外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ドラッグシティ

2014-12-01 23:08:51 | 音楽
今夜はオフ会仲間と東伏見で焼き肉を堪能しました。
気のおけない仲間との食事は最高です。

昨夜は、NHKスペシャルで危険ドラッグの問題が取り上げられていました。
麻薬や覚醒剤の問題は、私が子供の頃から存在するわけですが、ここまで深刻ではなかったように思います。
いわゆるチンピラ層にとどまらず、社会の範たるべき教師や警官などにも蔓延しているというのですから、嫌になってしまいます。

ところで、カタカナでドラッグと書くと区別がつかないのですが、英語でdrug(薬物)とdrag(動詞で牽引する等の意味。俗語の名詞でクルマの意味も)では大違い。

ドラッグレース(英: Drag race)は、アメリカを発祥とする、直線コース上で停止状態から発進し、ゴールまでの時間を競う自動車競技です。
ひと昔前は、クルマが急発進して400mに達する時間を競いあう「ゼロヨン」が、クルマの性能比較において、日本でも重要視されていました。

YouTubeで、本場アメリカのドラッグレースの様子を見つけました。
YouTube画像

燃費は度外視。湯水のように資金を注ぎ込んでクルマを改造してのパワー勝負は、いかにもアメリカらしいと思います。


上のYouTube画像のBGMで流れている曲が、Jan & DeanのDrag City。

いかにもアメリカっぽいメロディーと歌詞なので、拙い和訳を添えて、ご紹介します。

======
Burn up that quarter mile
1/4マイルをアクセル全開!

Just tuned my car, now she really peels
A lookin' real tough with chrome reverse wheels
A blue coral wax job sure looks pretty
Gonna get my chick and make it out to Drag City
チューンアップが完了 いよいよ僕の愛車のお披露目だ
クロームが輝くホイールを履いた ゴツい外観
コーラルワックスで磨いたボディは最高の輝き
さあクルマに乗って ドラッグシティに繰り出そう!

Yeah, I'm goin' to Drag City
(Run her through now)
Goin' to Drag City
(What'll she do now?)
※いざドラッグシティへ
(クルマを飛ばそう)
ドラッグシティへ
(クルマの調子はどうだい?)
Goin' to Drag City
(Run her through now)
Goin' to Drag City
(What'll she do now?)
※繰り返し

Burn up that quarter mile
1/4マイルをアクセル全開!

The DJ's sayin' on my favorite station
(Whine, whine, whine)
The Drag City races are the fastest in the nation
(Listen to 'em whine, whine, whine)
お気に入りのラジオ局のDJによれば
(エンジンの爆音が唸る)
ドラッグシティのレースが国内最速さ

Wheels are the wildest and the stockers are pretty
(Listen to 'em whine, whine, whine)
I'll get my honey, grab some money, split to Drag City
(Listen to 'em whine, whine, whine)
クルマはヤバい 改造車もイカシテる
(エンジン音を聴いてみて)
彼女を見つけて 小遣いも稼ぐぜ
ドラッグシティに行くぞ
(エンジン音を聴いてみて)

Well, I'm goin' to Drag City
(Run her through, now)
Goin' to Drag City
(What'll she do now)
※繰り返し
Goin' to Drag City
(Run her through now)
Goin' to Drag City
(What'll she do now?)
※繰り返し

Burn up that quarter mile
1/4マイルをアクセル全開!

