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外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ユーロ危機

2011-09-28 23:35:09 | ビジネス
アメリカ国債の格下げ、そしてギリシャのデフォルト危機が、世界中の金融市場を揺さぶっています。

信用リスク管理部門を担当する私は、顧客から担保として預かっている投資信託・株式・公社債などの銘柄、数量、時価推移、担保掛目などをまとめて本国へのレポートを作成しました。

これから何が起きるか、全く予断を許しません。
そして、リスク管理部門は、常に最悪のシナリオを念頭に置いて行動するのが職責です。

とりあえず、今夜のブログ更新はお休みとさせてください。
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二重債務

2011-08-05 23:59:26 | ビジネス
東日本大震災が起きた時点で存在した銀行融資、特に住宅ローンのように個人向けの融資をどのように取り扱うのか。全国レベルで意見交換する会議がありました。

ウェブで詳しいことを申し上げることはできないのですが、福島・宮城・岩手などの地域金融機関の皆さんからの切実な意見具申に、他の参加者は息をのみました。

そして、お取引先のために体を張っている銀行マンたちの心意気に、心を打たれました。

メガバンクも、地銀も、そして外銀も、全ての金融機関が力を合わせて、未曾有の危機に立ち向かうお客様をサポートしなければならないと感じる1日でした。
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仕事を終えてから、源兵衛に行きました。


MTさん率いる早大マンドリン楽部の皆さん、そして応援部の樋口主将たちと一緒になり、彼らから弾けるエネルギーをいただきました。

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金融の話題

2011-08-03 23:13:13 | ビジネス
和牛商法の先駆者である、安愚楽牧場の経営行き詰まりが報道されています。

メディアの報道は「払い込んだ元金だけでも返してほしい」と憤る出資者を、「被害者」として取り扱っています。
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今回は、宮崎での口蹄疫、そして福島での原発事故という、事業者にとっては気の毒な事情が重なった結果の経営行き詰まりだと報道されています。

しかし、和牛商法への出資者の方々が損失をこうむっても、競馬で負けた人と同じレベルにしか見えないというのが、私の冷めた本音です。
他人のお金を預かり、きちんと利息を付けて期限に返すというビジネスは、とてつもないコストのかかるものなのです。

巨額のシステム投資、人材教育、国際基準に従った財務管理とディスクロージャー、業務監査、信用格付けの取得、株式公開…

気が遠くなるぐらい手間のかかる業務を常に走らせながら、お客様からお金を預けていただいているのが銀行です。

かたや、そのような負担を行うことなく、多くの人から資金集めを行う和牛商法の業者。

野球で例えるならば、銀行がメジャーリーグの球団で、和牛商法の事業者は町内会の草野球チーム。
船で例えるならば、銀行が最新鋭のイージス艦で、和牛商法の業者は小さな漁船。

そう言い切ることができるくらいの自負が、銀行マンにはあります。

メディアには、消費者教育という観点からも、和牛商法への出資者を安易に被害者扱いしてもらいたくありません。

「貯蓄」と「投資」は全く異なるものであること。
「投資」の場合は、全額を失っても人生が狂わない程度の金額に投資を抑えること。
そんな金融取引の基本を、このような機会を捉えて、繰り返し啓蒙するのも、メディアの責務です。

何でもかんでも「被害者=弱者」というような安易な図式をあてはめないでいただきたい、
メディアは安っぽい社会正義を気取らないでもらいたいものです。
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ところで、金融機関におけるカスタマー・デューデリジェンス(口座開設時の顧客審査と、取引開始後の定期レビュー)は、厳格化の一途です。

少し前までは、マネーロンダリング、すなわち犯罪収益等を正規の資金と判別がつかなくしようとする行為を感知して排除することが、金融機関への社会的要請でした。

しかし、今は、テロリストへの資金移動を排除することも、新たな要請として加わりました。
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マネーロンダリング管理の対象となる資金とテロ資金とは、全く異なるものです。

すなわち、マネーロンダリング管理の場合は麻薬、賭博、強盗、誘拐などの犯罪を通じて生まれた資金ですから、預金者や送金者の職業・業種、あるいは資金移動の頻度や金額などモニタリングなどを注意深くレビューすることで、ある程度把握することができると言われています。

