奇想庵@goo

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★アルペンスキー女子大回転@バンクーバー五輪

2010年02月26日 05時24分59秒 | バンクーバー五輪
濃霧の中で行われた1回目。アメリカLindsey Vonnはコースアウトして転倒、右手小指を骨折した。更に、続くアメリカJulia Mancusoが途中でイエローフラッグを出されて中断。スタート順をコースの荒れた中盤にされ、集中力も欠いて18位と前回の金メダリストは連覇の望みを絶たれることになった。
そして、2回目は何度か時間を遅らせたもののスタートできず1日順延した。

Mancusoは2本目としては3位の滑りで8位入賞と意地を見せた。ちなみに2本目の1位は1本目30位で1番滑走となったイタリアのDenise Karbon。1日空いたことで2本揃えるのが難しい展開となった。1本目2位の新鋭フランスのTaina Bariozは9位まで落ち、1位だったオーストリアElisabeth Goerglも2本目は15位の成績で3位に終わった。
優勝はドイツのViktoria Rebensburgで1本目6位、2本目7位とうまくまとめた感じ。2位にスーパーGで銀メダルのスロヴェニアTina Maze。
1位3位4位につけていたオーストリア勢は順位を落とし、Kathrin Zettelは5位、Eva-Maria Bremは7位。4位にスイスFabienne Suter、6位にドイツKathrin Hoelzlがランクアップした。

金 Viktoria Rebensburg(ドイツ)
銀 Tina Maze(スロヴェニア)
銅 Elisabeth Goergl(オーストリア)


☆バンクーバー五輪13日目まとめ

2010年02月25日 15時34分55秒 | バンクーバー五輪
★クロスカントリースキー男子4×10kmリレー

金 スウェーデン
銀 ノルウェー
銅 チェコ

★スピードスケート女子5000m

金 Martina Sablikova(チェコ)
銀 Stephanie Beckert(ドイツ)
銅 Clara Hughes(カナダ)

★ショートトラック女子3000mリレー

金 中国
銀 カナダ
銅 アメリカ

★ボブスレー女子二人乗り

金 カナダ1(Kaillie Humphries/Heather Moyse)
銀 カナダ2(Helen Upperton/Shelley-Ann Brown)
銅 アメリカ2(Erin Pac/Elana Meyers)

★フリースタイルスキー女子エアリアル

金 Lydia Lassila(オーストラリア)
銀 李妮娜(中国)
銅 郭心心(中国)

☆アイスホッケー男子
[準々決勝]
United States 2-0 Switzerland
Russian Federation 3-7 Canada
Finland 2-0 Czech Republic
Sweden 3-4 Slovakia

前回王者スウェーデンがスロヴァキアに敗れる波乱が起きた準々決勝。これにより、準決勝は、アメリカ-フィンランド、カナダ-スロヴァキアの組み合わせで行われる。

☆カーリング男子
[タイブレーク]
Sweden 7-6 Great Britain

☆アルペンスキー女子大回転

1. Elisabeth Goergl(オーストリア)
2. Taina Barioz(フランス)
3. Kathrin Zettel(オーストリア)

濃霧のため2回目は翌日に順延。アメリカLindsey Vonnはコースアウトして転倒。この転倒によるイエローフラッグで中断されたアメリカJulia Mancusoは改めて滑り直したが18位に終わった。

☆ショートトラック女子1000m,男子500m

日本勢。女子は小沢美夏が準々決勝に進出。伊藤亜由子、桜井美馬は予選敗退。男子は吉沢純平が準々決勝に進出。藤本貴大は予選敗退。

◆14日目のスケジュール
[決勝種目]
アルペンスキー女子大回転、クロスカントリースキー女子4×5kmリレー、ノルディック複合ラージヒル、アイスホッケー女子、フィギュアスケート女子、フリースタイルスキー男子エアリアル
[その他の種目]
カーリング女子準決勝(中国-スウェーデン、カナダ-スイス)、カーリング男子準決勝(スウェーデン-カナダ、ノルウェー-スイス)




