外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

結果責任

2011-06-13 21:45:57 | 大学野球
「今回の仕事でしくじったら、それこそ切腹ものだ」
「そうだよ、プロジェクトの予算を承認してくださった本部長に対しては、メンバー全員が土下座して謝らなくては」
「全員がその覚悟を持って、これから3ヶ月間、頑張ろう」

少しばかり誇張した、こんな表現が日常のビジネスで使われてるのは、さほど珍しいことではありません。

しかし、日本の財界を代表する1人である東京電力の社長さんが、本当に土下座しなくてはならない事態となると、これは100年に1度と言えるでしょう。
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写真にある東電のマネジメント陣の後ろ姿。
避難された人々からの刺すような視線に晒されながら土下座する彼らは、針のムシロに座っている心境だと思います。

そして、彼らの背中からは、
「本当に申し訳ありません」
という懺悔の気持ちに加えて、
「俺たちに原発建設を強要した、政治家と経産省の官僚たちは、どこに隠れてしまったんだ?」という憤りも伝わってきます。

土下座すべき立場の人は、中央官庁にも、代議士にも、そして地元議会や経済界の中にもいます。
彼らは、息を潜めて身を隠しているように思えます。

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結果責任

経済人はもちろん、政治家も官僚も、権限を有する人々が自らの判断がもたらした結果については、良くも悪くも責任を負うという仕組みが必要です
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