'Round the drag way thick exhaust fills the air
(Whine, whine, whine)
The final teams tackin' up and action everywhere
(Listen to 'em whine, whine, whine)
レース場の周りは 濃い排気ガスでいっぱい
(エンジンの爆音が唸る)
決勝進出組が掲示され あたりは大わらわ
(エンジンの爆音を聴いてみて)

Checkered flags, wheel stands, sure sounds pretty
(Listen to 'em whine, whine, whine)
To hear the cheers bring your ears out to Drag City
(Listen to 'em whine, whine, whine)
チェッカーフラッグ タイヤ立て みんなイカシテる
(エンジンの爆音が唸る)
歓声を聞くと 気持ちはドラッグシティへ
(エンジンの爆音を聴いてみて)


Comments (2)
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ビールのCM

2014-06-30 21:13:18 | 音楽
このところのビールのCMを見ていると、若手の女優さんがビールを豪快に飲んで「くーっ! 美味しい!」みたいな作品が目立ちます。

一昔前の酒類のCMでは、ワインを除き、長らく男性が主役だったと思います。少なくとも、女性がぐいっと飲むCMは見かけませんでした。
現在は、人気急上昇中と思われる女優さんが主役で、ぐいっと飲みます。
ビールのCM起用が人気スターの証明と言えるような気がします。
時代が変わりました。

一方、クレーム産業と呼ばれることもある消費者金融。
一般に、消費者金融の顧客10人のうち2人以上が返済不能となり熾烈な返済督促を受ける立場となります。
そんな消費者金融のCM出演は、人気稼業の女優さんは腰がひけるのではないかと想像します。
よほどギャラが良いのか、あるいは本業が暇なのか……
まあ、私なんかが心配しても、女優さんには余計なお世話なのですが。
(^^;;

キリンビールのCMで、昨年急逝された大瀧詠一さんの曲が使われています。


大瀧詠一さんは、岩手県江差の出身。
県立釜石南高校から早稲田に入学しました。

私にとっては、やはり" はっぴいえんど "のリードボーカルの大瀧詠一さんです。

高校時代、渋谷のロック喫茶PYGで何度も聴いた" はっぴいえんど "は、まさに写真のような雰囲気でした。
1970年前後の撮影。
当たり前ですが、みんな若かった












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Snowboarding

2014-02-17 01:40:40 | 音楽

冬季オリンピック観戦で、スノーボード・クロスを楽しみました。

何といっても、少しでも早くゴールインした者が勝者という単純明快な勝負がいいですねぇ。

ところで、私の学生時代であった1970年代、実は「スノーボード」「スノボー」という単語を耳にした記憶がありません。

おぼろげな記憶を辿ると、「雪上サーフィン」あるいは「Snow Surfing」という呼び方があったように思います。
また、当時のボードにはビンディングの金具も装着されていなかったような気もします。
ともあれ、あくまでもレジャーの一環だったスケボーが、今や五輪種目として世界中から注目を集める存在にまでなりました。
長い伝統を誇る早稲田のスキー部にも、今やスノボーとアルペンを専門とする二年生部員(神野くん。山梨・韮崎高校出身)が所属しているのですから時代を感じます。


同様に、「スケートボード」「スケボー」という単語にも、1970年代には、別の言い方がありました。
例えば、1960年代に「Sidewalk Surfin'」、つまり舗道上のサーフィンというJan and Deanのヒット曲がありました。

Sidewalk Surfin'
※ステレオ環境で聴いてください

この曲の歌詞に拙い和訳を付記しました。
サーファーたちの俗語表現が多くて、調べるのに苦労しました……
(^^;;


Grab your board and go sidewalk surfin with me...
さあ、ボードを掴んで、一緒にサイドウォーク・サーフィンしようよ

Don't be afraid to try the newest sport around
(Bust your buns, bust your buns now)
It's catchin on in every city and town
You can do the tricks the surfers do, just try a Quasimodo or The Coffin too,
(Why don't you)
Grab your board and go sidewalk surfin with me...
最も新しいスポーツをやらなくっちゃダメさ
(コンクリート上に倒れる、倒れる)
どの街でも流行っているんだよ
君だってやれるさ、サーファーたちのやる妙技を
カシモドとか、コフィンとかっていう技を
さあ、ボードを掴んで、一緒にサイドウォーク・サーフィンしようよ

