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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

思わぬ伏兵

2005-10-20 | 洋菓子づくり
昨日ロールケーキ用スポンジを焼いていたら、オーブンから
うなぎの蒲焼のニオイがする…。

そういえば何日か前に蒲焼買ってきてレンジで温めたわ!

蒲焼に日本酒ふりかけてラップをふんわりかけてレンジにしたけど、
蒲焼の粒子だかアブラだかが、オーブンレンジ内に付着してたんだね。

ウナギは好きだけどケーキ焼いてるときには、ありがたいニオイではない。

案の定、焼きあがったスポンジも微妙にうなぎ臭いよ、どうしよう…。

ラムで香りづけしたシロップ塗って、生クリームと刻んだマロングラッセを
いれて丸め、冷蔵庫へ。

一晩あけて、朝ごはんとして食べてみた。

…ごまかしきれていない!
もう泣きたいです。うううう。 今日はオーブンを徹底掃除だ。

栗のパン

2005-10-16 | 洋菓子づくり
週末ごとにモンブランばかり作っていたけれど、馬嶋屋で栗の形の焼き型を
見つけたので、マロンパンに挑戦。

シリコン加工で中がツルツルしている。


オーブンの丸い鉄板は内径25cm。
この栗型だと9つまで載せられることがわかったので、
追加であと3つ頼んでおこうかしら。

パン生地はリンゴパンの時と同じように作った。
今回は温度管理にも気をつけたので、過発酵の憂き目は見ずにすんだ。

栗餡はモンブランのときのマロンクリームと同じレシピ。
先日、マロンクリームだけ先に作って冷凍しておいたものを使用。
180度で15分焼いた。


パンがふくらんで、栗の型に沿うようになるはずだったのだが、
あんまりそうもいかなかったかな…。栗っぽい形にはなったけれども。

さてお味のほうはというと、ようやく手ごねの焼きたてパンの美味しさを実感!
中の栗餡があつあつで、口の中をヤケドしつつも、うまくできて感激。



マロンクリーム、上のほうに少ししか包めなかったのだけど
薄皮のパンに合うようなので、次回もう少し頑張って、丸めたときに
生地の厚さが均等になるようにしたい。

リンゴとクルミのタルト

2005-10-12 | 洋菓子づくり
タルト生地は、前回作った梨のタルト(21cm型用)と同じレシピ。
半分の量でやれば、手持ちの17cmにはちょうどいいような気がする。

今回はタルトストーンを使って200度で5分、180度で10分焼いた。
180度にさげるときにストーンは外した。


タルトの中身の参考にしたのはこちら。
「27個のおいしくてかわいいタルトとパイ 食べたいときに、すぐ作ろう!」
行正り香 永岡書店 780円

りんご 2個
グラニュー糖 大匙2

製菓用くるみ 50g

(フィリング)
コンデンスミルク 100g
薄力粉 60g
卵Mサイズ 1個
有塩の溶かしバター 30g

・リンゴは皮と芯を取り、薄切りにしてグラニュー糖をまぶしておく。

・ボウルにコンデンスミルクと薄力粉を入れ、泡だて器でよく混ぜる。
 溶かしバターと卵をいれ、さらによく混ぜる。フィリングのできあがり。

空焼きして冷めたタルト台の底にフィリングを少し入れてのばし、
そこにリンゴとくるみを敷き詰める。

フィリングの残りを流し込み、残りのリンゴを形よく敷き詰める。
くるみは焦げやすいので、表面に出ないようにする。

160度のオーブンで40分焼いて出来上がり。


表面のリンゴが乾いて白っぽく、見た目がよろしくないので
アプリコットジャムでナパージュしてみた。


冷めてから型から外してみた。なかなかいい感じっ。


ナイフを入れてみる。
中心から直径にして5cmくらいの部分のフィリングが微妙に生焼け…。
洋ナシのパイの時よりもましだけど、今回は完璧と思っていたので
ちょっとがっかり。

私のオーブンは東京ガスのコンベクションタイプで、今回は生地の空焼きも
したし、フィリング詰めてから160度と低温でじっくり焼いたのに、なんでだー!

