奇想庵@goo

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感想:ハヤテのごとく! 第18話「レアカードは水着です」

2007年07月29日 18時56分30秒 | 2007春アニメ
お約束の臨海学校エピソード。つか、冒頭で18話と20話を差し替えたって言ってるし……。個別のネタは面白いものもあったが、全体的には今ひとつというこの作品らしい出来。まあもうそういうアニメだと言うしかないのだけどね。
基本的にこの作品のキャラは特定のセットでしか関わりを持たないから、今回のようにいろいろ出ても相互の絡みがないのよね。そのため特定のパターンの多用って結果になってしまってる。この辺はマンガとアニメの違いって気もするのだけどね。


感想:天元突破グレンラガン 第18話「聞かせてもらうぞこの世界の謎を」

2007年07月29日 18時55分44秒 | 2007春アニメ
急展開からいよいよ世界の謎が語られる。ロシウは極秘裏にロージェノムの亡骸からその生体コンピュータを作り出し、彼の知識を得ようとする。そして語られる真相。それは過去、螺旋の力を持つものとそれを恐れるものが戦い後者であるアンチ=スパイラルが勝利したというもの。そして、各母星へ逃れた敗者に対し、ある一定の螺旋力を越えると発動する殲滅システムがあると。それは月を地球にぶつけるという……って、幻魔大戦かよっ!これが知られればパニックが起こると予測したロシウだが、ロージェノムが語る内容を再び巨大映像化したニアがシモンに、そして人々に語っていた。敵の攻撃こそ見事に撃退したシモンだが、彼に怒りを向ける民衆が待っていた。そしてロシウは決断を下す。この混乱を収めるためにシモン逮捕と。
民衆の反応がちょっと過激に思えるが、この辺りは例の騒動の影響というか一種の皮肉として描いているようにも見える。ただ怒り、叫び、投石する愚かな大衆像はネット上で「祭り」を繰り広げた連中の投影というのは穿ちすぎか。
もともと1話でロージェノムの語ったような宇宙大戦は描かれていた。それがようやく繋がった訳だ。当然最後はそこまで行って欲しいがまあ月の勢力との戦いで終わりかなとも。まあその辺りはどこまで加速できるか楽しみなところだけどね。
ロシウはシモンをスケープゴートにしようとしているが、「政治」としては外に敵を作った方が良さそうな気が。そもそもシモンの螺旋力は切り札なんだしね。その辺もう少しロシウを切れ者に描いてもと思ったが、この後の展開次第でその辺りの評価は変わりそう。


感想:スカイガールズ 第4話「休日の街角」

2007年07月29日 18時54分41秒 | 2007夏アニメ
入隊して1ヶ月。初のお給料日で初の休日。まあ1ヶ月で初の休日ってのはあれだけど……。3人で揃って街でお買い物。先の大戦(ワームとの戦争)の爪痕を描くというのが一種のコンセプトとなってる作品で、その設定で若い男性のほとんどが戦死ということになっており、街中を歩く人の姿もほとんどが女性。可憐が大切な兄にもらった万年筆を落としてしまい、それを拾ったのが今回から登場の速水たくみ、通信士。そういやOVA版で見たなあと思い出す。万年筆を届けてもらった可憐が嬉しくて泣いていたのを勘違いしてたくみを箒で叩く音羽はお約束の展開。
一方で今回は瑛花のキャラを細かな演出で見せていた。前回彼女を救うために無断で飛び出した音羽と遼平が草むしりの罰を受けていると、「助けてくれと頼んだわけじゃない」と言いつつドリンクを渡したり、音羽には手当たり次第買い食いしてお金足りなくなるんじゃと言いつつ高級チョコに目の色変えて見せたりとこれまでにない一面を表現した。前回も陰で努力する少女という側面を描いていたし、プライド高くツンとした最初の印象からはかなり軌道修正されている。でも他の二人に対してはかなり偉そうな言い草だったりするけどね。


感想:電脳コイル 第12話「ダイチ、発毛ス」

2007年07月29日 18時53分54秒 | 2007春アニメ
リアルも作品内も夏休みとあってか番外編的な話が続く。特に今回はそれが顕著だった。
とにかく、ヒゲである。ヒロインにあんなヒゲが生えていいのかってくらいのヒゲだ。フミエのヒゲはまあどうでもいい。ハラケンはえらく似合ってた。ハラケンのおばちゃんのヒゲも似合ってたが……。
そして、シムシティだかポピュラスだかそんな感じのゲーム感覚。ヒゲたちの文明の発展の歴史。でもヒゲたちも人類同様その歴史は争いの歴史に。神様ヤサコの介入にも関わらず、ついには核戦争へ。神は死んだとか面白すぎ。やがては星間核戦争に発展し……って結局このイリーガルは何者やねん!
まあ完全にギャグで終わった今回、イサコは出番なし。イサコのヒゲがなかったのがとても残念(笑。ハラケンのおばちゃんは完全にギャグキャラになってしまったのでイサコを止める者はいるのだろうか。


感想:おおきく振りかぶって 第16話「あなどるな」

2007年07月29日 18時53分09秒 | 2007春アニメ
13話の「夏大開始」のその日に大阪地区予選が開幕した。その予選も今日が準決。しかし、試合はまだ初戦の2回表から3回裏とスローペース。先取点を取った西浦は三橋が絶好調。というか完全に飛ばしすぎ。2回3回と三振の山を築く。一方攻撃は先制はしたものの4番田島がブレーキ。シンカーに翻弄されている。雨の中、三橋がこのままもつのか、相手チームも一巡して阿部のリード通りで抑えられるのか、とても気になるところ。まあそれ以上にこの試合いつまで続くのかもとても気になるけどね。


