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☆バンクーバー五輪12日目まとめ

2010年02月24日 16時07分17秒 | バンクーバー五輪
★バイアスロン女子4×6kmリレー

金 ロシア
銀 フランス
銅 ドイツ

★スピードスケート男子10000m

金 Lee Seung-Hoon(韓国)
銀 Ivan Skobrev(ロシア)
銅 Bob de Jong(オランダ)

★アルペンスキー男子大回転

金 Carlo Janka(スイス)
銀 Kjetil Jansrud(ノルウェー)
銅 Aksel Lund Svindal(ノルウェー)

★フリースタイルスキー女子スキークロス

金 McIVOR Ashleigh(カナダ)
銀 Hedda Berntsen(ノルウェー)
銅 Marion Josserand(フランス)

★ノルディック複合団体

金 オーストリア
銀 アメリカ
銅 ドイツ

☆アイスホッケー男子
[準々決勝進出決定戦]
Switzerland 3-2 Belarus
Canada 8-2 Germany
Czech Republic 3-2 Latvia
Slovakia 4-3 Norway

☆カーリング男子
[Session 12]
China 3-10 Canada
Sweden 7-6 Denmark
Great Britain 5-9 Norway
Switzerland 6-2 France

1. Canada 9-0
2. Norway 7-2
3. Switzerland 6-3
4. Great Britain 5-4
4. Sweden 5-4
6. Germany 4-5
7. France 3-6
8. China 2-7
8. Denmark 2-7
8. United States 2-7

☆カーリング女子
[Session 11]
Japan 6-10 Sweden
Switzerland 4-2 Germany
United States 5-6 China
Canada 6-5 Great Britain

[Session 12]
Switzerland 10-3 United States
Canada 7-3 Russian Federation
Japan 5-7 Denmark
Sweden 8-7 Germany

1. Canada 8-1
2. Sweden 7-2
3. China 6-3
3. Switzerland 6-3
5. Denmark 4-5
6. Germany 3-6
6. Great Britain 3-6
6. Japan 3-6
6. Russian Federation 3-6
10. United States 2-7

結果的には3勝6敗に終わったが、リーグ戦前半から中盤にかけては本当に熱い試合を繰り広げてくれた。終盤にミスが連発したがそれは経験不足によるものだろう。強豪国には30代40代のベテランがどっしりと構えていて、大切なところで素晴らしいプレイを見せてくれた。チームとしての蓄積という意味でもまだまだこのチームには足りないものがあるのだろう。今後にどう繋げていくかは、単にカーリング界だけでなく日本のスポーツ界、スポーツに対する日本社会の有り様を示すものとなるだろう。

☆フィギュアスケート女子ショートプログラム

1. Kim Yu-Na(韓国) 78.50
2. 浅田真央(日本) 73.78
3. Joannie Rochette(カナダ) 71.36
4. 安藤美姫(日本) 64.76
5. Rachael Flatt(アメリカ) 64.64
6. 長洲未来(アメリカ) 63.76
7. Carolina Kostner(イタリア) 63.02
8. Alena Leonova(ロシア) 62.14
11. 鈴木明子(日本) 61.02

各選手それぞれに健闘した結果だと言えるだろう。1位2位の点差についてはやや広がり過ぎた感はあるが、「トリプルアクセル>ダブルトゥループが9.50+0.60なのに対して、トリプルルッツ>トリプルトゥループが10.00+2.00。ここで結構差がついてる」ため仕方がない。配点の問題もあるが、技の出来に差がついたのは事実だ。Rochetteの得点が高過ぎる印象は残るが、若干のホームアドバンテージは織り込み済みだろう。
安藤の挑戦は金メダルを狙う以上妥当なものだし、ジャンプ自体も惜しかっただけにこの試みを批判するのは間違いだ。順位は気にせずにフリーは思い切った演技をして欲しい。鈴木もミスがあり順位は11位だが、4位以下は接戦なので入賞を目指して頑張って欲しい。