Twitterの#gorinなどでは、フィギュア女子ショートプログラムの得点問題とカーリング日本代表HPに掲載された広報のコメント(後に一部修正されている)に対して喧喧諤諤といった感じ。私自身もそれについて発言したのでとやかく言える立場ではないが、ちょっと騒ぎすぎな感じがして食傷気味に。
カーリングの問題の方は単純に広報としての立場での発言としては問題があったと思うが、内容の是非はまた別の話でもある。フィギュアについては以前より言われていることだし、今更言ったところでどうしようもない話。採点に問題があると思うのならばそれを変えるためにどうすればいいかを考えるべきであって、明日に迫ったフリーの演技の前にとやかく言っても何の役にも立たない。プルシェンコの抗議には散々批判しておいて、手のひらを返したように採点システムに文句を言うのも嗤うしかない。

スポーツに完全な公正さは有り得ない。ましてや採点競技では。ルールやシステムを常に見直しより良く変えていくことが最善だろう。日本はルール変更で不利益を被ったと被害者意識が強いが、積極的にルール変更に関与してこなかったことが招いたことでもある。国内の競技団体内では「政治」が行われても、世界の中で影響力を持って主張を通すことが出来ない日本。その環境から変えていかなければダメなのだろう。


★フリースタイルスキー女子エアリアル@バンクーバー五輪

2010年02月25日 14時29分10秒 | バンクーバー五輪
1本目100点を越えたのは3人。中国の徐夢桃、オーストラリアのLydia Lassila、ベラルーシのAssoli Slivets。2本目、オーストラリアのJacqui Cooperが100点を越える演技でジャンプアップ。ここから中国勢が3人続く。程爽は100点を越えなかったが、郭心心、李妮娜が共に素晴らしい演技でトータルで200点を越えてきた。中国勢の表彰台独占まで見えてきた中での最後の3人の演技。Slivetsは技の難易度が低めで得点が伸びずに中国勢二人には及ばない。Lassilaは難しい技を完璧に演じ、トップに躍り出る。最後は徐。彼女はここで最高難易度の技に挑戦した。しかし、体勢が乱れて着地に失敗。メダル圏外へと落ちたが素晴らしい挑戦だった。
表彰台はSlivets、李、郭で、4位にSlivets、5位Cooper、6位徐、7位程、8位ベラルーシAlla Tsuperで3人決勝に残ったアメリカ勢は精彩を欠き入賞を逃した。

金 Lydia Lassila(オーストラリア)
銀 李妮娜(中国)
銅 郭心心(中国)


★ボブスレー女子二人乗り@バンクーバー五輪

2010年02月25日 13時50分41秒 | バンクーバー五輪
ドイツ勢とアメリカ、カナダの北米勢の争い。しかし、トリノで金を取ったSandra Kiriasisを擁するドイツは3チームとも思いのほかタイムが伸びない。一方、カナダ1は3回目まで毎回トップタイムを出して2位のアメリカ2に0.57秒と大きな差をつけた。
最終の4回目で3位のカナダ2と3/100秒差だったドイツ2はいい走りをしていたにもかかわらず途中で転倒してしまった。これにより失格。
カナダ2が非常に素晴らしい走りをしたのに対してアメリカ2は途中でミスがあり失速。これで逆転され、カナダの金メダルが確定。カナダ1は安全な走りでゴールし優勝を決めた。

4位にKiriasisのいるドイツ1、アメリカ3、アメリカ1が5位6位、ドイツ3、オランダ1までが入賞。派手な絵柄の入ったボブスレーで話題になった日本1は転倒スレスレの走りでちょっと怖かったが4回目はいい走りを見せて16位となった。

金 カナダ1(Kaillie Humphries/Heather Moyse)
銀 カナダ2(Helen Upperton/Shelley-Ann Brown)
銅 アメリカ2(Erin Pac/Elana Meyers)


★ショートトラック女子3000mリレー@バンクーバー五輪

2010年02月25日 13時33分41秒 | バンクーバー五輪
四連覇中の韓国、過去5大会全てでメダルを獲得しているカナダ、世界最高タイムを持ち二人の金メダリストを擁する中国、これにアメリカを加えた4チームによる決勝。実力的には中国が本命だがこれまでオリンピックでは勝てていない。前回トリノでも失格。
レースは中国が序盤先頭に立つが中盤からは韓国と先頭を奪い合う展開に。そして、終盤に入ったところで、リレーし終えた韓国と中国の選手が接触し、中国の選手が失速した。ここに至ってこの差は大きく、韓国が余裕を持ってゴール。2位に中国、3位にカナダがゴールした。
しかし、ゴール後に審議。結果はなんと韓国の失格。これにより繰り上がって中国が金メダル。

