ありるれろ**

わざわざ人に話すほどのことでもないけどちょっとつぶやきたいことを綴っています。

蕎麦呑み

2022-01-14 23:31:00 | Weblog
今日はお蕎麦屋さんで晩ご飯。
蕎麦屋さんで呑むなんて…大人の階段を上った気がしますね。

ここはおまかせのみのようで、黙っていても出てくるスタイル。
助かったよ、メニューだけ渡されてもまず何から食べるのか、どのタイミングで蕎麦なのか、蕎麦呑みのお作法が分からんもん。笑

蕎麦味噌、煮こごり、山芋、そばの実を使った梅粥みたいなお椀、などが出て来て、ついにお蕎麦が出て来ました。

季節のお蕎麦。
左側が蕗のとう、右が柚子。
「蕗のとうで蕎麦を作るのは日本中でここだけ」と大将。
柚子はとても風味が良い。

店内はカウンター席だけで、大将のうんちくを聞きながら会話して食べるスタイルでした。
お客さんの反応を見て出すものを決めるみたい。笑

そして蕗のとうを乗せたお蕎麦。
蕎麦粉をふるいにかけて、白い部分だけ残った状態で蕎麦を打つようで、だからこんなに白いんだって。
蕎麦に甘みがあるから、蕗のとうの苦味を中和してくれます。


菜の花かな。
同じく白いお蕎麦で。

そばずし。
仲は麺なんだけど、確かにお寿司。笑
ご飯みたいなねっとり感がないから、お蕎麦がサラサラポロポロと口の中でほぐれる。


そばがき。
ねっとりしていて、里芋の餡掛けみたい。

卵焼き。これはリクエストしました。
「出汁が濃いから、綺麗な卵焼きにはなりませんよ」と。
温かいうちは卵の味がしますが、時間が経って冷えてくると出汁の味になるそうです。
卵焼きというより、何だか堅焼きの目玉焼きを食べてるような食感。

花巻そば。
乗せた海苔がお花みたいだからこんな名前なんだって。

そばがきの、焼いたバージョン。
きりたんぽみたい。

青柳の天ぬき。
天ぷら蕎麦の蕎麦抜き。
このかき揚げをほぐしながら、お出汁を染み込ませて味わうのがとても良い。


やっと!わたしたちの見慣れたお蕎麦が出てきました。笑
これは十割そば。
蕎麦つゆも渡されてますが、さっきの天ぬきのお出汁に付けても美味しい。


二八蕎麦も出て来ました。

もう満腹!と思っていたのに、「これからデザートだから白い蕎麦で口の中をさっぱりさせて…」と。
まだ蕎麦が出てくるか!
お腹いっぱい…口の中を洗うならもう水でいい…

と思ったんですけど、確かに水分が多めでこれを食べると口の中がさっぱりしました。笑

デザートはきなこもち風の甘味。

お餅ではなく回りはお蕎麦で、中に餡子。
柔らかい〜。山芋団子のような食感です。
きなこと小豆もお蕎麦と合うなぁ。


最後に蕎麦湯をいただきました。
もう満腹!!!腹十二分目!!

とても上質なお蕎麦をたくさんいただきました。
美味しかったし、何より楽しかった。
カウンター席だけなので、目の前の厨房で色々と実演してくれるんです。
蕎麦粉から蕎麦がきを作る過程とかね。

大人の上質な時間を過ごせました。




コメント
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