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農村の生産施設-用水路・排水路・溜池・堰・共有林など-や生活施設-飲料水・道・橋・集会所・氏神様など-の新設・補修・管理に関する労働力・資材・金銭は、いつの世も、為政者が負担しない分を「村」が負担する。いわゆる地元負担であり、受益者負担である。近年もしかり。労働力負担の例を紹介する。
ここは、当ブログの2011年1月10日・12日・13日に紹介した印旛沼周り・印西市物木と隣接する同市小林。暗渠造り男性から離れて歩き出すと、遠くの田圃に男性集団。何をやっているのか、レンズ倍率を上げ、ファインダーから窺うと、塩ビ管を中に鳩首協議(写真1)。軽4輪トラックには発動機が積んである。後輪の近くに、地下埋設用水パイプラインの蛇口が見える。
代掻き前に、補修が必要になったのだろう。地元の関係者が、少なくとも労働力を提供して補修中と考えられる。その労働が無償か有償かは定かでない。いずれにしても、すべてを土地改良区が、あるいは県や国が負担してくれるわけではない。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2010年3月13日 撮影地:千葉県印西市小林