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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

朗報

2023年02月10日 | 学校
久々の青空。日中の気温もぐんぐん上がっています。
これは名久井農業高校の生徒玄関脇に立っている杉などの樹木たち。
よく見るとオレンジ色の実がついています。
たくさんの実を見て、震え上がるのが花粉症の皆さん。
これから涙や鼻水の出る嫌な季節になるからです。
気象庁の予報では、今年は飛散量がいつもより多いとのこと。
特に西日本や日本海側は注意が必要だそうです。
杉の花粉は「高温、少雨、多照」の3条件が重なると
増えるのだそうです。確かに昨年の夏は
暑かった記憶があるので、この予報には納得です。
ところが47都道府県の中で、青森県だけは
花粉飛散量が昨シーズンに比べ、極めて少ないと予報されています。
これはどうしてなのでしょう。ちょっと調べなければわかりませんが
花粉症の方にとっては朗報。まずはひと安心です。
さて本日、FLORA HUNTERSは新幹線で青森まで出て
JALの飛行機で大阪伊丹空港を目指します。
なぜなら近くの三沢空港より、かなり飛行機代が安いから。
新幹線で行くよりも飛行機の方が安いのですから驚きです。
大阪は雨が降るかもしれないとの予報。
みんなで折り畳み傘を持って搭乗する予定です。
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Playback Part2

2023年02月10日 | 研究
昨日紹介したのは2020年2月の大阪。これはさらに1年遡った写真です。
ここは2019年2月の東京。夕食会を開いているのは
2018年ストックホルム青少年水大賞で特別賞を受賞した
TEAM FLORA PHOTONICSの3年生と弟分である2年生のBubble Boys。
Bubble Boysは、中学時代FLORAに憧れて環境システム科の門を叩いた2人組ですが
FLORAは彼らが2年生にあがる頃、解散を宣言。
したがって2018年は2年生を募集しませんでした。
これにショックを受けた彼ら。風の噂で聞こえてきました。そこですでに所属先が決まっていた
他研究班の先生と相談し、2018年の夏から特別にFLORAが面倒を見ることを決めたのです。
活動して数ヶ月後には先輩FLORAのアドバイスを受けて青少年水大賞にチャレンジ。
日本代表選考会まで駒を進めました。残念ながら代表にはなれませんでしたが
考案した泡農薬システムは意外と好評。そこでFLORAとBubble Boysの研究成果を合わせて
環境系発表会にエントリーしたところ、なんと全国大会出場チームに選出されました。
これはその大会の前日。宿泊した東京の中華料理店での会食風景です。
でも単なる会食ではなく送別会。卒業間近のFLORAのために2人が計画してくれました。
FLORAには入れませんでしたが半年間、一緒に濃密な活動をしたことで
研究を楽しむ精神をしっかり引き継いでくれました。
翌年、環境研究班はお取り潰しを免れて再結成。名前もTreasure Huntersと一新しましたが
先輩のいない新人たちをしっかり指導したのは、3年生になったBubble Boysでした。
Bubble Boys自身もFLORAの本拠地である馴化温室で研究をさらに進め
8月には泡農薬で文部科学大臣賞を受賞。指導を受けたTreqasure Huntersも刺激され
機能性集水システムを開発しています。Bubble Boysの卒業間近に
彼らとTreqasure Huntersの活躍が評価されて受賞したのが昨日ご紹介した毎日地球未来賞。
このように不思議な数珠繋がりで物語は続いているのです。
さて今回の毎日地球未来賞は同道する後輩はなし。ひっそり身内だけで送別会を開く予定です。
本日、FLORA HUNTERSは大阪を目指します。
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