
農薬の泡研究を行なっているFLORA。
現在はターゲットを除草剤に絞り、実用化に向けて取り組んでいます。
決め手となるのが液体を泡にする植物たちです。
左からお馴染みのムクロジ、サイカチ。
そして新しく加わったセイタカアワダチソウ。泡の三兄弟です。
含んでいる天然植物活性剤のサポニンは生分解性が高いとはいえ
現在の合成界面活性剤と同じように湖沼などに入るとやはり問題があります。
というかそもそも水田用以外の除草剤を水辺で使うのはNG。
したがって散布するうえでの注意は変わりませんが、
圧倒的に飛散と使用量を抑えられるのでプラス面が優っています。
そこで今年は追加実験しながら普及活動などにも努めたいと思っています。
そのために必要なのがこれらの植物の粉末化。
嬉しいことにメーカーの協力を得てフリーズドライを行なっています。
まもなく草が生えてきます。それまでにもう少しデータが欲しいので
研究スピードはアップ。新2年生も一緒になって取り組んでいます。
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