ショートトラックは競技の面白さはあるものの、この判定という問題が付きまとう。これまでにもソルトレークでの誤審問題など大きな大会ごとに指摘されている。今回の判定も非常に微妙なので、恐らく言われ続けることになるだろう。ただ、似たような競技であるスノーボードクロスやスキークロスを見ていると、よほど意図的に妨害しない限り救済されない様子を見るとそれもまたどうだろうと考えてしまう。
完全に公正なジャッジやルールは存在しない。それを踏まえてプレイするしかない。他の選手と絡んだりしないような戦い方もまた競技の一部と言えるだろう。そう思えば今回の判定も納得するしかない。ただ力のある中国も韓国同様に「まぎれ」の起こらない戦い方ができたわけではないので、幸運だったと言うべきだろうが。それだけ韓国と中国の力が接近していた。

B決勝は、オランダ、ハンガリー、イタリア、日本の順。3位から2位を狙った終盤に日本は転倒してしまった。韓国の失格により、オランダ以下4位~7位。

金 中国(孫琳琳/王濛/張会/周洋)
銀 カナダ(Jessica Gregg/Kalyna Roberge/Marianne St-gelais/Tania Vicent)
銅 アメリカ(Allison Baver/Alyson Dudek/Lana Gehring/Katherine Reutter)


★スピードスケート女子5000m@バンクーバー五輪

2010年02月25日 07時57分28秒 | バンクーバー五輪
3000mに続いてチェコのMartina Sablikovaが2冠を達成した。最終組で、目標タイムは3000m銀メダリストのドイツStephanie Beckert。1.5秒前後上回るスプリットタイムで滑っていたが、Beckertは最後の一周をかなり上げていたのでSablikovaも落とすわけにはいかない。1.30秒差で最後の一周に突入。ちょっと疲れが見え始めたかと思われたが、なんとか0.48秒上回ってゴール。
3位には37歳の大ベテラン地元カナダのClara Hughesが入った。

4位ドイツDaniela Anschutz Thoms、5位ノルウェーMaren Haugli、6位カナダKristina Groves、7位穂積雅子、8位アメリカJilleanne Rookard。石沢志穂は9位で入賞を逃した。

金 Martina Sablikova(チェコ)
銀 Stephanie Beckert(ドイツ)
銅 Clara Hughes(カナダ)


★クロスカントリースキー男子4×10kmリレー@バンクーバー五輪

2010年02月25日 06時42分02秒 | バンクーバー五輪
第1走で26.8秒と大きく遅れたチェコだが、2走のLukas Bauerが猛烈な追い上げで先頭グループに付く。スウェーデン、フランス、チェコ、ノルウェー、ドイツの先頭グループから、優勝候補のノルウェー、ドイツが遅れ出す。
最終第4走にタッチした時点で先頭3チームと後続の4位ドイツとの差は36.3秒。逆転は不可能かと思われた。しかし、ノルウェーのエースPetter Northugが猛烈な追い上げを見せる。一人3周のコースで競う後半フリーで、残り1周の時点でトップと15.0秒差まで詰める。先頭グループの中で最も実力のあるスウェーデンMarcus Hellnerは早めのスパートで抜け出した。だが、残る2チームはゴール前でついに追いつかれ、逆転されてフィニッシュ。チームスプリント同様Northugの凄まじいラストスパートが鮮やかに決まったレースとなった。チェコは3位でメダルを守ったが、フランスはこの種目の初のメダル獲得ならず。
5位フィンランドも最後は差を詰めてフランスとはわずか4秒差でゴール。6位にはドイツ、7位カナダ、8位ロシアとなった。前回優勝のイタリアは9位に終わった。

金 スウェーデン(Daniel Richardsson/Johan Olsson/Anders Soedergren/Marcus Hellner)
銀 ノルウェー(SUNDBY Martin Johnsrud/Odd-Bjoern Hjelmeset/Lars Berger/Petter Northug)
銅 チェコ(Martin Jaks/Lukas Bauer/Jiri Magal/Martin Koukal)


