2015年、園芸科学科から環境システム科に完全移籍したフローラ。
環境システム科の第1回生が選択したユニフォームはなんと「ツナギ」。
これには理由がありました。
研究は一人一テーマで、個々で取り組んでいましたが
チームとしてメインになる研究は水質浄化。
園芸科学科時代の研究を引き継いだものです。
内容は池に流れ込む過剰な窒素やリン酸を燃料として
サンパチェンスという草花のエンジンを動かし、
水質浄化するシステム「バイオエンジン」の開発。
エンジンを動かすことで過剰な栄養分を減らそうという目的ですが、
面白いことに彼らは先輩が採用していた薬剤によって
光合成能力を向上させる方法をやめ、
エンジンであるサンパチェンスを1鉢2株と倍にすることで
今まで以上の効果を得る方法を生み出したのです。
つまりツインエンジンです。
余分なものを排除し、エンジンそのものの能力で勝負するアイデアは
まるでスポーツカーの設計そのもの。
また池の花数を増やすという景観形成効果も大幅に向上させました。
これぞ機能美。「世界で最も美しい水質浄化システム」という
キャッチフレーズはこの年に誕生したものです。
彼らの研究は農業クラブやさまざまな発表会で好成績をおさめ
最後はコンクールで総理大臣賞という金星をあげました。
彼らがユニフォームにツナギを選んだのには
今までの園芸家からバイオエンジニアに進化し
新学科を牽引しようというまさに新生フローラの意気込みからでした。
これは当時のバイオエンジンのポスター。ツナギ姿がとても新鮮です。
さて2015年の冬、彼らはもっととんでもないことをしました。
それが雪国向きLED信号機のアイデア。
ヨーグルトが付着しにくいロータス効果を持つフタからヒントを得た
フローラの2年と3年生の女子。いつもが横のつながりで活動していますが
もし縦の関係で活動したらどうなるかと面白半分で行った研究が
京都大学の目にとまり、なんと協働研究することになったのです。
名農の会議室で行われた記者会見に集まったテレビなどの報道関係者は約30名。
あの風景は今も記憶に残っています。
なお研究は後輩に引き継がれ今も行われています。
環境システム科の第1回生が選択したユニフォームはなんと「ツナギ」。
これには理由がありました。
研究は一人一テーマで、個々で取り組んでいましたが
チームとしてメインになる研究は水質浄化。
園芸科学科時代の研究を引き継いだものです。
内容は池に流れ込む過剰な窒素やリン酸を燃料として
サンパチェンスという草花のエンジンを動かし、
水質浄化するシステム「バイオエンジン」の開発。
エンジンを動かすことで過剰な栄養分を減らそうという目的ですが、
面白いことに彼らは先輩が採用していた薬剤によって
光合成能力を向上させる方法をやめ、
エンジンであるサンパチェンスを1鉢2株と倍にすることで
今まで以上の効果を得る方法を生み出したのです。
つまりツインエンジンです。
余分なものを排除し、エンジンそのものの能力で勝負するアイデアは
まるでスポーツカーの設計そのもの。
また池の花数を増やすという景観形成効果も大幅に向上させました。
これぞ機能美。「世界で最も美しい水質浄化システム」という
キャッチフレーズはこの年に誕生したものです。
彼らの研究は農業クラブやさまざまな発表会で好成績をおさめ
最後はコンクールで総理大臣賞という金星をあげました。
彼らがユニフォームにツナギを選んだのには
今までの園芸家からバイオエンジニアに進化し
新学科を牽引しようというまさに新生フローラの意気込みからでした。
これは当時のバイオエンジンのポスター。ツナギ姿がとても新鮮です。
さて2015年の冬、彼らはもっととんでもないことをしました。
それが雪国向きLED信号機のアイデア。
ヨーグルトが付着しにくいロータス効果を持つフタからヒントを得た
フローラの2年と3年生の女子。いつもが横のつながりで活動していますが
もし縦の関係で活動したらどうなるかと面白半分で行った研究が
京都大学の目にとまり、なんと協働研究することになったのです。
名農の会議室で行われた記者会見に集まったテレビなどの報道関係者は約30名。
あの風景は今も記憶に残っています。
なお研究は後輩に引き継がれ今も行われています。