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野山に花の少ない冬季、田圃道を歩くと目に入るのが青紫色の花、オオイヌノフグリ。
この時季、畦には赤紅色のホトケノザやヒメオドリコソウ、白色のコハコベなども目に入るが、花数は少ない。
本種オオイヌノフグリは、花弁4枚、雄しべ2本、雌しべ1本(写真1・写真2)。
草丈は低い(写真2)。
和名は、受粉後の実が犬のフグリ(陰嚢・たまたま)に似ていることに由来(写真3)。
花の色や姿形に不釣合いの名称。花がかわいそう。
本種はヨーロッパ原産の帰化植物。
1890年頃、東京に帰化したと云われる。
農業者や家庭菜園者にとっては雑草。
後者である私の妻は“かわいくない花”と憎々しげに言う。
学名:Veronica persica Poir ゴマノハグサ科
引用・参考文献等:岡山理科大学総合情報学部植物生態研究室(波田研)HP
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2008年3月19日、写真2;同月2日、写真3;同月30日
撮影地:写真1;埼玉県久喜市桜田、写真2・写真3;同市東大輪新田