
先日のニュースで農業を学べる小学校が紹介されていました。
今でも小学校では野菜や花を育てる体験学習はありますが
この学校は農家体験などもっと深く体験して学べるのが特徴。
とんでもない倍率だそうです。
そういえば東京など都会にも農業高校はありますが
こちらはいつも高倍率。コンクリートジャングルの都市だから
緑や動物に癒されたいのだろうと一見思いましたが
実は違うところに人気の理由があるようです。
ご存知のとおり、現代は不確実性の時代。
目まぐるしく社会は変化し、数年前に学んだ机上の知識が
あっという間に時代遅れになってしまうことも日常です。
そんな時代を乗り越えるに必要なのは、自ら考え行動する力。
この力を育てるには経験しかありません。いつまでも親はいません。
子供たちに変化し続ける社会を自らの力で進んでいってもらいたいと願う
親御さんが、今大切なのはさまざまな経験と考え
それができる農業を勧めているようなのです。
農業高校のイメージは相変わらず栽培飼育。しかし実際は環境や食、健康福祉、
商品開発、地域活性、ITなど広範囲。取材で来られた方は皆さん目から鱗。
知らなかったとびっくりされます。
もっともっと農業高校の学びを正しく伝えたいものです。
写真は南部町の名刹法光寺に500年ぶりにハスを咲かせようと
取り組んでいる2017年のFLORA。地域の文化を守る。これも農業の使命です!
体験入学は8月。イメージが覆る体験をしてください!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます