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☆バンクーバー五輪7日目まとめ

2010年02月19日 15時38分56秒 | バンクーバー五輪
フィギュア男子に魅入られた一日。

バイアスロン女子15km個人

金 Tora Berger(ノルウェー)
銀 Elena Khrustaleva(カザフスタン)
銅 Darya Domracheva(ベラルーシ)

アルペンスキー女子複合

金 Maria Riesch(ドイツ)
銀 Julia Mancuso(アメリカ)
銅 Anja Paerson(スウェーデン)

スピードスケート女子1000m

金 Christine Nesbitt(カナダ)
銀 Annette Gerritsen(オランダ)
銅 Laurine van Riessen(オランダ)

バイアスロン男子20km個人

金 Emil Hegle Svendsen(ノルウェー)
銀 Ole Einar Bjoerndalen(ノルウェー)
銀 Sergey Novikov(ベラルーシ)

スノーボード女子ハーフパイプ

金 Torah Bright(オーストラリア)
銀 Hannah Teter(アメリカ)
銅 Kelly Clark(アメリカ)

フィギュアスケート男子

金 Evan Lysacek(アメリカ)
銀 Evgeni Plushenko(ロシア)
銅 高橋大輔

☆アイスホッケー男子
[グループA]
United States 6-1 Norway
Switzerland 2-3 Canada [OT]
[グループB]
Slovakia 2-1 Russian Federation [OT]

☆アイスホッケー女子
[グループB]
United States 6-0 Finland
China 1-2 Russian Federation

1. United States 3-0
2. Finland 2-1
3. Russian Federation 1-2
4. China 0-3

☆カーリング男子
[Session 4]
Denmark 7-6 United States
Germany 4-7 Norway
Canada 7-3 Sweden
Great Britain 3-4 Switzerland

[Session 5]
Great Britain 9-6 Denmark
Norway 7-4 Switzerland
France 5-12 Canada

4-0 Canada
3-1 Norway, Switzerland
2-1 Sweden
2-2 Great Britain
1-1 China
1-2 France
1-3 Denmark, Germany
0-4 United States

☆カーリング女子
[Session 4]
Canada 6-5 Germany
China 9-5 Japan
Russian Federation 3-10 Great Britain
Denmark 7-6 United States

3-0 Canada, Sweden
2-1 China, Germany, Great Britain
1-2 Denmark, Japan, Russian Federation
0-3 Switzerland, United States

☆スケルトン女子

1. Amy Williams(イギリス)
2. Kerstin Szymkowiak(ドイツ)
3. Mellisa Hollingsworth(カナダ)

☆スケルトン男子

1. Martins Dukurs(ラトヴィア)
2. Jon Montgomery(カナダ)
3. Alexander Tretyakov(ロシア)

◆8日目のスケジュール
[決勝種目]
アルペン男子スーパーG、クロスカントリースキー女子15kmパシュート、スケルトン女子、スケルトン男子
[その他の種目]
カーリング男子セッション6、カーリング女子セッション5,6、アイスホッケー男子グループB(チェコ-ラトヴィア)、グループC(ベラルーシ-スウェーデン、フィンランド-ドイツ)、スキージャンプラージヒル個人予選、フィギュアスケートアイスダンスコンパルソリー


★フィギュアスケート男子@バンクーバー五輪

2010年02月19日 15時06分22秒 | バンクーバー五輪
優勝は4回転を回避したアメリカEvan Lysacek。最終グループの第一演技者としてほぼ完璧な演技で滑り、後続へプレッシャーを与えることに成功した。
続く織田信成も4回転を回避したが、後半のトリプルループで転倒。更に靴紐が切れるアクシデントに見舞われた。合わせて-3.00となったが、中断後も観客の声援に支えられてしっかりと演技した。結果、7位入賞。
スイスStephane Lambielは2回の4回転を組み込み体勢は崩しながらも共に成功。しかし、5つのジャンプでGOEがマイナスに判定されたのが響いて得点は伸びず。

高橋大輔は4回転に果敢に挑戦。しかし、回転不足の上転倒と大きくマイナス。それでも、フリーで最高の構成点を得る華麗な演技でLambielを上回った。
アメリカJohnny Weirは4回転回避。大きなミスはなかったが、構成点が伸びずに6位となった。この時点で高橋のメダルが確定。
最終演技はロシアのEvgeni Plushenko。前回金メダリストのPlushenkoは4回転を決めてきた。しかし、前回の五輪のときほどの圧倒的な強さはなく、僅差の争いとなった。ショートプログラムで低かった構成点はLysacekと同じ82.80だったが、要素点のGOEが伸びずに逆転負け。