☆バンクーバー五輪12日目まとめ

2010年02月24日 16時07分17秒 | バンクーバー五輪
★バイアスロン女子4×6kmリレー

金 ロシア
銀 フランス
銅 ドイツ

★スピードスケート男子10000m

金 Lee Seung-Hoon(韓国)
銀 Ivan Skobrev(ロシア)
銅 Bob de Jong(オランダ)

★アルペンスキー男子大回転

金 Carlo Janka(スイス)
銀 Kjetil Jansrud(ノルウェー)
銅 Aksel Lund Svindal(ノルウェー)

★フリースタイルスキー女子スキークロス

金 McIVOR Ashleigh(カナダ)
銀 Hedda Berntsen(ノルウェー)
銅 Marion Josserand(フランス)

★ノルディック複合団体

金 オーストリア
銀 アメリカ
銅 ドイツ

☆アイスホッケー男子
[準々決勝進出決定戦]
Switzerland 3-2 Belarus
Canada 8-2 Germany
Czech Republic 3-2 Latvia
Slovakia 4-3 Norway

☆カーリング男子
[Session 12]
China 3-10 Canada
Sweden 7-6 Denmark
Great Britain 5-9 Norway
Switzerland 6-2 France

1. Canada 9-0
2. Norway 7-2
3. Switzerland 6-3
4. Great Britain 5-4
4. Sweden 5-4
6. Germany 4-5
7. France 3-6
8. China 2-7
8. Denmark 2-7
8. United States 2-7

☆カーリング女子
[Session 11]
Japan 6-10 Sweden
Switzerland 4-2 Germany
United States 5-6 China
Canada 6-5 Great Britain

[Session 12]
Switzerland 10-3 United States
Canada 7-3 Russian Federation
Japan 5-7 Denmark
Sweden 8-7 Germany

1. Canada 8-1
2. Sweden 7-2
3. China 6-3
3. Switzerland 6-3
5. Denmark 4-5
6. Germany 3-6
6. Great Britain 3-6
6. Japan 3-6
6. Russian Federation 3-6
10. United States 2-7

結果的には3勝6敗に終わったが、リーグ戦前半から中盤にかけては本当に熱い試合を繰り広げてくれた。終盤にミスが連発したがそれは経験不足によるものだろう。強豪国には30代40代のベテランがどっしりと構えていて、大切なところで素晴らしいプレイを見せてくれた。チームとしての蓄積という意味でもまだまだこのチームには足りないものがあるのだろう。今後にどう繋げていくかは、単にカーリング界だけでなく日本のスポーツ界、スポーツに対する日本社会の有り様を示すものとなるだろう。

☆フィギュアスケート女子ショートプログラム

1. Kim Yu-Na(韓国) 78.50
2. 浅田真央(日本) 73.78
3. Joannie Rochette(カナダ) 71.36
4. 安藤美姫(日本) 64.76
5. Rachael Flatt(アメリカ) 64.64
6. 長洲未来(アメリカ) 63.76
7. Carolina Kostner(イタリア) 63.02
8. Alena Leonova(ロシア) 62.14
11. 鈴木明子(日本) 61.02

各選手それぞれに健闘した結果だと言えるだろう。1位2位の点差についてはやや広がり過ぎた感はあるが、「トリプルアクセル>ダブルトゥループが9.50+0.60なのに対して、トリプルルッツ>トリプルトゥループが10.00+2.00。ここで結構差がついてる」ため仕方がない。配点の問題もあるが、技の出来に差がついたのは事実だ。Rochetteの得点が高過ぎる印象は残るが、若干のホームアドバンテージは織り込み済みだろう。
安藤の挑戦は金メダルを狙う以上妥当なものだし、ジャンプ自体も惜しかっただけにこの試みを批判するのは間違いだ。順位は気にせずにフリーは思い切った演技をして欲しい。鈴木もミスがあり順位は11位だが、4位以下は接戦なので入賞を目指して頑張って欲しい。

