奇想庵@goo

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感想:ヒロイック・エイジ 第16話「幾つの定めを超えて」

2007年07月25日 20時58分47秒 | 2007春アニメ
熾烈な地球奪還の戦いが終わり、次の戦いに向けての繋ぎといった回。ディアネイラの兄たちは相変わらずで、今後も不安の種になりそうだが政治的な駆け引きは艦長モビードらが上回ってそうだ。ノドスたちは、ツンデレ(?)ユティの実力が今後の見所。カルキノスとの信頼関係は興味深い。銀の種族たちは感情を忌避しながら鉄の種族とそのノドスに対しかなり感情的になっている感じ。
一方、アルゴノートでは二人のノドスが目を覚ます。メヒタカはディアネイラの優しさに触れ共に戦うと言う。戦いを忌み嫌っていた彼が彼の種族を守ると言ったディアネイラのために戦おうとする。この作品はディアネイラをいかに描くかが一つの肝となっている。二人のバカ兄貴は別として、彼女のために命を賭して戦おうとする多くの人々の想いを納得させるだけの魅力を彼女に与えられるかどうか。これがこの作品を見る者に納得させる力であり、今のところそれは成功している。


感想:スカルマン 第4夜「散歩する幽霊」

2007年07月25日 20時58分04秒 | 2007夏アニメ
今回は御子神と霧子の視点でストーリーが展開した。これなら謎だらけのこの作品世界にもすんなりと入っていける。前回のように他のキャラクターの視点を多用すると話の軸が見えなくなってしまいついていけなくなる。今回のような演出が続くようならもう少し見てみたいところだ。
物語的には今回のスカルマンは本物なの?とかいろいろ疑問が出てくるが、そもそもスカルマンの目的などさっぱり分からないわけで、なかなか五里霧中って感じは変わらないね。


感想:アイドルマスター XENOGLOSSIA 第17話「迷子の兎」

2007年07月25日 20時57分03秒 | 2007春アニメ
さすがに限界。本来キャラクターは描写を積み上げて作られるものだが、この作品の場合非常に唐突にキャラクターは行動する。人は様々な要因で行動が決まるものなのに、この作品中では一つの理由だけで行動するのが当たり前となっている。厳しい言い方になるが、作り手の思いつきで場当たり的にキャラクターが行動する痛々しさが見ていて感じられる。
「舞-乙HiME」の制作スタッフが主体だそうだが、「舞-乙HiME」にも同様の傾向が強かった。ただそれでもなんとか見られたのは、折に触れてカタルシスを得られるような戦闘シーンがあり、それによって持たせたという印象がある。人間ドラマという面では酷いレベルだったけれど戦闘描写は素晴らしかった。しかし、このアイマスの場合はその良かった面が消え去り悪い面ばかりが目立つようになってきた。キャラクターのもともと持っていた人気におんぶに抱っこされて成立している作品であり、作り手の自己満足しか感じられない物語と言えるだろう。


感想:モノノ怪 第2話「座敷童子(後編)」

2007年07月25日 20時55分55秒 | 2007夏アニメ
映像的な面白さは認めるところ。物語も民話的な雰囲気もある。全体に説明不足で分かりにくさはあるが、それもひとつの味になっている。ただ見る側が語られる物語に接する距離感が遠すぎて入り込めない。独特の絵や演出方法はそれ自体は悪くはないのだけど、感情移入を妨げているのも否めない事実だ。怪談と呼ぶには怖さが足りず、謎解きと呼ぶには説明が不足し、妖怪を倒す話と見るにはカタルシスに欠ける。全体をトータルで見たときに焦点が定まらず散漫になってしまっている印象があり、それが非常に惜しまれる。


感想:ぽてまよ 第3回「聖夜の奇跡」「それは大晦日 突然に」

2007年07月25日 20時54分51秒 | 2007夏アニメ
クリスマスと大晦日の定番イベント。ぽてまよたちが存在する意味はあるのとも思うが、まあまったりした作品の中のアクセントにはなっているか。クリスマスパーティではしっかり教室の中に入ってご馳走を食べるぐちゅ子がいい感じ。素直にべったりなぽてまよよりぐちゅ子の方がキャラクターとしていい味を出しているように思う。大晦日の方は素直の父が初登場。父と息子で性格違いすぎって感じだけど、雰囲気は悪くない。普段振り回す側の素直が父の前では振り回されてるのもいいね。


