今日はお蕎麦屋さんで晩ご飯。
蕎麦屋さんで呑むなんて…大人の階段を上った気がしますね。
ここはおまかせのみのようで、黙っていても出てくるスタイル。
助かったよ、メニューだけ渡されてもまず何から食べるのか、どのタイミングで蕎麦なのか、蕎麦呑みのお作法が分からんもん。笑
蕎麦味噌、煮こごり、山芋、そばの実を使った梅粥みたいなお椀、などが出て来て、ついにお蕎麦が出て来ました。
季節のお蕎麦。
左側が蕗のとう、右が柚子。
「蕗のとうで蕎麦を作るのは日本中でここだけ」と大将。
柚子はとても風味が良い。
店内はカウンター席だけで、大将のうんちくを聞きながら会話して食べるスタイルでした。
お客さんの反応を見て出すものを決めるみたい。笑
そして蕗のとうを乗せたお蕎麦。
蕎麦粉をふるいにかけて、白い部分だけ残った状態で蕎麦を打つようで、だからこんなに白いんだって。
蕎麦に甘みがあるから、蕗のとうの苦味を中和してくれます。
菜の花かな。
菜の花かな。
同じく白いお蕎麦で。
そばずし。
仲は麺なんだけど、確かにお寿司。笑
ご飯みたいなねっとり感がないから、お蕎麦がサラサラポロポロと口の中でほぐれる。
そばがき。
そばがき。
ねっとりしていて、里芋の餡掛けみたい。
卵焼き。これはリクエストしました。
「出汁が濃いから、綺麗な卵焼きにはなりませんよ」と。
温かいうちは卵の味がしますが、時間が経って冷えてくると出汁の味になるそうです。
温かいうちは卵の味がしますが、時間が経って冷えてくると出汁の味になるそうです。
卵焼きというより、何だか堅焼きの目玉焼きを食べてるような食感。
花巻そば。
乗せた海苔がお花みたいだからこんな名前なんだって。
そばがきの、焼いたバージョン。
きりたんぽみたい。
青柳の天ぬき。
天ぷら蕎麦の蕎麦抜き。
このかき揚げをほぐしながら、お出汁を染み込ませて味わうのがとても良い。
やっと!わたしたちの見慣れたお蕎麦が出てきました。笑
これは十割そば。
蕎麦つゆも渡されてますが、さっきの天ぬきのお出汁に付けても美味しい。
二八蕎麦も出て来ました。
もう満腹!と思っていたのに、「これからデザートだから白い蕎麦で口の中をさっぱりさせて…」と。
まだ蕎麦が出てくるか!
お腹いっぱい…口の中を洗うならもう水でいい…
と思ったんですけど、確かに水分が多めでこれを食べると口の中がさっぱりしました。笑
デザートはきなこもち風の甘味。
お餅ではなく回りはお蕎麦で、中に餡子。
柔らかい〜。山芋団子のような食感です。
きなこと小豆もお蕎麦と合うなぁ。
最後に蕎麦湯をいただきました。
最後に蕎麦湯をいただきました。
もう満腹!!!腹十二分目!!
とても上質なお蕎麦をたくさんいただきました。
美味しかったし、何より楽しかった。
カウンター席だけなので、目の前の厨房で色々と実演してくれるんです。
蕎麦粉から蕎麦がきを作る過程とかね。
大人の上質な時間を過ごせました。