巻頭言

教会はエネルギーの給油所　（財務委員）

朝８時私は家を出、８時14分発（始発）のバスに乗ります席に着き朝の祈りをする「今日も無事スタート出来ました・・・」に始まり思いつく限りの人の名を連呼（無声）し健康と安全をお願いし、「今日も、私の心が壊れる様な出来事が、起こりません様に！」と・・私は９時～17時半派遣社員として勤務しています。部所はいろいろ別れていますが、70名位の20代から40代の女性達が働いています。正社員は40代50代60代の男性達です。50代の派遣社員は私を含め2人らしい。「最近の若い者は・・・」と言えない。そう若くないお嬢さん達が溢れています。勤務の服装に？？？・会話など・・私のアンテナは拾わなくても良いのに、周りのビックリする様な会話が耳に入ってきます。報酬同じ、与えられている仕事同じ・・仕事の責任範囲の違いを痛切に感じている。「そこまで要求されていない」境界線が他と違っているらしい。同じでいることの難しさ、他と違うことにこだわり、自分の意見を持ち自問自答し事に当たる事をしてきた私にとっては苦痛である。自分のうちなる作業をして他と違う意見にお互いが歩み寄る・この様に時間を共有する事を相手に要求していないのです。自分の妻だったら、子だったら、妹だったらきっと注意も指導もするだろうに、見て見ぬ振り、楽しんでいる様にさえ感じられる。これから暑くなると裸同然とみえるの姿でカンカン音のするミュールを履き、背中が見えそうなＧパンを履き・・すばらしいスピードでコンピューターのキーボードを長い手入れの行き届いた爪でカチャカチャ叩く・・彼女達に神さまの話を・・憲法9条を・・どう話しましょうか？17時30分会社を出る、帰りのバスで読もうと開いた文庫本・・「着きましたよー」と肩をたたかれバスを降りる。　私にとって教会は日曜（礼拝）、水曜（祈祷会）エネルギー給油所です。（Ｃ・Ｋ）