花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農業高校とSSH

2019年03月29日 | 研究
日本農芸化学会主催の高校生ポスター発表会に参加した高校はなんと73校。
北は北海道、南は沖縄までまさしく全国各地から集まっています。
その中に嬉しいことに農業高校が名農を含めて数校います。
チームフローラが初めてポスター発表会に出場した2009年からの数年間、
どこの学会にも農業高校の姿がなく、とても寂しく思いましたが
今はこのように全国の仲間たちが頑張るようになりました。
発表テーマは理科の分野から農業までと広範囲。
難しい内容もあれば農業高校にとって身近な食品の話題までいろいろあり
とても興味深く拝見させていただきました。
受賞できる高校はわずか2割程度と少ないのですが
ここに参加している人たちは受賞することよりも
自分の研究を伝えて討論するのを楽しみにしている人ばかり。
したがって予定時間を忘れてディスカッションを楽しんでいました。
さて今回の最優秀はなんと九州の農業高校。キノコの研究でした。
名農にも同じような研究をしているチームがあるのでぜひ紹介したいと思います。
農業高校といえどもSSHの指定を受けているところが増えており
今回出場しているのも半数以上が現在、もしくはかつて指定を受けていた高校。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)は中学校でも広く認知されていますが、
青森県で指定を受けている農業高校は今も昔もありません。
したがって農業高校もこんなにサイエンスの分野で頑張っているんだということが
今ひとつ青森県では理解されていないのが実情です。
なんとかPR活動を通して現在の農業高校生の活動を知ってもらいたいものです。
ところで結成時より学会の高校生ポスター発表会に参加していますが
青森県のSSHにはほとんど会いません。違う学会に参加しているのでしょうか。
素朴な疑問が浮かびます。
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桜前線

2019年03月29日 | 研究
チームフローラフォトニクスの弟分であるバブルボーイズは
先週末、日本農芸化学会の高校生ポスター発表会に参加するため東京農業大学にいました。
この日の気温は17℃前後と青森より5℃以上も高くかなり暖か。
ニュースで東京の桜が開花したのは知っていましたが
行ってみるとご覧の通り、キャンパスの桜がきれいに咲いています。
都内を歩いていると卒業式に出席するのか
袴をはいた女子大学生をたくさん目にしました。
卒業や入学式が桜の季節というのがよくわかります。
さて北国の青森ではどうでしょう。
今年の開花予想は4月20日頃。
南部町は青森県でも南に位置する温暖な町なので
もしかしたら15日過ぎには咲くかもしれません。
かつては日本一ともいわれる弘前城の花見と
5月のゴールデンウィークがぴったり重なることから大混雑となりましたが
このところ温暖化なのか連休前に咲いてしまい集客に影響を与えています。
逆に北海道では連休と重なるうえ、海外でも人気の地なので
おそらく今年も大にぎわいが予想されます。
昔より降雪量が減り、桜の開花も早まっている北国。
みなさんのところではもう桜前線は通り過ぎましたか?
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