花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

クリスマスローズ結実

2016年05月05日 | 研究
今年もクリスマスローズが結実しはじめました。
雌しべの根元がマメのさやのように大きく膨らんでいますが
あと1ヶ月もすると中に米粒大の黒い種子ができるはずです。
このようにクリスマスローズはほったらかしでも
かなりの確率で種子ができます。
放っておくと、しだいにこのさやの部分が茶色に変色し
いつのまにかさやが破裂して中の種子が飛び出てしまいます。
採種して播くのなら、この花全体を
市販されている麦茶を入れるパックで覆い
飛び出しても外に落ちないようにする必要があります!
チームも昨年、たくさん種子を採り
秋に播きましたが、かなりの確率で発芽しています。
現在はチームの温室ですくすく育っています。
簡単なのでぜひみなさんも挑戦してみてはいかがですか。
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チューリップ

2016年05月05日 | 学校
チューリップの花が咲いています。
ではチューリップという言葉にはどんな意味があるのでしょう。
調べてみると「ツゥリッパ」というトルコ語からきているようです!
意味はなんと頭にかぶる「頭巾」(ずきん)。
チューリップの花がサクラのように花を全開せず
イスラム教徒が頭に巻くターバンのように見えることから
このような名前になったといわれています。
原産地はさだかでないといわれていますが
おそらくトルコ語の名前がついていることから
西アジア付近であることが想像されます。
さてチューリップの魅力のひとつに斑入りがあります。
赤や黄色の花弁に少し白い部分が混ざることをいいますが、実はこれは病気。
ウイルスによってモザイク病になったからです。
面白いことに病気になったチューリップの症状を
きれいだともてはやしたことになります。
そしてヨーロッパではチューリップが大ブームとなり
球根1個で牛4頭と交換するほど高騰したといいます。
今でこそたくさんの庭にも咲いているチューリップ。
深い話がたくさん残されています。
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