と叫びだしそうになったが、1ピース切り出して皿に載せたところで
なんとなく了解。底部分の生地の伸ばしがヘタで、場所によっては
1cm近くと分厚くなっていた。

ここをもっと薄くすれば、フィリングの中央まで火も通るであろう。

食べてみた。
カリッとした歯ごたえのクルミと、甘酸っぱいリンゴとの相性がいい。
練乳の甘さがそれらをやさしく包んで、肌寒い秋の日に幸せになれる味。

フィリングにコンデンスミルクってびっくりしたけれど、これはなかなか。
しかしフィリングのレシピを変えてみるのも面白そうだ。

モンブランみたび

2005-10-10 | 洋菓子づくり
生栗が手に入る間は頑張ることに決めたモンブラン。

栗は30分蒸して皮をむき、今回はフードプロセッサーで細かくして
牛乳カップ1、グラニュー糖大匙3~4で煮詰める。
生クリーム大匙2とラム酒を適量加えてマロンクリームの出来上がり。

さて今回の土台はどうしよう。

しつこく作っているわりに、自分用にモンブランを買ったことがないので
いわゆるプロの味がよくわからない。

すると知人が、「アンジェリーナのモンブランが最高!」と力説してきたので、
ネットで調べてみたところ、メレンゲの上に甘くない生クリーム、こってりして
すごく甘いマロンクリーム、粉砂糖がかかっているものらしい。

土台にメレンゲとはびっくり。
そこで手持ちの本をひっくりかえして、今回決めたのはこちら。

 たかこさん&みかさんの 毎日作りたくなるお菓子とパンのレシピ
 宝島社e-MOOK 76-77pの「ガナッシュサンドクッキー」

昨夜、「スピード」を観ながら黙々とタルト生地を仕込んでおり、
そこで卵白が2コ分余っていたのだが、このレシピだとばっちり。

卵白と薄力粉とアーモンドプードル、グラニュー糖で作れるクッキーだ。

レシピでは35組分で170度10分だったが
私がやったら同じ量で作って16枚になったので、170度15分にした。

しかし「35組分」って、70枚できますってこと?
メレンゲまじりのむっちりしたあの生地を、そこまで細かくわけて、
薄くのばすのって難しいな…。

スプーンですくって天板に落とし、広げる方式にしたけれど、形がバラバラ。


ま、サンドにするわけじゃないから、形は揃わなくてもいいか。

これでマロンクリームと土台ができたので、生クリームを6分立てにする。
砂糖は大匙1、自作のオレンジ酒を香りづけに入れてみた。 

クッキーの上にマロンクリームを中高に盛りつける。


その上に生クリームを山形にデコレーション。


クッキーの直径は5cmほどなので、手に持ってパクッと食べる。
美味しい~~!

ふんわりクリーミーな生クリームに風味豊かなマロンクリーム
(これはいつも同じか)、これにサックリしたクッキーの歯ごたえがたまらない。

クッキーが厚めのせいか、場所によって、サックリではなくもっちりしたような
食感のところがあるけれど、とても幸せになれる組み合わせであった。

プレジデントのスプレー式ホイップクリーム

2005-10-06 | 洋菓子づくり
中沢乳業のシャンテビックが気になってたまらなかったのだが、
どうも出先で見つけることができず、仕方ないので成城石井で見つけた
プレジデントのホイップを買って帰ってきた。

詳細は以下のとおり。

名      称:乳等を主要原料とする食品
無脂乳固形分:15.0%
乳 脂 肪 分:20.2%
原 材 料 名:クリーム(乳製品)、砂糖、亜酸化窒素、乳化剤、
        安定剤(カラギナン)、バニラ香料
保 存 期 間:2005.12.05

*コーヒー、フルーツ、ケーキなどに。
 特にチョコレートチップ、アーモンド、ベリー系のフルーツピュレ
 との相性が抜群です。 

とのこと。

スイートポテトパイのフィリングを冷凍してあったので、これを焼き上げ、
プレジデントのホイップを添えて食べてみることにした。


要冷蔵のスプレー缶を冷蔵庫から取り出し、よく振ってから
ノズルを下に向けて皿に発射。

簡単にきれいな形のホイップができた。

すくって食べてみる。触感も味も軽い。
バニラの香料が気になるが、甘さはちょうどよい。
関係ないが、なると金時(サツマイモ)はとても美味しい。

皿にホイップして、少し時間が経つと形が崩れてくる。
が、これは製品の性質上、仕方ないことと思われる。

普段私が使っているのはタカナシの純生クリームなのだが、
このプレジデントのホイップは、あくまで「乳等を主要原料とする食品」
なので、比較対象にするにはどうかとも思ったけれど、
手軽さと保存期間の長さ、店から自宅までの運搬に神経を使わなくてすむ
という点で評価したい。