※カシモド:ボード上で屈む技
※コフィン:ボード上に寝る技


You'll probably wipeout when you first try to shoot the curve
Takin gas in a bush takes a lotta nerve...
Those hopscotch poledads and pedestrians, too, will bug ya...
Shout 'Cuyabunga'! now and skate right on through
Grab your board and go sidewalk surfin with me...
初めてのカーブへの挑戦は、たぶん完敗さ
茂みでぶっ倒れるのは、度胸がいるぞ
石蹴りに夢中の子供たちや通行人が邪魔なんだよね
「ヤッホー!」とか叫びながら、そのまま突っ切るんだ
さあ、ボードを掴んで、一緒にサイドウォーク・サーフィンしようよ

So get your girl and take her tandem down the street
Then she'll know you're an asphalt athlete.
A downhill grade, man, will give you a kick,
But if the sidewalk's cracked, ya better pull out quick
Grab your board and go sidewalk surfin with me...
あの娘を連れて、並んで道路を下ってごらん
きっと君のことを路上のアスリートだと分かってくれるよ
下り勾配では飛び上がれ
舗装がひび割れしていたら、素早く避けろ
さあ、ボードを掴んで、一緒にサイドウォーク・サーフィンしようよ

(skateboard with me, why don't you skateboard with me)
Grab your board and go sidewalk surfin with me...
(skateboard with me, why don't you skateboard with me)
Grab your board and go sidewalk surfin with me...
(skateboard with me, why don't you skateboard with me)
Grab your board and go sidewalk surfin with me...
(skateboard with me, why don't you skateboard with me)
Grab your board and go sidewalk surfin with me...

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焼氷有りマス

2013-12-14 21:06:10 | 音楽

あと1週間で冬休みに入るわけですが、来年1月末までに修士論文のテーマを届け出しなくてはなりません。
そんなわけで、このところ頭の中では常にテーマをどうしようかと悶々・・・

そんな毎日が続いているためか、明らかに疲れが溜まってきました。
昨日の朝は、横須賀線の東京駅で下車するはずが、乗り過ごして新小岩まで。
今日の朝は、東京駅で下車したものの、東西線の早稲田駅を乗り過ごして高田馬場まで。

ちょっとマズイです
(@_@;)

大学で授業かある日もない日も、午前10時までに大学に到着するように心がけています。
そのために午前7時に起床して、NHKのBSで7:15から連続ドラマ「ちりとてちん」(再放送)と「ごちそうさん」を観ながら朝食を掻きこんで、慌てて自宅を飛び出す毎日です。

先日、「ごちそうさん」を観ていたら、素晴らしい挿入歌がありました。
学校唱歌のような端正さ 、
ミュージカルのような伸びやかさ、
何よりも明るいメロディと軽快なテンポが最高なんです。
そして、歌詞も可愛くて素敵です

もし私が小学校か中学校にいたならば、すぐに合唱部に歌ってもらうように頼み込みますね!

「焼氷有りマスの歌」

氷 氷 氷なのは間違いないのさ
ところが どうにも 噂だと
何でも 火を噴く氷だと

氷のお山に 白帽子
パッと火が着きゃ こんがり焼けて
溶けそうで溶けない もどかしさ

熱くて冷たい あの人と
甘くて苦い 恋の味
あっと驚く 玉手箱
一度食べたら もうとりこ
あなたも わたしも あなたも わたしも
テーブル囲んで ドレミファソ

食べてみはって まか不思議
寄っておいでな 天神橋筋
世にも不思議な焼き氷
うま介じるしの焼き氷

焼氷有りマスの歌

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塀までひとっとび

2013-09-09 12:29:44 | 音楽

高校時代の友人が亡くなったこともあって、ここ数日間、卒業アルバムを眺めながら1970年代の音楽ばかり聴いています。

高校時代、もっぱらジャズを聴いていたわけですが、ジャズ以外で聴いていた音楽といえば、国内では「はっぴいえんど」系と加藤和彦さん系。

私が高校に入学した1971年ごろ、加藤和彦さんは、ドノバン、アーロ・ガスリー、ジミー・ウエッブなどの影響を感じさせるシンガーとしてソロ活動をしていまして、渋谷 道玄坂のヤマハで店頭ライブをやったりしていました。

