花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2度目の春

2020年05月23日 | 環境システム科
ここは環境システム科のビニールハウス。
農工融合というキャッチフレーズのため
溶接などができる工業棟や水耕栽培温室ばかり注目されますが
農業の基本である土耕を学べる圃場とハウスも持っています。
環境システム科では2年生になると主に工業系を学ぶ生産システム類型と
作物や草花の生産やビジネスを学ぶ園芸ビジネス類型のどちらかを選択しますが
このハウスは園芸ビジネス類型のメンバーが学習する場所です。
先日、ハウスの中に消石灰が散布されました。
酸性に偏った土壌を中性にするもので、農作業スタートの合図でもあります。
外はもう初夏ですが、ハウスではいよいよ春を迎えたようです。
今から春?と思う方もいると思いますが、まんざら嘘でもありません。
なぜなら本日5月23日は、旧暦の閏4月1日。
実は今年、旧暦では1年13ケ月の年で、4月が2回繰り返されるのです。
つまり今年は4月が60日もあるんですね。
昨日は旧暦の4月30日、やっと4月が終わったと思ったら、また今日から閏4月。
またまた春スタートという訳です。
旧暦を使っていた先人は、そう簡単に今年は暑くならないことを
すでに暦からわかっていたことになります。
さすがは農暦とも呼ばれる旧暦です。
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必修クラブ

2020年05月23日 | 学校
見えているのは名農が誇るアーチェリーレンジ。
修理はされているものの、何十年も前から同じ場所に建っています。
その昔、学校には「必修クラブ」というものがあったのを覚えていますか。
この時間だけは全校生徒?がスポーツや文化関係など
好きな活動に取り組んでいたものです。
教員になったばかりの頃、必修クラブでアーチェリーを担当していました。
打ち方の基本を教えるのですが、それと並行して行なっていたのが的作り。
予算がないので紙にペンで自作の的を作るのです。
もちろんきれいな円でなく、いびつです。
中には動物だったりメガネのような奇妙な形をしたものもありました。
それを的にして毎週コンペ。
プロフェッショナルの部活動と違い、みんなで楽しんだものです。
このアーチェリーレンジは、当時とほぼ変わらない姿で
今もなお名農アーチャーの活動を支えています。
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