モンブランふたたび

2005-10-02 | 洋菓子づくり
ピカピカした大粒の栗が手に入ったので、何を作ろうか悩んだものの
またしてもモンブランを作ることにした。



今までは蒸す時間を30分ほどにしていたが、栗の粒が1.5倍ほども
あるため、今日は50分蒸してみた。

素手で持てるくらいに冷めたら、栗くり坊主で栗の平らになっているほうの
面の下部からその面をむき、スプーンで中身をくりぬく。

1/4カップの牛乳にグラニュー糖を大匙4杯いれ、煮溶かしたところに
裏ごしした栗(今回は330g)を入れ、練りながら加熱し水分を飛ばす。
火からおろし、粗熱をとったら生クリーム大匙3とダークラムを入れる。
これでマロンクリームは出来上がり。


今回の生地はビスキュイのレシピを使った。(25×25cmの天板)

卵黄3コ、砂糖60g
卵白3コ、砂糖30g
薄力粉(バイオレット)90g

卵黄と砂糖を混ぜる。卵白と砂糖をメレンゲにする。卵黄とメレンゲを混ぜる。
粉を混ぜて紙を敷いた天板に流し込み、180度で20分焼いた。


砂糖、水、ラム酒で作ったシロップを両面に塗り、両端を斜めにそぎ落として
砂糖、ラム酒を入れて6分立てした生クリームを巻き込む。

今回、巻きはうまくいったけれど、生クリームがきれいに乗らず、場所によって
まばらになってしまった。もっと固めにあわ立てればよかったのかな。



ラップでくるくると巻いて冷蔵庫で1時間ほど休ませたあと、1/8に切って
皿にのせ、さっき巻ききれずに残っていた生クリームをのせる。


上にマロンクリームをホイップする。
今回のマロンクリームは固めなので絞り出すのが大変だった。


茶漉しで粉砂糖をふりかける。


前回はここで完成にしていたが、今回はこれにさらにトッピング。
季節限定のメリーのマロングラッセ、お徳用。6粒入り525円なり。


普通は1粒で210円だそうで、なんでこんなに安いのかしらと思ったけれど、
季節限定かつ簡易包装だからできるお値段なのかなあ。


なんだか梅干みたいだったが、上にのせて完成!


前回のモンブランとはマロンクリームも生地も変えてみたのだが
こっちのほうが生地もふんわりと柔らかく、軽い仕上がり。
しっかりした栗の風味のマロンクリームの下に、クリーミーな生クリームがあり、
互いに味をひきたてているところに、マロングラッセがいいアクセントになっている。

なにかこう、売っているモンブランみたいな感じ?
家人も前回よりこちらのほうが気に入ったようだ。
なかなかの仕上がりに満足満足。

洋ナシのタルト ブルダルー風

2005-09-28 | 洋菓子づくり
このあいだ作った洋ナシのコンポートで、定番らしい
「洋ナシのタルト」を作ることにした。


<クレーム・ダマンド>
 アーモンドパウダー、粉砂糖、バターを各50g、卵1コ、ラム酒小さじ1

ポマード状にしたバターにふるった粉砂糖、塩を加えてよく練る。
ときほぐした卵を数回にわけて投入。
ふるったアーモンドパウダーを少しずつ加える。
ラム酒を入れ、泡だて器で泡立てながらよく混ぜ合わせる。
ジップロックの袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫で保存する。