5位には高い構成点を得た地元カナダのPatrick Chanが入り、8位には4回転を決めた小塚崇彦が入った。

1. Evan Lysacek(アメリカ) 要素点84.57(74.93+9.64)+構成点82.80+SP90.30=257.67
2. Evgeni Plushenko(ロシア) 要素点82.71(75.03+7.68)+構成点82.80+SP90.85=256.36
3. 高橋大輔 要素点73.48(70.28+3.20)+構成点84.50-1.00+SP90.25=247.23
4. Stephane Lambiel(スイス) 要素点78.49(75.91+2.58)+構成点83.60+SP84.63=246.72
5. Patrick Chan(カナダ) 要素点79.30(74.70+4.60)+構成点82.00-1.00+SP81.12=241.42
6. Johnny Weir(アメリカ) 要素点79.67(73.21+6.46)+構成点77.10+SP82.10=238.87
7. 織田信成 要素点79.69(73.93+5.76)+構成点77.00-3.00+SP84.85=238.54
8. 小塚崇彦 要素点78.40(81.10-2.70)+構成点74.20-1.00+SP79.59=231.19

プログラムの表現力を示す構成点では、高橋とLambielが上位二人を上回った。演技の美しさや印象では決して見劣りしないものだったと言えるだろう。また、目を引くのは小塚の基礎点の高さだろう。トリプルアクセルでの転倒が響いてGOEがマイナスになってしまったが、若干着地にミスがあったが初めての4回転を成功させた点も含め非常に良い内容だった。

高橋は4回転が回転不足を取られた。もし成功していたら、4.00-3.00-1.00と実質0点だったジャンプが9.80となり(内容次第でGOEによる修正が入るが)、257.03となる。実際には印象的な面で更に加点が期待されるので金メダルに届く可能性はあった。
4回転を回避したLysacekが優勝したことは競技レベルの向上という面からすればやや残念な思いも残る。それでも、Plushenkoが復帰したことにより、4回転が数多く挑戦された大会となった。第一グループから4回転成功といった状況は彼の復帰なしにはなかったかもしれない。

構成点の高さと共に、GOEでも2点以上の要素のあった高橋とLambielは非常に心に残る演技となった。上位二人がそつなく滑り切った印象が少し感じられたのでより強くそう思われた。高橋は4回転に挑戦し、成功はしなかったけれども、その精神は見ている者の心にちゃんと届いただろう。メダルの色は銅になったが、本当に素晴らしい演技だった。また、織田、小塚も大舞台で十分に実力を出し切ったと称えたい。

金 Evan Lysacek(アメリカ)
銀 Evgeni Plushenko(ロシア)
銅 高橋大輔


★スノーボード女子ハーフパイプ@バンクーバー五輪

2010年02月19日 12時12分46秒 | バンクーバー五輪
決勝の放送がなかったので結果だけ。
1回目唯一40点台を出したのはトリノの金メダリスト、アメリカのHannah Teter。しかし、2回目オーストラリアのTorah Brightが45.0を出して逆転。アメリカKelly Clarkも2回目に42.2を出したがTeterには届かず。Hannah Teterの2回目は1回目を下回り銀メダルに終わった。

1回目2位だった中国の劉佳宇は2回目伸びず4位。フランスSophie Rodriguez、カナダMercedes Nicollも2回目失敗で5位6位。中国の孫志峰が7位、オーストラリアHolly Crawfordが8位。
アメリカのElena Hight、Gretchen Bleilerは決勝では失敗続きで結果を残せず。また、予選3位のスペインQueralt Castelletは棄権した。
日本勢は山岡聡子、中島志保が準決勝敗退。岡田良菜は予選敗退だった。

金 Torah Bright(オーストラリア)
銀 Hannah Teter(アメリカ)
銅 Kelly Clark(アメリカ)


★バイアスロン男子20km個人@バンクーバー五輪

2010年02月19日 08時05分10秒 | バンクーバー五輪
出場83選手中ノーペナルティがわずか二人。射撃に苦しむ選手が多い中、1ペナルティに抑えたノルウェーEmil Hegle Svendsenが優勝した。10kmスプリントでは銀メダルだったが、好調を持続した形。
前回2位前々回優勝のノルウェーOle Einar Bjoerndalenは2ペナルティながら9.5秒差の2位となった。4回目の射撃で外したことが金メダルに届かなかった要因だ。クロスカントリーでは断トツの内容だっただけに惜しまれる。
ノーペナルティだったベラルーシのSergey Novikovが同着の2位。

