帰宅したら、私宛てに届いた郵便物を娘から受け取りました。
南青山のジャズ・クラブの月間スケジュール、早稲田OBからの手紙、Amazonで買ったアメリカ映画のDVD…
「パパの生活は、わかりやすいよね」と娘から言われて、一言も反論できない私でありました。
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「何か持っている」
メディアが好んで使う、この表現が、私は大の苦手です。
ですから、このブログで一度も私は使ったことがありません。
プロならば商売上の都合もあってやむを得ないのかも知れません。
しかし、学生スポーツにおいて特定の選手を神がかり的にメディアが取り扱うのは、全く私は感心しません。
普通の選手達に対して、「いくら君達が努力しても、あの選手には手が届かないよ」と、メディアやファンが騒いでいるに等しいように、私には聞こえてしまうからです。
「○○神話」というのも、同じように苦手です。
「怪物」「怪童」という表現あたりまでは違和感がありませんが、いくらなんでも「神」扱いはないでしょう。
モーゼのように、海が割れることはないのですから。
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そんな、へそ曲がりの私ではありますが、「運の強い人」が、スポーツ界に現実にいるということには、躊躇することなく、完全に同意します。
単に「運の強さ」といえば抽象的で、ややもすると「果報は寝て待て」などと同じような意味になってしまいがちです。
でも、私なりに分解すると、具体的には次のようになります。
(1)世間が注目する大舞台、天下分け目の決戦に駒を進めてもおかしくないだけの優れた競技能力を、そもそも有している。
(2)その決戦に至るまでにピンチに遭遇しても、そのピンチをバネにして、むしろ大舞台に駒を進めるためのエネルギーに転換してしまうような、人一倍強い負けじ魂がある。
(3)いよいよ、その大舞台に立った時、周囲の関心の高さにも萎縮したりアガったりすることなく、頭脳が冷静に機能し身体はパワー全開となるような性格である。
すなわち、「運も実力のうち」
言い方を代えれば、裏付けとなる能力と努力のあった者のところに幸運は巡ってくるということです。
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斎藤主将、宇高副将、福満主務、野崎コーチらに代表される2007年入学組は、本当に「運の強い」学年だと私は思っています。
彼らが早稲田に登場した春、いきなり田中幸長主将の手のひら骨折、西武裏金事件というピンチに遭遇しますが、むしろそれをバネにして、一気に大学日本一まで駆け上がっていきました。
今年も、主力打者の退部、あるいは東大に敗戦するなどのピンチに遭遇しましたが、それを補って余りある結束で乗り越えて、優勝争いを展開し、優勝決定戦で勝利して、全国のファンから祝福を受けることができました。
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これからの一週間、2007年入学組の最後の決戦ウィークです。
彼らが下級生の頃から、「四年生で、できれば秋に優勝するのが最高だ」と私は話し、彼らも同意してくれました。
そんな彼らの、学生時代の最後の決戦です。
ここまでくると、私には何もできません。
ただ、ただ、最後まで勝ち抜いてほしいです。
そして、明治神宮大会初優勝という足跡を刻み込んでもらいたいです。
南青山のジャズ・クラブの月間スケジュール、早稲田OBからの手紙、Amazonで買ったアメリカ映画のDVD…
「パパの生活は、わかりやすいよね」と娘から言われて、一言も反論できない私でありました。
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「何か持っている」
メディアが好んで使う、この表現が、私は大の苦手です。
ですから、このブログで一度も私は使ったことがありません。
プロならば商売上の都合もあってやむを得ないのかも知れません。
しかし、学生スポーツにおいて特定の選手を神がかり的にメディアが取り扱うのは、全く私は感心しません。
普通の選手達に対して、「いくら君達が努力しても、あの選手には手が届かないよ」と、メディアやファンが騒いでいるに等しいように、私には聞こえてしまうからです。
「○○神話」というのも、同じように苦手です。
「怪物」「怪童」という表現あたりまでは違和感がありませんが、いくらなんでも「神」扱いはないでしょう。
モーゼのように、海が割れることはないのですから。
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そんな、へそ曲がりの私ではありますが、「運の強い人」が、スポーツ界に現実にいるということには、躊躇することなく、完全に同意します。
単に「運の強さ」といえば抽象的で、ややもすると「果報は寝て待て」などと同じような意味になってしまいがちです。
でも、私なりに分解すると、具体的には次のようになります。
(1)世間が注目する大舞台、天下分け目の決戦に駒を進めてもおかしくないだけの優れた競技能力を、そもそも有している。
(2)その決戦に至るまでにピンチに遭遇しても、そのピンチをバネにして、むしろ大舞台に駒を進めるためのエネルギーに転換してしまうような、人一倍強い負けじ魂がある。
(3)いよいよ、その大舞台に立った時、周囲の関心の高さにも萎縮したりアガったりすることなく、頭脳が冷静に機能し身体はパワー全開となるような性格である。
すなわち、「運も実力のうち」
言い方を代えれば、裏付けとなる能力と努力のあった者のところに幸運は巡ってくるということです。
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斎藤主将、宇高副将、福満主務、野崎コーチらに代表される2007年入学組は、本当に「運の強い」学年だと私は思っています。
彼らが早稲田に登場した春、いきなり田中幸長主将の手のひら骨折、西武裏金事件というピンチに遭遇しますが、むしろそれをバネにして、一気に大学日本一まで駆け上がっていきました。
今年も、主力打者の退部、あるいは東大に敗戦するなどのピンチに遭遇しましたが、それを補って余りある結束で乗り越えて、優勝争いを展開し、優勝決定戦で勝利して、全国のファンから祝福を受けることができました。
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これからの一週間、2007年入学組の最後の決戦ウィークです。
彼らが下級生の頃から、「四年生で、できれば秋に優勝するのが最高だ」と私は話し、彼らも同意してくれました。
そんな彼らの、学生時代の最後の決戦です。
ここまでくると、私には何もできません。
ただ、ただ、最後まで勝ち抜いてほしいです。
そして、明治神宮大会初優勝という足跡を刻み込んでもらいたいです。