<パート・シュクレ>(21cm型)
 バイオレット250g、粉砂糖100g、塩ひとつまみ、
 無塩バター125g、卵黄2コ分

柔らかくしたバターにふるった砂糖、塩を混ぜ、卵黄を少しずつ加える。
ふるった粉を入れて数回練りのばし、1つにまとめてぴっちりラップをかけ
冷蔵庫に一晩おく。


クレーム・ダマンドとパート・シュクレを冷蔵庫から出し、柔らかくなった
ところでシュクレをのして3ミリほどにし、タルト型に敷きこむ。

ここでシュクレをから焼きするべきなのか迷ったのだが、本を見るに
から焼きはしていないようだった。

しかしそれはあまりにも当然の手順なので略されているだけなのか
悩んだけれど、そのまま生の生地の上にクレーム・ダマンドをのせてしまった。

その上にパン粉をふり、スライスした洋ナシをのせる。
アーモンドスライスをふって180度のオーブンで40分焼く。

ふちの方から焼き色はついてきたけれど、どうも真ん中あたりの焼け具合が
怪しい。アルミホイルをかぶせてみたりしたものの、どうにもならなくなったので
とりあえずこれ以上オーブンに入れるのはあきらめて冷ます。

冷めたら煮溶かしたアプリコットジャムを塗る。

焼きあがったのが夜中だったので、味見はせずに寝た。

*

さあ朝ごはんにしよう。


相変わらず中心部分は不穏な気配だったがナイフを入れてみる。
端っこはサクサクして想像どおりのデキだが、中央部分はどろりと流れてきた!
やっぱりカラ焼きは必須だったんだな…。

気を取り直して皿に載せ(見栄えが悪いので写真は撮らず)食べてみる。
中心部はいかにも半生。しかし端のほうにいくにつれとても美味しい。

洋ナシのシャキシャキした歯ざわりがタルトとクレーム・ダマンドによく合い、
全体の味のバランスも最高。いつものコーヒーが何倍も美味しく感じる。
さすがと思える組み合わせに感嘆。

生地もダマンドもボリュームがあってずしんと来る。
そういえばタルト型に詰めてオーブンに出し入れするのに、
片手で持つには驚くような重量があった。

フランス人はフランス料理のあとに、こんなデザートを食べているのか!
このタルトのカロリー計算は、したくないのでやらないぞ。

ところで米ヴォーグ誌のフードライター、ジェフリー・スタインガーテン氏に
よれば、27の産業国家での心臓病による死亡率において、もっとも健闘して
いるのは日本であり、2位についたのはフランスだったとのこと。

日本人は魚、米、野菜などを多く食べているので死亡率の低さに不思議はないが、
かのフランスがこの位置に来るとは、いったいどういうことなのか。

健康志向で食べるものについて、ヒステリックなほどに右往左往する
アメリカ人の1人である作者は、この件についてもユニークな意見を寄せている。

一時期の赤ワインブームはこれが発端だったのかね?
落ち着いて考えれば、フランスを抜いて首位である日本はそんなに
焦らなくてもよかったんじゃないかと思うのだが。

さて話を戻して、こちらのタルト。
洋ナシも手に入れて以来、店頭では見かけないので、そっくりそのまま再現は
できないかもしれないが、いずれまた試したい素敵なデザートだった。


~参考にした本~

ル・コルドンブルーのフランス菓子基礎ノート サブリナを夢見て2
(文化出版局)

基本&アレンジ120レシピ 手作りお菓子おいしい辞典
(学研 GAKKEN HIT MOOK)


「すべてを食べつくした男」ジェフリー・スタインガーテン(文春文庫)

コネタ

2005-09-26 | 洋菓子づくり
仕事帰りに東急のなにわ市に寄ってみたら、平日の夕方というのに
どの出店にも大行列ができていた。

「ここから20分待ちです」の看板の後ろにもさらに列ができており、
その人気ぶりに驚きつつ、あまりの混雑にあきらめて帰る。

開催は水曜日まで。
お手ごろ値段で美味しそうなものがたくさんあった。
空いてそうな時間に行けたら行きたい!

