外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

今日の東伏見

2009-01-17 21:02:52 | 大学野球
今日1月17日(土)、今年初めて東伏見に行きました。
道路脇の水溜まりが凍っている朝9時から、室内でアップを行ない練習開始。

午前中は守備練習でした。
野手はグラウンドで、投手は室内で、基本プレーの反復です。

午後は打撃練習と体力トレーニング。
ゲージでの打撃とトスバッティングを行ない、最後はグループ分け馬跳び競争でリラックスしながら体を鍛えました。

守備練習を見ていると、特に内野で、昨年度とは異なるポジションに挑んでいる部員が目立ちます。

四年間に渡って不動の正二塁手だった上本くんが、もう卒業です。
それをうけて、外野から内野に移ったり、あるいは内野の中でも異なるポジションに挑むなど、激しい内野のポジション争いが始まりました。

沖縄キャンプに向けて、ポジション争いに誰が勝ち残るのか。
ファンにとっては楽しみなのですが、もちろん選手たち一人一人にとっては大変な毎日でしょう。

体調や故障に気をつけて、目一杯、とにかく力一杯やってもらいたいです。


さて、この時期は、入部予定者、つまり四月に入学する新戦力を見ることも、東伏見に行く楽しみの一つです。
今日は、早実の三年生たちが、上級生たちに混じって、守備と打撃の練習に元気良く練習に取り組んでいました。

打撃練習を見ている時に、早実から進学する予定の選手のお父上と親しく話す機会がありました。

聞けば、お子さんの中学生時代は、名門シニアの練習に参加させるために、毎週の土日はマイカーを30キロ離れたグラウンドまで飛ばす。
早実に進学した後は、南大沢のグラウンドに近い橋本に部屋を借りて、自宅から分かれて父子で暮らす。

大変な苦労を重ねて早大進学まで辿り着いた、だからこそ大学の四年間を頑張って欲しいと、お父上はお話しされていました。

現代、少年野球から大学までトップレベルで野球を続けていくためには、このような家族のサポートが必要なんだなあと、改めて驚きました。
そして、このようなドラマが100人を超える部員たちの一人一人にあるのでしょう。

応援する立場の私も、身が引き締まる思いとなりました。


なお、早実組の中に、練習着の胸と背中に大きく「阿久根」と書いた新人がいました。
オールドファンならばピンとくると思いますが、彼は1983年度の早大主将・阿久根外野手(早実-早大-東京ガス)のご子息で、早実では投手だったようです。

当時の選手名鑑から、お父上の方の阿久根選手の写真を添付しました。

早稲田の同期には、木暮(桐生高)・岩下(早実)の両投手、泉捕手(前橋工)、そして和泉内野手(早実、現・早実監督)らがいました。


Comments (4)
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