南相馬市で野球教室

野球部員が福島県南相馬市を訪れて、野球教室を開催しました。

南相馬を訪れたのは、森井投手（教３、早実）、中林捕手（スポ１、三重高校）、小形外野手（社学３、早実）、立花外野手（人科３、千葉英和）の４名です。
後期試験も近づく時期ですから、部員たちも大変です。

早稲田大野球部員が原町三中生を指導　南相馬の支援事業：福島民友ニュース：福島民友新聞社 みんゆうNet

南相馬市では、東日本大震災で甚大な被害が発生しました。
今回の野球教室が行われた原町地区の震災直後の写真がありました。

東日本大震災　福島県南相馬市の被害状況写真集

震災から４年を経過したのですが、今も市外への避難者が１万人を超え、その結果、市内の人口は３割以上も減少したままです。
そんな状況で野球教室が開催されたことに、改めて驚きました。



被災地から遠く離れた街に住んでテレビや新聞からの情報に接しているだけでは、分からない被災地の厳しい現実があります。
そして、岡村監督時代に始まった野球教室を通して、野球部の皆さんは現地の厳しい状況を肌で感じていらっしゃるのだと思います。

神宮球場でプレイする野球部だけでなく、被災地支援で汗を流す野球部も皆で応援いたしましょう。