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6月24日:天王星からX線を検出/火星での最初の科学キャンペーンを始める

2021年06月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<宇宙の話題>: 天王星からX線を検出

天文学者達は、この2021年3月のイメージに示すように、NASAの‎‎チャンドラX線天文台‎‎を使って、‎‎天王星からのX線‎‎を初めて検出した。この結果は、科学達者が、太陽系のこの謎めいた氷の巨大惑星について更に学ぶのに役立つだろう。‎‎天王星は太陽から7番目の惑星であり、赤道の周りに2組のリングがある。地球の直径の4倍のこの惑星は、横に回転し、太陽系内の他のすべての惑星とは異なっている。‎‎ボイジャー2‎‎号が天王星の飛行を行った唯一の宇宙船であり、天文学者達は、今、チャンドラや‎‎ハッブル宇宙望遠鏡などの地球に近い望遠鏡に頼って、ほぼ完全に水素とヘリウムで構成された、この遠く冷たい惑星について学んでいる。この新しい調査では、研究者達は、2002年に、また次に2017年に天王星でとられたチャンドラの観測を使った。彼らは、最初の観測から15年後に得られた最近の分析に、恐らくX線フレアであろうX線のはっきりした検出を見た。

 <出典>: 「天王星(Uranus)」

 <大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星の話題>:  ‎ローバー、火星での最初の科学キャンペーンを始める (パーサビアランス)

この六輪の科学者は、古代の微生物のサインを捜してジェゼロクレータの湖床を探査するために、南へ向かっている。6月1日、NASAのパーサービアランスマーズローバーは、「オクタビア E. バトラー(Octavia E. Butler)」着陸地点を離れることによって、そのミッションの科学フェーズを開始した。最近まで、ローバーは、システムをテストし、調査し、インジェニュイティヘリコプターの飛行試験の月を支援してきた。この最初の科学キャンペーンの数週間に、 ミッションチームは、低地の光景の調査からジェゼロクレータで最も古い地質のいくらかの調査まで、ドライブするだろう。そして、それらはオンラインに最終的なローバーの自動ナビゲーションとサンプルをとっているシステム能力をもたらすだろう。最終的なローバーの自律誘導とサンプル採集システムの能力をオンラインで得るだろう。

 <出典>: 「マーズローバー・パーサービアランス(Mars Rover Perseverance)」

 <ひとこと>: この記事は6月9日の発表です。上のリンクまたはイメージをクリックして、表示されるイメージを変化させてご覧ください。

 


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