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8月12日:  ハッブル、宇宙の雪片を捕える/お知らせ

2020年08月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ほとんど雪片のように、球状星団 NGC 6441 の星達は、ミルキーウェイの銀河中心から約 13,000 光年の夜空に穏やかにきらめいている。そのような集団の星達の正確な数は、雪片のように識別するのが難しい。それは、これらの星達が NGC 6441 をミルキーウェイにおける最も大きな明るい球状星団の一つにする、太陽質量の160万倍を持っていると推測される。NGC 6441は、それぞれが一回の回転を僅かミリセカンドで終える四つのパルサーのホストである。また、惑星状星雲 JaFu 2 がこの集団の中に隠されている。その名前にもかかわらず、惑星状星雲は惑星とはほとんど関係はない。中間質量の星達の進化のフェーズにおいて、惑星状星雲は、天文時間のスケールでは瞬きである僅か何万年かである。ミルキーウェイには約150の知られた球状星団がある。球状星団には、銀河をつくるための、あるファーストスターを含んでいる。しかし、それらの起源と進化の詳細は未だ天文学者達を遠ざけている。 

<出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 


<お知らせ>: 今日8月12日午前10時(米国東部夏時間午後9時)から、NASAテレビによるペルセウス流星群の中継放送があります。終了時刻の記載はありませんが、かなり長い時間放送されると思われますので、適宜覗いてみてください。ホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 


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