ入れてはいなっかようですが。
吉備津神社の秋の大祭の時には、玄米を炊いて、山のように盛り上げて「御掛盤」に盛り付けてお供えしていますが(春は白米)、必ずしも白米に限った事ではないと言う事が、これから伺えます。玄米でも、ところによってはいいのかもしれません。
これを読んで、やっぱり私の家人ののたまった通りで、神さまは、お米より、お金の方を喜ばれるのかなと深く反省しています。
さあ、次からのお宮さん参りには、このお賽銭袋どうしたらいいでしょう。ご意見を承りたいものです。
悩める吉備津神社の氏子より
「お米みてえなものをあげても、神さんはひとつもよろこばりょうてんねえ」
と、いって笑われています。この岡山便の意味分りますかな。
この散米について、高尚先生は、松の落葉に
『今の世の人、神の社に参りて、よね(米)まきちらしてたてまつる。いといとなまめきさまにぞありける』と書いています。そして、この散米のやり方は、昔、陰陽師がしていたものを見て、人々が真似しただけのことだって、本来なら、すべきでない事だとも書いています。
でも、昔から、このお米を三宝か何かの器に入れて、神様に差し上げていた事は事実であったようです。「加之與禰」「久万之禰」(かのよね・くまのね)などと言って白米を洗ってお供えしたようでした。決して、今のように賽銭箱に投げ入れてはいなっかようですが。
吉備津神社の秋の大祭の時には、玄米を炊いて、山のように盛り上げて「御掛盤」に盛り付けてお供えしていますが(春は白米)、必ずしも白米に限った事ではないと言う事が、これから伺えます。玄米でも、ところによってはいいのかもしれません。
これを読んで、やっぱり私の家人ののたまった通りで、神さまは、お米より、お金の方を喜ばれるのかなと深く反省しています。
さあ、次からのお宮さん参りには、このお賽銭袋どうしたらいいでしょう。ご意見を承りたいものです。
悩める吉備津神社の氏子より