ロシアEvgeny Ustyugovも4回目の射撃で外した1ペナルティが響いて4位。スロヴァキアPavol Hurajtも1ペナルティで5位に入ったが、トップとは1分以上の差が付いた。6位にオーストリアSimon Eder、7位ポーランドTomasz Sikora、3ペナルティながら8位にオーストリアChristoph Sumannが入った。
日本の井佐英徳は射撃が絶不調で9ペナルティで83位。走りは悪くなかっただけに残念だ。

金 Emil Hegle Svendsen(ノルウェー)
銀 Ole Einar Bjoerndalen(ノルウェー)
銀 Sergey Novikov(ベラルーシ)


★スピードスケート女子1000m@バンクーバー五輪

2010年02月19日 07時40分23秒 | バンクーバー五輪
優勝候補地元カナダのChristine Nesbittが優勝を飾った。しかし、2位オランダのAnnette Gerritsenとは2/100秒の僅差。有利と言われるインスタートのNesbittとアウトスタートだったGerritsenとの差もあったかもしれない。3位にはオランダLaurine van Riessenが入った。

カナダKristina Grovesが4位、小平奈緒は健闘の5位、オランダMargot Boerが6位、アメリカJennifer Rodriguezが7位、オランダIreen Wustが8位。
期待の吉井小百合は後半伸びず15位、ベテラン岡崎朋美が34位、15歳の高木美帆は最下位35位だった。

金 Christine Nesbitt(カナダ)
銀 Annette Gerritsen(オランダ)
銅 Laurine van Riessen(オランダ)


★アルペンスキー女子複合@バンクーバー五輪

2010年02月19日 06時34分30秒 | バンクーバー五輪
前半のダウンヒルは昨日金メダルを取ったアメリカLindsey Vonnがトップ。同じアメリカで銀メダルを獲得したJulia Mancusoも好調だったが、二人の間にドイツMaria Rieschが0.33秒差と僅差で食い込んだ。
後半のスラロームはチェコのSarka Zahrobskaがただ一人43秒台で22位から大幅にランクアップ。ようやく彼女を上回ったのがダウンヒル11位オーストリアのKathrin Zettelだった。ダウンヒル7位スウェーデンのAnja Paersonがそれを上回り、残りは上位3人。
ダウンヒルが強いMancusoだったが、スラロームでも健闘しPaersonを上回ってメダル確定。続く、Rieschは44.65と好タイムで最後に滑るVonnにプレッシャーを掛けた。44.98以上のタイムが要求されたVonnだが最初のチェックポイントの時点でほとんど貯金が消えた。そして、転倒。二つ目の金メダルは露と消えた。

4位Zettel、5位にスロヴェニアTina Maze、6位スイスFabienne Suter、7位Zahrobska、8位イタリアJohanna Schnarfが入った。

金 Maria Riesch(ドイツ)
銀 Julia Mancuso(アメリカ)
銅 Anja Paerson(スウェーデン)


★バイアスロン女子15km個人@バンクーバー五輪

2010年02月19日 04時49分14秒 | バンクーバー五輪
2番スタートのノルウェーTora Bergerが快走。射撃のミスもなくトップでリードを奪う。4回目の射撃の5発目、最後の一発を外してしまうが、それでも40分台でゴール。
ノーペナルティのカザフスタンElena Khrustalevaが2番目でゴール。続いて、1ペナルティのベラルーシDarya Domrachevaが3位に入る。

ドイツKati Wilhelmが4位、ポーランドWeronika Novakowskaは4回目の射撃でミスをしてメダル争いから脱落し5位、ドイツAndrea Henkelが6位、7位ポーランドAgnieszka Cyl、8位ウクライナOksana Khvostenkoでここまでが入賞圏内。10kmパシュートで優勝したドイツMagdalena Neunerは、距離のタイムだけでは唯一人Bergerを上回ったが3発のペナルティが響いて10位。7.5km優勝のスロヴァキアAnastazia Kuzminaはペナルティ5分と射撃が乱調で39位に沈んだ。
鈴木芙由子は3ペナルティで53位。

金 Tora Berger(ノルウェー)
銀 Elena Khrustaleva(カザフスタン)
銅 Darya Domracheva(ベラルーシ)