一方、テロ資金は全く違います。
テロ資金の源泉は、多くの場合、合法だからです。

例えば、銀行マンである私が、勤務先から受け取る給与や賞与の一部を、過激派の活動家である学生時代の友人にカンパしたとします。

そうしたところ、その友人が所属する過激派集団が、皇居に向かってロケット弾を発射した。

この場合、私がカンパした資金の源泉は、あくまでもサラリーマンとして正当に得たものではありますが、結果的にテロ活動の支援資金として使われたことになります。

このような資金の動きを感知することが、金融機関に要請される時代となったのです。
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テロの脅威に立ち向かっている国々においては、単なる普通預金を開設する場合であっても、本人確認はもちろん、職業や所得水準を把握し、口座開設後は日常の資金移動を常にモニタリングして、不可解な動きがないかどうかを点検することが銀行の義務となっています。

時おり、テロを計画していた集団が未然に拘束されたという海外のニュースが流れます。
このような捕物の裏側では、金融機関におけるモニタリングで捕捉された情報も大いに活用されていると聞きます。

このような金融機関の管理強化の結果、ある国では人口の8%余りが銀行に預金口座を開くことのできない状況になっています。

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かたや、テロ行為の脅威が今一つ身近に感じられない日本の預金者は、またまだノンビリしています。

しかし、金融機関には、次々と厳しい要請が届いています。

「普通預金を開設するぐらいで、あれ出せこれ出せと銀行は言うな。」
「私は、まともな職業人。そんな私を、銀行は疑うのか」
というようなお叱りを受けることが、これからは更に増えるでしょう。

でも、それは、犯罪収益の資金洗浄、そしてテロリストへの資金移動をくい止めようとする社会の要請によるものなのです。
言ってみれば飛行機搭乗前のボディチェックと手荷物検査と同じこと。

ですから、ご理解ご協力を宜しくお願いします。
m(__)m
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ウィークエンド台風

2011-07-29 20:54:58 | ビジネス
夏休みシーズンの週末なのに、天候がイマイチ冴えません。

海や山の観光地の多くは、7月後半から8月月半ばまでの僅か数回の週末が稼ぎどき。
その大切な時に天候が崩れると、その観光地だけでなく、日本全体の景気にも影響が及んでしまいます。

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雲行きが怪しいといえば、アメリカ国債の格下げ懸念が頂点に達し、金融市場は大揺れです。

国債債務の不履行、すなわちデフォルトはさすがに回避されるでしょうが、国債の格下げはかなり現実味を帯びてきました。
そのために外為市場では米ドル安が独り歩き。

依然として欧州金融危機の問題もくすぶっていますし、様々な思惑が錯綜して、多くの取引が停滞しています。

来週の火曜日以降の外為相場がどんな状況になるのか。
本当に悩ましいです。
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こんな時、投資家の方々は銀行や証券会社の営業担当者に、相場の見通しについて個人的な意見を求めたりします。

一方、多くの金融機関では、外国為替、株式や債券市場を独自に調査し、その結果を定期的に公表しています。
いわゆる、ハウス・ビューです。

日本では規制が厳しくないのですが、海外では、金融機関の営業担当者が、自社のハウス・ビューと異なる個人的な見解を顧客に伝えることを、厳しく禁じているところもあります。
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ハウス・ビューに全ての営業担当者が縛られることを、堅苦しく感じられる顧客もいらっしゃるかも知れません。
しかし、厳しい営業ノルマを背負う立場の人間は、新たな取引成立につながるような、あるいは既存取引の解約を防ぐような方向に誘導するような意見を、時として伝えてしまうもの。

生活のかかった、生身の人間ですから、それは避けられないことです。

そんな人間の弱さを前提にして、長い年月をかけて、時には手痛い経験もしながら、顧客保護を目指して醸成されてきた、ハウス・ビューの制度です。

現在のような不安定な状況だからこそ、右往左往せずに、各社のハウス・ビューを比較検討しながら、冷静に成り行きを見極めるべきということだろうと思います。
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会議終了