涼宮ハルヒの戸惑

2007年07月25日 18時21分59秒 | アニメ・コミック・ゲーム
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「涼宮ハルヒの憂鬱」がゲーム化される訳で。まあこの手のもののゲーム化は非常によくあることだし、一方でゲーム的には外れることが多いのも事実。その意味ではゲーム自体にはさほど関心はないけど。

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お約束の超限定版はハルヒフィギュア付き。数量限定予約特典はTVエンディングをフルCG化した映像特典が売り。ちょっと見てみたいけど、CGってところがどうなんだろうね。
発売は2008年1月31日とまだまだ先。アニメ第二期も発表されまだまだ勢いの衰えないハルヒだけど、それよりもまず「驚愕」はまだ?(笑

公式サイト


感想:らき☆すた 第16話 「リング」

2007年07月24日 18時59分15秒 | 2007春アニメ
Aパートは基本的に教室内でのダベリのみ。4人の会話を聞いているだけで十分楽しめるのがこの作品らしさだろう。Bパートのメインはこなたのコスプレ喫茶。つか、ハルヒコス(SOS団コス)喫茶、行ってみて~と思ったり思わなかったり。ハルヒと長門は声優一緒だし、ここまでやるかって感じで楽しめた。ダンスシーンもさすが。
らっきー☆ちゃんねるは、小神あきらビッグショー……カラオケボックスで。哀愁たっぷり。『三十路岬』の曲はエンディングでも使われた。こちらは実写で。白石の実写エンディングよりはマシだけど、実写エンディングと言えば「セイントオクトーバー」が強烈だったのでインパクトはあまりなし。あれくらいやってくれないと(笑。


感想:もえたん 第3話「恐怖大作戦」

2007年07月24日 18時58分30秒 | 2007夏アニメ
萌えというより明らかにエロの方向に進んでる気がする(苦笑。設定は高校生ながらどうみても小学生のいんくとすみ。今回はすみの別荘へ行く話。プールでの水着シーンもさることながら、いんくとすみの入浴シーンが今回の目玉?だろう。落書きによるとDVDでは湯気が薄くなるそうだが……。画面二分割して二人のエロい変身バンクもあり、ホントただのロリエロアニメだなと実感。そもそも変身する意味なかったし(笑。


感想:さよなら絶望先生 第3話「その国を飛び越して来い」

2007年07月24日 18時57分43秒 | 2007夏アニメ
さよなら絶望先生 元ネタWiki

背景にあたる黒板などに数多くの書き込みがあるのが特徴の作品だが、それらの元ネタなどを扱っているWiki。そのあまりの細かさには感動を覚えるほど。

で、今回の登場キャラは、木村カエレと関内・マリア・太郎。Aパートは教室内のみでテンポの良さが光った内容。生徒たちはみな変な奴ばかりだが、しかしその斜め上を行く糸色先生のキャラクターが絶品。Bパートは一転して糸色は出番少なし。出席番号を買ったというマリアの話も凄まじかったが、可符香のボケと千里のツッコミがなかなかいい感じだったのも面白かった。


感想:ぼくらの 第14話「迷い」

2007年07月24日 18時56分09秒 | 2007春アニメ
中盤になり設定がいろいろと明らかになってきた。その分、話の中心が子供たちから離れてしまった印象だ。これまで戦うキャラクターをメインに据え、その子供の抱えているものを描く方法を取ってきた。子供たちが特殊すぎてリアリティを感じないなどの問題はあったが、戦うことに関して見る側と気持ちが共有できる部分もあった。焦点が子供たちから離れ、大人の世界を描き出し始めたがここでも真っ当な存在が見出せずに強い違和感を覚えてしまう。ある程度それは作り手の意図なのだろうが、その狙いが成功しているとは思えない。
作品のにおいは「エヴァ」に近いものを感じる。けれども、「エヴァ」は見る者の身近な存在足りえたが、時代性の違いもあってか「ぼくらの」には著しい距離感を持ってしまう。その遠さが何らかの役割を果たすのかどうか。作り手の意欲は感じられるが、それだけでは意味が無い。