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6月22日(水): 太陽での大津波の衝撃波/火星探査/お知らせ

2022年06月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これほど大きな津波は地球上では起こらない。2006年、地球サイズの黒点からの大きな太陽フレアが、太陽にとっても壮観な津波型衝撃波をつくり出した。この写真は、米国ニューメキシコ州の光ソーラー パトロール ネットワーク (OSPAN) 望遠鏡によって、活動領域 AR 10930 から移動する津波を捉えた。その結果生じる衝撃波は、技術的にはモートン波(Moreton wave)として知られ、太陽の光球中の水素を含むガスを圧縮して加熱し、瞬間的に明るい輝きを引き起こした。このイメージは、水素ガスによってのみ放出される非常に特殊な赤で撮影された。この猛威を振るう津波は太陽にいくつかの活動的なフィラメントをもたらしたが、後に多くは再び姿を現した。この太陽の津波は時速100万キロメートル近くで広がり、ほんの数分で太陽全体を一周した。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: 動画はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: オリンパス山脈とダエダリア高原の間で (リコネッサンス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 
国際宇宙ステーションは、その自身の重量のために、時々その軌道を上げる再推進(reboost)が必要になります。これまで、全ての再推進は、ロシアのプログレス貨物船のエンジンの再点火で実行されてきました。ロシアのウクライナ侵攻の初期、ロシアの宇宙機関、ロスコスモスは、今後の再推進には協力しないと発言しました(実際には先般の再推進は実行しています)。これに対して、米国側では、スペースX社のイーロン・マスクが、スペースX社が再上昇を分担する可能性も発表していました。国際宇宙ステーションは、現在、米・ロ・欧が協力関係にある唯一の共同体とも言えますが、今回、米国が再推進を試み、ロシアに依存せずに国際宇宙ステーション維持が可能な体制の構築に踏み切ったことを示しました。ホームページの「国際宇宙ステーションは今!」から。

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