感想:精霊の守り人 第17話「水車燃ゆ」

2007年07月29日 18時52分18秒 | 2007春アニメ
いよいよ物語は大きく展開していこうとしているのだが……その割に盛り上がりに欠けるのが残念。その最大の要因は対立軸の消去だ。これまでチャグム皇子の命を守るためにバルサは戦った。狩人たちはチャグムの命を狙う存在だった。ところがシュガの発見や第一皇子の死によりチャグムは保護される対象に変わった。今回チャグムとシュガが出会う。チャグムの命を救う方法を知るために彼を連れて行かねばならない事情は分かるが、話し合う余地が本当にないのかなどバルサの行動に信頼感が持ちづらくなってきている。更にトーヤが命がけで守ろうとした事も本当に必要なことだったのかと感じてしまう。明確な悪が存在しない中で、主人公バルサの行動を是とさせるための説得力をいかに描くかがいま問われている。


感想:風の少女エミリー 第17話「イルゼの秘密」

2007年07月29日 18時51分08秒 | 2007春アニメ
イルゼの亡き母にまつわるエピソード。イルゼと父との関係回復に繋がる話だが、全体的な出来はよくなかった。分かりやすい劇的な展開にしようとして、かえって作品の雰囲気をぶち壊した印象だ。イルゼと父との関係はこれまで繰り返し描かれていたが、それでも今回は唐突な感が拭えなかった。エミリーの役回りもありがちな形でこの作品らしさが感じられなかった。


感想:School Days 第4話「無垢」

2007年07月29日 18時50分19秒 | 2007夏アニメ
ある意味美少女系ゲームとかのストーリーに対するアンチテーゼっぽさを感じる。誠と言葉は高校生でお互い片思いというか気になる存在だったのが、世界という少女の出現で付き合うようになった。誠は女の子の気持ちが分からないし、言葉も恋に恋しているって印象を拭えない。前回のラストで誠は言葉と一緒にいると疲れると世界に言ったが、誠は他人の気持ちに鈍感な人物だからそれは当然だろう。二人の間に愛は存在していない。まあ高校生だしそんなものって言っちゃ言いすぎかもしれないけど。
お互いのことを知ってから好きになったんじゃなく、あくまで見た目って感じがすごく強く感じる。で、一緒にいても思ったことを全て言えるわけじゃない。お互い相手のことをどう扱っていいか分からない感じ。それを描いている分には初々しさってことで済むんだけど。
どうしてもその先にある肉体的な関係とかそういったものも絡んでくるから、いろいろと生々しくなる。特に男の子はね、どうしてもそっちしか頭にない感じが透けて見える。
で、現実的に考えれば、くっついて、やっちゃって、しばらくして別れて終わりってな関係に見えるのだけど、そこに世界が絡むところに特異性があるわけで……。
誠や言葉はいそうなキャラだけど、世界は非現実的存在の色が強い。でも、こういった美少女ゲーやそれに近接するジャンルではありがちかもしれないけどね。世界は誠に好意を持っているのは描かれている。しかし、彼女は誠と言葉を引き合わせ付き合うように導いた。二人から信頼されている世界だけど、誠とキスしたりと誠実な存在とはなっていない。
ゲームやアニメだけでなくリアルでだって内面を知って好きになるとことよりもまず見た目など他の要素が先行することは少なくないだろうし、特に若いうちはその傾向も強そうだ。誠が言葉でなければならない理由は存在しない訳で、この3人の関係を俯瞰で見れば誠と世界がくっつけば話が早いのだが人の心はそう計算通りでないことも事実だしね。

ネット上では誠に対する非難の嵐が飛び交っているようだけど、確かにヒデー奴ではあるが、取り立てて非難するほどのことかと思う。例えば、ゼロの使い魔の才人やFate stay/nightの士郎と比べて酷いかっと問われると私は首を横に振る。相手の人格を尊重しているかどうかという意味では3人とも差が無い。性的対象にしか見てないって非難も、相手がOKしてるんならどっちかが悪いって問題でもない。最終的には誠が酷い目にあって見ている者が溜飲を下げる物語になりそうだけど、その方が変な感じがする。ここまでは世界が一番悪って感じだし、言葉も誠の人となりを見ていないのだから自業自得にしか思えないし。ここまでは作り手の狙い通りの展開だけど、今後どう進めていくのか興味が出てきた。非難に屈せずに頑張って欲しいね。


感想:瀬戸の花嫁 第16話「マイノリティ・リポート」

2007年07月29日 18時49分17秒 | 2007春アニメ
新キャラ不知火明乃登場。これまでの登場キャラは基本的に永澄の方を向いたものばかりだった。今回の不知火明乃は燦ら他の魚人族を向いたキャラで、これにより作品に幅が出てきた印象だ。人間に正体を知られてはならないというルールがだんだんといい加減になってきたところでの彼女の登場はルールの再徹底という意味でもそこに過剰な笑いを生み出す形になりそうだ。燦、留奈、巡らと違ったタイプの美少女という点もGood。


感想:風のスティグマ 第16話「父と子と」

2007年07月29日 18時47分56秒 | 2007春アニメ
ダメダメな回。結局この作品は綾乃を軸にいじっていないとつまらない。今回は和麻とその父とのやり取りが中心となっているが、つまらなさ過ぎた。シリアスに描けないからってこんなに子供っぽく描かれても……。こんなレベルが続くようなら辛いものとなる。次回にかなりの不安を抱きつつって感じになりそうだ。