自由と責任

園芸科学科の農業経営シミュレーション。
リンゴの生産販売会社の模擬経営を通して
経営のノウハウを学んでいます。
リンゴの木の幹にはこのような看板がついています。
これは寿屋という会社のリンゴの木という意味.。
広い農場ですが、歩いてみると
他にもいくつか違う会社の看板を見えます。
この授業では全員違う品種を選ぶルールなので
場所も作業の適期もばらばら。
したがって今週はこの木の摘果作業、
来週は別の木の作業と
会社の農場長はあれこれ計画することになります。
技術を習得させるには
一斉に同じ作業を何度も繰り返して指導します。
しかしこの授業では個々の
課題解決能力を高めるのが目的なので
各自が自分で考えて時間を使う仕組みにしています。
農業経営シミュレーションの魅力は自由と責任です！

サクラソウの顔

野生サクラソウサミット。
質疑応答の後、主催者からいただいたプレゼントがこれ。
岩手県の自生地で撮影されたサクラソウを集めた大きな写真。
いろいろな顔、つまり変異を確認できるポスターです。
いかにサクラソウが変異しやすいのかがよくわかります！
サクラソウは日本で最も古い園芸種といわれます。
これだけ変わった花が生まれるのですから、
江戸時代のお侍さんが草原から家に持ち帰って
育てたいと思っても不思議ではありません。
他の人と違う自分だけの花を持っているのは
きっと自慢だったのではないでしょうか。
よく見るとマルハナバチも写っています。
これにはチームのみんなも大喜び。
せっかくなので学校で掲示したいと思います。