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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

育てたのは自分自身かもしれない

2023年02月23日 | 研究
1月下旬から少しずつ制作してきた2022年度のFLORAのアルバム。
これで通算13巻目。エピソード13となります。
長かった制作作業でしたが先日の大阪での
毎日地球未来賞を受賞した時の様子を追加してようやく完成。
いよいよ最終チェック後、正式発注となります。
これは校正のためのゲラ刷り。最終ページです。
活動の約60%は同じ彼らなので、各自1冊といっても違いは40%。
極端に変わるものではありません。
ただ唯一、まったく違うのがこのページ。
最終ページの1つ前に個人の歩みを記録しているからです。
内容は個人の受賞記録と自分が取り組んだ研究の概要紹介。
それを物語るのが中央に掲載されているポスター。
学会で発表したポスターそのものを載せています。
先日の大阪ではみんな揃って受賞してきましたが
このページだけは各自の努力の結晶。
FLORAの原点である1人1研究というスタイルが見え隠れします。
「育てたのは自分自身かもしれない」
3年間、植物を育てていたと思ったら、
実は自分自身を育てていました。
さて最終チェック完了。クリックして発注です。
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球が見えている

2023年02月23日 | 研究
毎日地球未来賞。この大会は発表会で順位を競うコンペではありません。
事前に審査が行われ、結果は新聞で発表。
表彰式と受賞者発表会だけを大阪で行う大会です。
環境研究班は嬉しいことに最高賞の未来賞。
各受賞校の発表が終わるとトークタイム。
第2回R1チャンピオンである吉本の浅越さんとの掛け合いトークです。
会場には女子高生がたくさん来ていますが、皆さん口が達者。
振られると感心するほど上手にお話をします。
それに比べると口の重いFLORAの女子たちはかなり不利。
せっかく最高賞を差し上げたのに、ゴモゴモしていては印象が悪くなります。
さらにこのトークはYoutubeで生配信。やり直しも聞きません。
トークはどんどん盛り上がり、とうとう質問がFLORAに向けられました。
どうするFLORA。するとどうでしょう。
ある男子メンバーが即座に立って対応します。
その後も名農のトークタイムは続きましたが
彼は具体的な体験を含めながら淀むことなく話しを進めます。
野球でいえば「よく球が見えている」。
緊張することなく質問に対して的確な答えを返す彼に、
彼は高校生なのかと会場の皆さんも驚き。
さすがは環境研究班と誉められてしまいました。
でも表彰式ではちゃんと彼女たちを立て3名の女子をステージに送ります。
実力者ながら縁の下の力持ち。よく出来たメンバーたちです。
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