☆ボブスレー女子二人乗り

1. カナダ1
2. アメリカ2
3. ドイツ2
4. カナダ2
5. ドイツ1
6. アメリカ3
7. アメリカ1
8. ドイツ3

前半2回を終えて、上位8チームはカナダ、アメリカ、ドイツで独占されている。8位までで1.02秒差。1位2位争いと、3位争いが熾烈。

◆13日目のスケジュール
[決勝種目]
クロスカントリースキー男子4×10kmリレー、スピードスケート女子5000m、アルペンスキー女子大回転、ボブスレー女子二人乗り、ショートトラック女子3000mリレー、フリースタイルスキー女子エアリアル
[その他の種目]
アイスホッケー男子準々決勝(アメリカ-スイス、ロシア-カナダ、フィンランド-チェコ、スウェーデン-スロヴァキア)、カーリング男子タイブレイク、ショートトラック女子1000m、ショートトラック男子500m




スポーツ後進国 日本
清水宏保によるコラム。

国家の威信や国威発揚のためにメダルの数を競う必要はない。しかし、人口や経済力に見合うほどにスポーツに予算をかけ、結果を出しているかは疑問だ。スポーツに対する人々の意識はまだ文化として成熟したとは言えない。このオリンピックでも特にTV放送でそれが顕著に現れている。
単純にいくらお金をかけるかではなく、意識の面から変えていかないと難しいだろう。優秀なアスリートは環境に寄らずとも出て来ることはあるが、高いレベルでコンスタントに生み出すためにはそのための環境づくりが必要である。
スポーツをスポーツとして楽しむこと。結果も大切だが過程も評価し、いいプレイには敵味方関係なく褒め称える。それだけで違ってくると思うのだが、それすら難しい。


★ノルディック複合団体@バンクーバー五輪

2010年02月24日 09時00分41秒 | バンクーバー五輪
前半のジャンプの結果は、1位フィンランド、2秒差でアメリカ、オーストリアがトップから36秒差の3位。オーストリアから15秒の範囲内に日本、フランス、ドイツ、ノルウェーと続く。1位2位のグループと3位グループがスタートから形成される予想を持って後半のクロスカントリースキーへ。

1走目で3位グループが一気に差を詰めて、レースは2走目で大きく変化する。アメリカとオーストリアが先頭を争い、16秒ほど遅れてフランスとドイツが3位争いを展開する。そこから10秒から15秒遅れて日本とノルウェーが続き、フィンランドは更に遅れてメダル圏外へと消えた。
3走にわたる頃に雪が激しくなり、各国とも2走の選手よりも15~30秒も3走の選手はタイムを落とした。1位グループ、3位グループ、5位グループの顔ぶれは変わらないが、それぞれのグループ間の距離が広がった。また、3位グループが分かれて、ドイツが前に、フランスが後続のグループに近づいた。
いよいよアンカー勝負。ドイツBjoern Kircheisenは一時は上位2チームにかなり接近したが最後は力尽きた。一方、アメリカBill DemongはオーストリアMario Stecherの背後にずっとついていて、終盤かわして前に出ようとしたが、すぐに抜き返され、Stecherのラストスパートに追いすがれなかった。
4位にフランス、5位にノルウェーが入り、日本は6位に終わった。2走までは計算どおりとも言えたが、天候の悪化によりタイムが伸びず、渡部、小林の3走4走で前に迫れなかった。
7位フィンランド、8位チェコまでが入賞。

金 オーストリア(Bernhard Gruber/David Kreiner/Felix Gottwald/Mario Stecher)
銀 アメリカ(Brett Camerota/Todd Lodwick/Johnny Spillane/Bill Demong)
銅 ドイツ(Johannes Rydzek/Tino Edelmann/Eric Frenzel/Bjoern Kircheisen)


★フリースタイルスキー女子スキークロス@バンクーバー五輪

2010年02月24日 08時34分49秒 | バンクーバー五輪
優勝は地元カナダのMcIVOR Ashleigh。2位にノルウェーHedda Berntsen。3位はフランスMarion Josserand。
4位オーストリアKarin Huttary。スモールファイナルの結果から5位にカナダKelsey Serwa、予選1位のスウェーデンAnna Holmlundが6位、スイスFanny Smithが7位、8位にノルウェーJulie Brendengen Jensen。
福島のり子は1/8ファイナルで敗退し、22位。

金 McIVOR Ashleigh(カナダ)
銀 Hedda Berntsen(ノルウェー)
銅 Marion Josserand(フランス)