そして翌1972年、奥方のミカさんをボーカルに据えたサディステイック・ミカ・バンドで「サイクリング・ブギ」をリリース。バンドでの活動を再開しました。
もっとも第一印象では、T-Rexみたいな白人系ロックサウンドに私に聞こえまして、それほどピンときませんでした。

その後、ドラムスに高橋ユキヒロさんが加わった頃からサウンドが変化し始めて、1974年のアルバム「黒船」では、黒人系のファンキー・ミュージックのような演奏もするようになってきました。

ベース奏者は、名手の小原礼さん。
高橋ユキヒロさんと組んだリズムセクションは、スライ&ファミリーストーンズのラリー・グラハムとグレッグ・エリコのコンビを彷彿とさせるような厚みとキレのあるビートを叩き出し、バンド全体を強力にドライブしました。

「はっぴいえんど」の細野晴臣さんがメロディ志向であるのに対して、小原礼さんはビートを強調するスタイル。
特に、小原礼さん自身が作曲した「塀までひとっとび」は、如何にもベース奏者が作った曲でして、ベースとドラムスが前面に出る迫力満点のサウンドを披露し、海外でも話題となったほどの傑作です。
40年経って聴いても、その素晴らしさは少しも色褪せていません。

塀までひとっとび
※ベースとドラムスが重要な曲なので、スマホのスピーカーを鳴らすのではなく、ぜひヘッドフォンを付けてステレオ環境で聴いてみてください。
高橋ユキヒロさんの正確でホットなドラミングも必聴です。

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アリスのレストラン

2013-09-03 12:32:03 | 音楽

シリア情勢が揺れ動く中、1960年代、ベトナム戦争に対する反戦運動が渦巻いていた時代を思い返していました。

ひとくちに反戦運動といっても、共産主義革命を目指して階級闘争を展開しようとする、いわゆる「過激派」と呼ばれる人から、ピースマークのバッチを着けて反戦の意志を静かに表示するだけの人まで、様々でした。

アーロ・ガスリー主演の映画「アリスのレストラン」は、長髪で軟弱な若者が、徴兵逃れをしようとして懸命にあがく姿を、皮肉っぽく、ユーモラスに描く作品でした。
ヒッチハイクでマサチューセッツから西海岸に向かったり、ドラッグに溺れたりするヒッピー世代の若者たちの風俗も、今となると新鮮に感じます。
映画の予告編

この映画は、アーロ・ガスリーの歌が題材となって製作されました。
下記のおしゃべりとイラストで、映画のストーリーも想像できると思います。
アーロ・ガスリーの歌とおしゃべり

(オリジナルの歌詞)
You can get anything you want at Alice's restaurant
You can get anything you want at Alice's restaurant
Walk right in it's around the back
Just a half mile from the railroad track
You can get anything you want at Alice's restaurant

そして日本でも、加藤和彦さんが日本語の歌詞をつけて、ライブや深夜放送で歌っていました。

加藤さんがギター1本を抱えてステージに立ち、心地好いギターの旋律をリフレインしながら、おしゃべりしたり、たまに歌ったりというスタイル。

覚えやすい曲なので、よく観客も合唱したものです。

(加藤和彦さんライブでの歌詞)
みんなで行こうよ アリスのレストラン
あなたのための このアリスのレストラン
僕らの世界が広がり 世界は愛でいっぱい
さあ みんなで行こうよ アリスのレストラン


それにしても、アメリカなりに正当性があると考えてのことでしょうが、またしても他国に軍事介入しようとするのですから、アメリカは懲りない国ですねえ。
(T_T)
同盟国の日本といえども、ピースマークのバッチを皆で身につけて、静かに反戦の意志を示すべきかなあと、「アリスのレストラン」を聴きながら思ったのでありました。