2011-07-22 22:12:29 | ビジネス
会議と勉強会に明け暮れた、嵐のような四日間が無事に終了しました。
英語漬けの日々は疲れます

とりあえず、今夜は早く眠りたいです。

お休みなさい。
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アジア某国の銀行事情

2011-06-27 21:28:55 | ビジネス
今日は、アジアの、とある国からやってきたビジターとランチに行きました。

信用リスク担当の私にとっては専門外の話題なのですが、その国における投資信託や債券を個人客に販売する部門の事務管理について話しながらの食事となりました。

私は、日本の金融庁による監督の方が厳しいんだろうと思いながら彼らの話を聞き始めました。
しかし、それが大きな誤解であることを、すぐに思い知らされました。
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> 投資商品と貯蓄商品を同一の担当者が取り扱ってはならない。たとえ両分野の有資格者であっても、どちらか一方の商品部隊に所属し、その商品だけを専門に取り扱うことが求められる。

> 金融監督当局の「ミステリー・ショッパー」、日本語でいうところの覆面調査官が、頻繁に店頭にやってきて、その金融機関が法令どおりの営業活動をやっているかチェックしている。

> 時には、その金融機関の既存顧客に密かに店頭での調査を依頼して、金融当局に報告させることもある。

> 既存顧客に密かに調査依頼をして、例えば投資商品担当者と債券の話をした直後に、「あっ、定期預金の満期があった。面倒くさいから、ここで書替処理してくれない?」と担当者に依頼する。
投資商品の担当者が気を利かして預金取引を処理してあげたりすると、後日、「法令違反が発見された」と金融当局から糾弾される。
いってみればオトリ捜査。

> 金融商品のリスク説明をきちんと行なったという証拠として、電話取引はもちろん、来店による取引、訪問による取引、あらゆる顧客への商品説明について録音が必要。

>録音と照合できない取引伝票は全てキャンセルされ、当該取引を行なった営業担当者は、社内の懲罰委員会にかけられる。

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信用リスク担当の私には確かなことは分かりませんが、日本の銀行や証券会社も、ここまで徹底的にやっているところは殆どないのではないかと。

このような監督手法が、将来、日本にも導入されるのかどうかは分かりません。
でも、日本の金融当局が、そんな海外事情もちゃんと承知していることだけは間違いありません。

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ところで、今朝から右目がむず痒いので、眼科に行きました。
すると、すぐにウィルス検査をされて、他の患者さんとは別スペースで検査結果を待ちました。

しばらくすると、お医者さんが「陰性です。良かったですねえ」と言うのです。

聞けば、細菌性の眼病が現在流行していて、先ほどの検査で陽性だった場合には、明日から出勤停止を指示するところだったと。

その説明を聞いて、ホッと一安心。
その一方で、そのお医者さんが麗しい女医さんだったので、「当分の間、通院しなさいと言われてもよかったなあ」などと、バカなことを考えながらオフィスに戻る私でありました。
(*^_^*)
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Get-together

2011-06-24 21:42:58 | ビジネス
今夜は、職場で飲み会がありました。

場所は赤坂サカス。
TBSテレビ本社のあるところです。

メンバーを見渡すと、デンマーク人、ドイツ人、香港から来た中国人、上海から来た中国人…
ひとたび酔っ払ってしまうと、みんな同じ銀行員として、苦労話や失敗談などで盛り上がります。
(^^)/▽☆▽\(^^)
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42歳で邦銀から飛び出して外資に転職した時、担当業務についてはひとかどの自信がありましたが、英語力に全く自信がありませんでした。
冷静に考えてみれば、ちょっと無謀な転職だったかもしれません。

でも、結果オーライ。
転職から十数年を経て、今では様々な目の色の人たちと働くことが本当に楽しいです。
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邦銀時代の唯一の心残りとしては、「支店長」と呼ばれた経験がなかったことです。

3ヶ所の支店勤務の後は、ずっと本部勤務でした。
退職時の資格は参事、そして職位は、副部長待遇・主任調査役。

支店長と同格に昇格させていただいていましたけれど、やっぱり一度は「支店長」と呼ばれてみたかったです。

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明日は朝から1日、家族と共に介護施設の見学に回ります。
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デスマッチの1日