☆ボブスレー女子二人乗り

1. カナダ1
2. アメリカ2
3. ドイツ2
4. カナダ2
5. ドイツ1
6. アメリカ3
7. アメリカ1
8. ドイツ3

前半2回を終えて、上位8チームはカナダ、アメリカ、ドイツで独占されている。8位までで1.02秒差。1位2位争いと、3位争いが熾烈。

◆13日目のスケジュール
[決勝種目]
クロスカントリースキー男子4×10kmリレー、スピードスケート女子5000m、アルペンスキー女子大回転、ボブスレー女子二人乗り、ショートトラック女子3000mリレー、フリースタイルスキー女子エアリアル
[その他の種目]
アイスホッケー男子準々決勝(アメリカ-スイス、ロシア-カナダ、フィンランド-チェコ、スウェーデン-スロヴァキア)、カーリング男子タイブレイク、ショートトラック女子1000m、ショートトラック男子500m




スポーツ後進国 日本
清水宏保によるコラム。

国家の威信や国威発揚のためにメダルの数を競う必要はない。しかし、人口や経済力に見合うほどにスポーツに予算をかけ、結果を出しているかは疑問だ。スポーツに対する人々の意識はまだ文化として成熟したとは言えない。このオリンピックでも特にTV放送でそれが顕著に現れている。
単純にいくらお金をかけるかではなく、意識の面から変えていかないと難しいだろう。優秀なアスリートは環境に寄らずとも出て来ることはあるが、高いレベルでコンスタントに生み出すためにはそのための環境づくりが必要である。
スポーツをスポーツとして楽しむこと。結果も大切だが過程も評価し、いいプレイには敵味方関係なく褒め称える。それだけで違ってくると思うのだが、それすら難しい。


★ノルディック複合団体@バンクーバー五輪

2010年02月24日 09時00分41秒 | バンクーバー五輪
前半のジャンプの結果は、1位フィンランド、2秒差でアメリカ、オーストリアがトップから36秒差の3位。オーストリアから15秒の範囲内に日本、フランス、ドイツ、ノルウェーと続く。1位2位のグループと3位グループがスタートから形成される予想を持って後半のクロスカントリースキーへ。

1走目で3位グループが一気に差を詰めて、レースは2走目で大きく変化する。アメリカとオーストリアが先頭を争い、16秒ほど遅れてフランスとドイツが3位争いを展開する。そこから10秒から15秒遅れて日本とノルウェーが続き、フィンランドは更に遅れてメダル圏外へと消えた。
3走にわたる頃に雪が激しくなり、各国とも2走の選手よりも15~30秒も3走の選手はタイムを落とした。1位グループ、3位グループ、5位グループの顔ぶれは変わらないが、それぞれのグループ間の距離が広がった。また、3位グループが分かれて、ドイツが前に、フランスが後続のグループに近づいた。
いよいよアンカー勝負。ドイツBjoern Kircheisenは一時は上位2チームにかなり接近したが最後は力尽きた。一方、アメリカBill DemongはオーストリアMario Stecherの背後にずっとついていて、終盤かわして前に出ようとしたが、すぐに抜き返され、Stecherのラストスパートに追いすがれなかった。
4位にフランス、5位にノルウェーが入り、日本は6位に終わった。2走までは計算どおりとも言えたが、天候の悪化によりタイムが伸びず、渡部、小林の3走4走で前に迫れなかった。
7位フィンランド、8位チェコまでが入賞。

金 オーストリア(Bernhard Gruber/David Kreiner/Felix Gottwald/Mario Stecher)
銀 アメリカ(Brett Camerota/Todd Lodwick/Johnny Spillane/Bill Demong)
銅 ドイツ(Johannes Rydzek/Tino Edelmann/Eric Frenzel/Bjoern Kircheisen)


★フリースタイルスキー女子スキークロス@バンクーバー五輪

2010年02月24日 08時34分49秒 | バンクーバー五輪
優勝は地元カナダのMcIVOR Ashleigh。2位にノルウェーHedda Berntsen。3位はフランスMarion Josserand。
4位オーストリアKarin Huttary。スモールファイナルの結果から5位にカナダKelsey Serwa、予選1位のスウェーデンAnna Holmlundが6位、スイスFanny Smithが7位、8位にノルウェーJulie Brendengen Jensen。
福島のり子は1/8ファイナルで敗退し、22位。