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腰にきた・・・

2013-05-04 01:38:25 | 音楽
久しぶりに自宅でゆっくりできる休日なので、台所の洗い物やら、ゴミの分別やら、慣れない家事を。

すると、そのうちに、腰がパンパンに張ってしまいました。

姿勢が悪かったのか、腰を冷やしたのか・・・
(^^;;

情けないけれど、普段からやっていないバチが当たりました。

長風呂で温めて、十分にストレッチしてから寝ようと思います。

こんな時は、元気の出る音楽を。

元気のでる音楽
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サブウーファ搭載のイヤフォン

2012-12-01 00:53:02 | 音楽
今日は、人間ドック。

自宅から徒歩圏に我が社の健保組合指定の病院があったので、いつもより2時間ほど遅く起床して、のんびり歩いて病院に向かいました。

歩いてみると、普段は見過ごしてしまう電信柱の表示にも気がつきます。
『そうか、我が家は海抜40メートル以上に位置するんだな』と初めて知りました。

この高さならば、多少のことがあっても水に浸かる恐れはないでしょう。
でも、その代わり、駅から我が家までの急な坂道は大変です…。
(><)

--------

人間ドックがお昼前に終了したので、横須賀線に乗ってオフィスに向かいました。

平日のお昼前の車中は、通勤時間帯とは別世界の、のんびりムード。

タブレット端末で、インターネットラジオ『JAZZ RADIO』を立ち上げて、買ったばかりのイヤフォンを接続しました。

このイヤフォン。
この11月にJVCケンウッドが発売したもので、実売価格でも2万円を超えるのですが、とにかく良い音なのです。
製品情報


『豊かな低音』を謳うオーディオ製品の中には、不自然に低音だけが強調されていたりする不自然なものがあります。
言ってみれば、高速道路を走る排気量1000CCの自動車に乗っているような感じ。
このイヤフォンは、サブウーファ搭載というだけあって、ハイエンドの大型スピーカーで感じるゆったり感のあるサウンドです。
排気量4000CCの自動車が時速80キロで走っている感じとでも言えるでしょうか。

もちろん、頬っぺたやお腹に響き渡ってこそ、本物の低音です。
しかし、ガラス窓がビリビリ震えるような機器を電車に持ち込むことはできませんから、このイヤフォンは貴重な存在です。

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帰りは、最終電車となってしまいました。

バリウムを飲んだ後の下剤が必要以上に効いて、夕方までピーヒャラどんどんと村祭り状態でした。
今も力が入りません。
(T_T)

それでも、このイヤフォンのおかげで、とても豊かな気持ちになって家路につくことができました。
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私にとっての名曲( その5)

2012-11-07 20:22:51 | 音楽
注目のアメリカ大統領選挙は、現職のオバマさんの勝利と報道されています。

外国為替市場では、オバマさん再選はドル安・円高要因になるのではないかという声がありました。
確かに、そのような動きも昨夜からありましたが、オバマさん優勢を織り込みだったというべきか、現在の市場は、おおむね平静を保っているようです。
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日本では、何とかして円安に持っていって、例えば1ドル100円ぐらいまで達すれば、輸出産業が一息つけるという声があります。

一方、原発が停止したことにより、化石燃料を海外から我が国が購入する代金は、1ドル80円前後の為替相場において、既に年間17兆円に達しています。
これが1ドル100円になったら、単純計算ですが、海外への支払いが4兆円以上増加することになり、これでは、日本は保ちません。

このような両方の事情を考えると、ドル円相場は80円から90円ぐらいの狭いレンジで維持されているのが現実的な落ち着きどころなのかなあと、私は考えます。

そんなドル円の水準ではダメだと考える産業は、少々の不安には目をつむってでも原発を再稼働して、円安への余地を拡大しようと思うのかも知れません。

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さて、私の大好きな曲の中に、Shiny Stockingsがあります。

