<お知らせ>:
ロシア連邦宇宙機関は、制御不能に陥っていたプログレス59号貨物船が、日本時間5月8日午前11時4分に、中央太平洋上で再び地球の大気に入ったと報じた。NASAの発表によれば、この宇宙船はステーションのアメリカが管理しているセグメント(USOS)にとって致命的な補充用品を運んでおらず、国際宇宙ステーションクルーに対して脅威はもたらさなかった。
国際宇宙ステーションでは、宇宙飛行士達やその環境から廃水を取り戻して飲料水に変える、これまでに設計された最も複雑な水再生システムの一つを使っている。NASAの宇宙飛行士スコット・ケリーが革新的な装置の一部のこのイメージをツィートした。彼は言った「国際宇宙ステーションで尿をコーヒーに変えたリサイクルドロップ」。
<出典>: 「国際宇宙ステーションイメージギャラリ(ISS Image Gallery)」
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<参考>: 国際宇宙ステーションでは、ほとんど重力がないので水は玉となって浮きます。スコット・ケリーの記述にあるように、宇宙ステーションでは水は極めて貴重です。勿論風呂やシャワーはありません。歯を磨いてもすすぐ(漱ぐ)ことができないので、飲み込みタイプの特別な歯磨きを使っています。この水の球は尿や排水を純化して再生させた水(飲用水を含む)から作ったようです。