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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

大手メーカーではできない商品?

2015年12月16日 | 環境システム科
やっと黄色いトマトピューレができました。
左側の背の高い瓶です。
右側の背の低い瓶のピューレはちょっと色が違います!
こちらは赤いトマトと黄色いミニトマトの混合。
やはり色が悪くなってしまいました。
赤なら赤、黄色なら黄色。
はっきりした色合いの方が印象が良いようです。
しかし色は悪いのですが味はなかなかのもの。
味見させてもらったところ、甘いだけではなく酸味もあり
パスタソースにすると美味しいと思います。
環境システム科のビジネスコースでは
このピューレ製造を題材にして
マーケティングやコストを学んでいます。
以前、商品開発の専門家からこのトマトピューレについて
何度かご意見を頂いたことがあります。
いずれもこれは「いける」と太鼓判を押されました。
なぜならトマトケチャップやジュースを製造している
大手メーカーでは1日何万本と大量生産するため、
このような黄色いピューレなどを作っていては
効率が落ちるから、作りたくても作れないのだそうです。
そういえばみなさんのお使いになっているピューレや
ケチャップに品種名など書かれていないはずです。
トマトは品種で味が変わります。
品種で選べるということは、味を選べる、
色を選べる、機能性を選べることになりとても魅力的です。
こんな商品を名農オリジナルとして販売していきたいものです。
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桃太郎ゴールド

2015年12月16日 | 環境システム科
名農の水耕栽培温室ではトマトを栽培しています。
環境システム科ではこれを材料にトマトピューレを
極少量だけ製造しています!
いつも話題になるのはどの品種を使うかということ。
いろいろ試したところ、ミニトマトは
料理に使うにはちょっと甘いということがわかりました。
パスタに合わせるにしてもやはり酸味が必要です。
そこで今回は日本を代表する品種「桃太郎」を用いることにしました。
しかし普通の桃太郎では面白くありません。
そこでチョイスしたのはこの「桃太郎ゴールド」。
黄色い桃太郎です。
調理用のトマトでないため、水分が多く
濃縮させるのには時間が必要ですが
こんなきれいな色になりました。
味も良く、色も市販のピューレにはない黄色。
美味しいオリジナルピューレができそうです。
さて今日は八戸市の商業高校の課題研究発表会。
チームの2年生が戸の里のミステリーツアーを披露します。
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