金 McIVOR Ashleigh(カナダ)
銀 Hedda Berntsen(ノルウェー)
銅 Marion Josserand(フランス)


★アルペンスキー男子大回転@バンクーバー五輪

2010年02月24日 08時27分47秒 | バンクーバー五輪
1回目トップに立ったスイスのCarlo Jankaが2回目もいい滑りを見せて優勝を飾った。ノルウェーKjetil Jansrudが2回目のトップタイムを出して2位に入り、同じくノルウェーのスーパーG金メダリストAksel Lund Svindalが3位。
4位Marcel Hirscher、5位Romed Baumann、6位Benjamin Raichとオーストリア勢が入ったが、どれも2回目はもうひとつ伸びずじまいだった。スーパー複合銀メダルのクロアチアIvica Kostelicが7位、ドイツのFelix Neureutherが8位。
好調アメリカ勢はBode Millerが1回目でコースアウト。Ted Ligetyも9位に終わった。

金 Carlo Janka(スイス)
銀 Kjetil Jansrud(ノルウェー)
銅 Aksel Lund Svindal(ノルウェー)


★スピードスケート男子10000m@バンクーバー五輪

2010年02月24日 08時17分57秒 | バンクーバー五輪
全8組15人で争われたこの種目。5組目の韓国Lee Seung-Hoonが非常に素晴らしい走りを見せ、オリンピックレコードとなる12分58秒55 でこの時点で2位に20秒以上の大差をつけてトップに立つ。このタイムに迫れないまま、最終組へ。5000mの金メダリスト、オランダのSven Kramerが登場。同走はロシアIvan Skobrev。
Kramerは序盤から快調に滑り、Leeのラップタイムを上回る。そして、それは丁度レースの半ばに起きた。バックストレートを滑走していたKramerは次のコーナーでアウトに入ろうとしていた。そこにオランダのコーチがインに入るように指示。Kramerは慌てて体勢を崩しながらもインに入ってしまう。Kramerはその後も滑り続け、Leeのタイムを4.05秒上回ってゴール。2冠目を喜ぶKramerにコーチが失格となるであろうことを告げると、サングラスを投げ捨てた。

繰り上がって優勝はLee Seung-Hoon。2位にSkobrev、オランダのBob de Jongが3位に入った。
4位フランスAlexis Contin、5位ノルウェーHavard Bokko、6位もノルウェーSverre Haugli、7位もノルウェーHenrik Christiansen、8位アメリカJonathan Kuck。平子裕基は11位。

金 Lee Seung-Hoon(韓国)
銀 Ivan Skobrev(ロシア)
銅 Bob de Jong(オランダ)


★バイアスロン女子4×6kmリレー@バンクーバー五輪

2010年02月24日 06時12分44秒 | バンクーバー五輪
フランスの第3走Marie Dorinが最初の伏射で大きなミスを犯し、一気に順位を落とした。これでトップ争いはロシアとドイツに絞られたが、ロシアの第3走Olga Medvedtsevaがノーペナルティで走りも好調にトップに立つ。最終走者のOlga Zaitsevaは最後の伏射で2発外し、追い詰められるかと思われたが、ドイツAndrea Henkelも2発外してしまう。ロシアはこのまま差を守って優勝。2位争いはペナルティは多かったが圧倒的な走力を見せたフランスがドイツを抜いて銀メダルを獲得。ドイツは3位を守った。
ペナルティは3と少なかったノルウェーとスウェーデンが4位5位とやや物足りない成績に終わった。ウクライナ、ベラルーシ、スロヴェニアまでが入賞。

金 ロシア(Svetlana Sleptsova/Anna Bogaliy-titovets/Olga Medvedtseva/Olga Zaitseva)
銀 フランス(Marie Laure Brunet/Sylvie Becaert/Marie Dorin/Sandrine Bailly)
銅 ドイツ(Kati Wilhelm/Simone Hauswald/Martina Beck/Andrea Henkel)