またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

クリスティーヌ・フェルベールのローズペタルジャム

2007-11-01 | 市販のお菓子
いただいたのは、ローズペタルジャムと
ムッシュのジャム(ブラックチェリー、キルシュ)。

水玉模様の可愛らしい姿がナイトキャップのようだ。

さっそくローズペタルジャムのお味見をしてみよう。

友人のおすすめは「紅茶と交互にいただく」だったので、
ロシアンティのように溶かすわけではないのかと
不思議に思いつつ開封すると、想像よりも固めの、
ゼリーのような質感のジャムが登場した。

きらきらと美しい。


原材料は、リンゴ、砂糖、バラの花弁、
レモン果汁、リンゴ由来のペクチン。

瓶の底にバラの花弁が沈んでいる。


アルザス地方の人口300人の小さな村、
ニーデルモルシュヴィルで、マダム・フェルベールは
全てのジャムを手作りしているそうな。

ジャムというよりジュレというイメージ。


むっちりと弾力のあるジャムはなめらかで
ほどよい酸味と甘みのバランスに感嘆する。
鼻に抜けていく芳しいバラの香りが優雅な気持ちにさせてくれる。

バラの香りの食べ物は好みが分かれるところだと思うが
あまり得意ではなかった私もこれはとても気に入った。

家にあったオレンジペコを淹れ、交互にいただく。
美味しいばかりでなく、とてもリラックスした
気持ちにさせてくれるのも嬉しい。

自分自身からもよい香りがたちのぼっているような気になる。

マダム・フェルベールは2月のサロンドショコラの会場で
お見かけしたことがあったが、こんなに美味しいジャムを
作っておられる方だったとは…。

フランス人の複雑で繊細な味の組み合わせには
いつもびっくりしてしまう。
ムッシュのジャムも楽しみだな。




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4 コメント

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キラキラ ☆ (kashin)
2007-11-02 23:54:07
ジャムというよりは
ジュエリーのようですね~~

薔薇の花弁が入っているとは
なんとも ロマンティック

紅茶に入れても おいしそう~~
でも 本当に手元にあったら
開けるのが もったいなくて
眺める日々が続きそう~~ 
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もったいない (もにもに)
2007-11-03 11:10:59
手間暇かけて作ってくれたって感じがしますね。
本当に、開けるのが勿体無いです。
でも、瓶を開けて空気が入る瞬間のパカッ!って音が、
早く聞きたい気持ちもあるんですよね。(笑)
プルコさんが書いているように、ジュレのようですね。
煮こごりみたい。(笑) バラの香りの煮こごり。(爆)
紅茶と交互に味わう・・・普通のジャムでもいいかしら?
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kashinさん (プルコ)
2007-11-03 23:50:48
バラのお好きなkashinさんやロージーさんには、食べるほうのバラはいかがなものでしょう?と1人想像しております。

このジャムには香りづけという役割でバラの花弁が入っているので、バラの味!というわけではなかったのですが、食べた瞬間と飲み込んだ後とで、ふわりと甘い香りが微妙に変化するのが、まるで香水のラストノートのようでステキでした。

食べたあとしばらく自分もいい香りがするので、本当にロマンティックでうっとりしてしまいます。
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もにもにさん (プルコ)
2007-11-03 23:56:24
わはは、あのパカッという音いいですよね。
よーし、食べるぞ!という期待と気合をこめて、毎度鼻を近づけて香りを確かめてしまいます。(^^;)

煮こごり、たしかに。
花弁が沈んでいるだけになおさら!
紅茶と交互にって普通の柔らかめのジャムでも美味しそうですね。
紅茶に溶かし込むより、交互にいただくほうが少量のジャムで味もしっかり楽しめていいのかもしれませんね。
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