なにか粉ものへのテンションがあがり、地元のスーパーで
オタフクのお好み焼きセットなどを買ってみたよ。

トップ画像はSHOWAの「まるめて焼くだけ もちもちパンミックス」で
作ったもちもちパンである。

まめぴろうさんに教わって、銘柄は違うものだけれど買ってみたもの。
これは日曜日の昼ごはんにした。

粉を練っているうちから粉チーズのよい香りがするのだが、
そこに黒ゴマとピザ用とろけるチーズを足してみた。

練り始めてしばらく、手にべたべたと生地がついてきたときには焦ったが
じきにきれいにまとまり、丸めて焼くこと15分。

とっても美味しかった! 焼きたてを食べる幸せ。
これは手軽で便利だなあ。

あとこちらも日曜につくったもの。
茹でたかぼちゃに牛乳、バター、砂糖を加えてつぶしたかぼちゃペースト。


おなじみの冷凍パイシートで焼き上げた。
パンプキンパイも美味しいね。


それでは仕事に行ってきます。
いただいたコメント、嬉しく読ませて頂いておりますが
お返事は帰ってからにさせていただきます。スミマセン。

生栗から作るモンブラン

2005-09-22 | 洋菓子づくり
生栗が手に入る間に色々なお菓子を作ってみよう、と張り切っていた私が
今回、挑戦してみたのはモンブランである。
作ってみるのは初めて。レシピはあちこちから参考にした。

まずはマロンペースト。

・生栗をよく洗って蒸し器に入れ、30分ほどふかす。


・栗の皮をむいて実を裏ごしする。今回は350gになった。
・別の鍋で砂糖100gに水1/4カップを1分間沸騰させたものを、
 栗を入れた鍋に少しずつ足しながら練っていく。

・栗の鍋を火からおろし、生クリーム大匙2杯と、クリーム状に練った
 バター30gを入れる。ブランデーもいれてよく混ぜ、冷蔵庫へ。


ココアスポンジ(25×25cmの天板)

卵 3個、グラニュー糖90g、バイオレット70g、ココアパウダー20g、
牛乳大匙1

・天板にクックパーを敷きこんでおく。
・バイオレットとココアパウダーは一緒にして2回ふるっておく。
・卵とグラニュー糖を、ボウルを湯煎しながらリボン状になるまで泡立てる。
・ふるっておいた粉を混ぜ込み、天板に流す。
・180度で10分焼く。高さは1.5cmになった。


・冷めたら砂糖と水とブランデーで作ったシロップを内側になるほうに塗る。
・生クリーム250ccに砂糖大匙1とブランデーを入れて7分たてし、
 冷蔵庫に入れておいたマロンペーストと混ぜ合わせ、マロンクリームにする。

・マロンクリームをサランラップの上に置いたココアスポンジに塗る。
・くるくると巻いて冷蔵庫へ。


ところでロールケーキを作るときには、両端を斜めにそぎ落としておかねば
ならないのだが、慌てていて忘れてしまった。


なので横から見るとなんだかいびつ。
栗の形に見えなくもない…けど次回は忘れないようにしたい。

1本を1/8に切ってお皿にのせる。


これに先ほどのマロンクリームを絞り出してデコレーションしよう。
モンブラン用の口金を持っていないので、生クリームのオマケについてきたものを使用。

中央が高くなるようにホイップしてみた。

ココアパウダーをかけてできあがり!
さっそく食べてみた。


マロンクリームはすごく美味しい。が、スポンジがちょっと固いかな。
外側になるほうにもシロップ塗っておけばよかったかも。

栗を蒸すところから始めて、慣れないこともあり半日がかりとなった。
疲れたけど楽しかった!

*


さて昨日は2切れ分だけホイップでデコレーションし、残りはロールのまま
ラップをして冷蔵庫に置き、一夜が明けた。

冷蔵庫を開けてみると、ロールがぺしゃんこになっている。

なんだか全国銘菓でこんな形の和菓子があったような気がするが、
本来フランス産の栗で作るものを和栗で作っているのだから、
これはこれでいいかもしれないと思った。

これにマロンクリームをデコレーションする。
昨日のホイップ方式から変えて、より山らしく…、そう、大きなスプーンで
なするようにしてクリームを山形に盛り付け、フォークの先で模様を入れる。

山というより、栗そのものをイメージしてみた。
それがトップ画像のもの。

朝ごはんとして、たっぷりのコーヒーとともに食べる。
一晩、冷蔵庫で落ち着かせたせいかスポンジの固さも昨日ほど気にならないし、
ココアの苦味が甘くてクリーミーなマロンクリームとよく合う、オトナの味だ。

今回ブランデーを使ったけれど、栗にはラムのほうがいいかもしれないね。
なにはともあれ、満足はいったのであった。