2011-06-16 22:19:35 | ビジネス
今日は、始発から二本目の列車で朝6時前にオフィスに到着。
それから今しがたまで、約15時間ぶっ続けで仕事していました。

コンビニお握りだけを頼りに、朝から夜まで、ビルを一歩も出ませんでした…。
(T_T)

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来週、海外から法務とリスクを担当するエグゼクティブたちが1週間やってきます。

今回のテーマは、マネーロンダリング防止の更なる強化策。

事前に届いた社内メモによれば、融資取引のない法人預金口座であっても、無担保ローンの融資判断をするかのように、株主や役員の信用調査、そして資金の流れの継続的なモニタリングが必要になるというものです。

各国の営業拠点が統一された基準で対応することになるため、その実施責任者が世界を駆け巡って、各国のリスク管理担当者のお尻をひっぱたいているわけです。
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率直にいえば、日本国内の現在の金融慣行からは、かけ離れた水準を要求されています。
お取引先には口座開設時のみならず、取引開始後も定期的に、あれこれと情報をいただかなくてはならません。

「借入するわけでもないのに、こんなに書類を定期的に提出しなければならないのか」というお客様の苦々しい表情が容易に想像できるので、本当に辛いところです。
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一方、自国民の血を流しながらテロ組織と戦っている英米からみると、日本のノンビリした雰囲気は、受け入れ難いもののようです。

空港における厳しいボディチェックや荷物チェック態勢が欧米から持ち込まれたのと同様、金融取引の監視についても、日本は常に一歩遅れています。
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とにかく、世界に迷惑をかけることのない監視態勢を構築しなくては。

この週末は、久しぶりに東伏見を予定しているのですが、このままでは難しいかも知れません。

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疲れ果てて、下り電車に乗ろうとすると、横須賀線も東海道線も、運行ダイヤが大混乱。
何か事故があったようです。
こんな時に限って…

急いでシャワーを浴びて、缶ビールを飲んだら、サッサと寝たいと思います。

(-_-)zz
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残業…

2011-05-12 20:44:23 | ビジネス
今夜は、私らしくなく残業しています。

今朝は午前6時半ごろにオフィスに入ったので、もう14時間あまり…

もうひと踏ん張りで、報告書が完成すると思います。

そんなわけで、今日のブログは、実質的にお休みさせてください。
(><)
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3日連続で休日出勤

2011-05-04 18:30:16 | ビジネス
ウサマ・ビンラディンが殺害されたことにより、世界は新たに局面に突入しました。

短期的に、新たなテロ発生のリスクが高まるのは間違いありません。
その先には、どんな状況が待っているのでしょうか。
既に金融市場、原油価格などに影響が及んでいます。

同時多発テロへの憤りがきっかけとなって、人気映画「インディ・ジョーンズ」のように、ナチスやイスラム文化を悪役、あるいは不可解な不気味な存在と位置づける、アメリカ流の正義感が燃え上がって始まったテロとの戦い。
それは、正規軍同士の激突とはならない戦いです。

それだけに、象徴的な人物の殺害ぐらいしか、明確な戦果として発表することができないというのが、アメリカ政府の偽らざる本音でしょう。

これが、アメリカにとって、振り上げた拳を下ろすきっかけになってくれることを、私は期待いたします。

そもそも、第三国における諜報機関の活動は、闇から闇へと葬りさるのが常道です。
それを大統領が国内外に発表するところに、アメリカの「無理」を感じます。

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さて、ゴールデンウィーク後半の三連休は、全て休日出勤となってしまいました。

まあ、電話もかかってこないし、書類も回ってこない。
執務環境としては最高と言えなくもないので、月初の報告書や懸案事項を集中的に処理する毎日です。

しかし、何の楽しみもないゴールデンウィークというのでは、さすがに私も悲しいので、急きょ、学生さんと会食することにしました。

若い彼らから元気をもらって、あと1日の休日出勤に備えようと思います。
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