私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

神社でお祓いを受けると言う事ー松の落葉より

2007-06-17 17:59:18 | Weblog
 人は、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)と神産巣日神(カミムシビと)の二柱の大御神の産霊(ムスヒ)のみたまより出たのだそうです。
 だから、人のこころは、どこまでも清く、明るく、真っ直ぐで、正しいものですが、たとえば、清く透明にきれいに澄んだ水でも、錆が入ったり、汚い物が入り込んだりすれば、直に、濁ってしまうのと、同じようように、如何に清く正しい人であっても、世の中の鬱陶しい多くの世事に影響されて、汚くなり濁って、よからぬ事を仕出かすのもです。
 だから、時々神社にお参りして、神代の昔から、「はらへ」をしてもらっているのです。即ち、汚くなり、よからぬ事を企てたりするような心をすっかり祓いすてて清き心に返し、自分の身の行いの曲っている多くの「まがごと」をいさめて、元の真っ直ぐな心に直すのです。
 これが神の道の教えであるのだそうです。

 私事(ひとりごと);
 現代は、そんな本来の「みょうじんまいり」と言う意義を忘れて、お賽銭を投げ入れて、自分の願いを叶えてくださいとお祈りだけをしています。
 一度でいいから、自分の汚くひん曲った心を、お祓いを受けて、本来の清く正しい直きこころにしてもらって見ませんか。