私が初めて聴いたのは、カウント・ベイシー楽団の演奏だったと思います。
作曲は、ベイシー楽団に所属するサキソフォン奏者であるフランク・フォスター。
実に軽妙でお洒落でなコード進行の曲で、ベース奏者として、譜面を追っていくだけで嬉しくなってしまいます。

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この曲の面白いところは、複数の歌詞が存在するところ。
私は、大御所エラ・フィッツジェラルドが作った歌詞が女性っぽくて可愛らしく、リズム感も大好きです。

なお、ネットで拾った歌詞とYouTube画像でエラの歌う歌詞とが少々違っていたので、今回はYouTube画像から聞き取った歌詞を文字に起こして、私の拙い和訳もつけてみました。
(;^_^A
--------

Those silk shiny stockings
That I wear when I'm with you
I wear 'cause you told me
That you dig that crazy hue

このツヤのあるシルクのストッキングは
あなたと一緒のときに身に着けるのよ
だって、あなたは言ったじゃない
この鮮やかな色合いが気に入ったって

When we go to the dance
Do you take the romance
Oh no, you take a glance
At those shiny stockings

一緒に踊りに行ったならば
あなたの気持ちは揺れ動くかしら
でもダメね、あなたはチラリと
ストッキングに目をやるだけなんだもの

Then came along some chick
With great big stockings, too
You smiled and you left me lonely
Why, I never knew

あなたは小娘を連れてやってきたわ
仰々しいストッキングを身に着けさせて
あなたは微笑んで、私を置いて去っていった
理由? 私には わからないわ

I guess I'll have to find
A new, a new kind
A guy who digs my shiny stockings, too

また見つけなくっちゃ
新しい、優しい彼氏を
私のストッキングを気に入ってくれる彼氏をね

--------
作詞したエラ自身が歌うYouTube映像です。
音質も画質もイマイチですが、貫禄十分の歌いっぷりは、さすがというしかありませんね。
\(^O^)/
1964年のエラ
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私にとっての名曲( その4)

2012-10-10 20:39:18 | 音楽
都立青山高校の軽音楽サークルでは、4ビートのストレートなジャズが演奏の中心で、時にはボサノバも入れてという感じで、レパートリーを組んでいました。

でも、1960年代半ばから、8ビートのファンキーなジャズが人気を呼び、1970年代に入ってからは、フュージョンに移行していくという時代。
私たちのレパートリーにも、8ビートの曲が少しずつ増え始めました。

--------
アコースティックの楽器を使いながらも、8ビートでファンキーな曲として、私たちがよく演奏したのは、リー・モーガンの「サイドワインダー」でした。
サイドワインダー
とても格好いいサウンドで、私もレコードを繰り返し聴いたものです。

でも、ベース奏者の立場に限っていえば、あまり演奏にスペースが無くて、イマイチ面白味に欠ける曲でもありました。

--------

私たちのレパートリー中で、フュージョン系のアレンジで弾いていた数少ない曲が、エディ・ハリス作曲の「フリーダム・ジャズ・ダンス」です。
私がベースでテーマを弾くというアレンジでした。

フリーダム・ジャズ・ダンス

テーマの旋律が、とても挑戦的。
ギターも、ドラムも、キーボードも、そしてベースにも動き回るスペースがあって、様々な実験ができる、文字どおりフリーダムを感じながら演奏できる名曲です。

この曲を探していたら、僕らの世代にとって、堪らない顔ぶれの録音がありました。
まさに私が青山高校に入学した春に行われたコンサートの録音です。
1971年5月厚生年金ホール
日野皓正tp
渡辺貞夫as
峰厚介as
村岡建ts
菊池雅章elp
増尾好秋g
稲葉国光b
日野元彦ds

あの時代の日本ジャズ界をリードしていた、憧れの名プレイヤーが、新宿・厚生年金ホールに勢揃い!

あまり音質は良くありませんが、よく録音テープが残っていたものだと思います。
もう40年以上も昔なんですから。
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