はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

越前市議会・・・県内初の議会基本条例制定へ・・・

2010-02-15 | 議会

2010年2月15日(月曜日)
まだ、一度もオリンピックの中継を観ていない。
3月議会の直前ということもあるけれど、
バタバタと日常の雑事に追われているからである。

今日は、メールのチェックも夜になってから・・・
200通あまりの受信メールを見ただけで、
ウェ~・・・
メールは後回しにして、とにかくブログを書くことにする。

福井県内でも越前市議会がいちはやく、
議会基本条例制定に向けて、動き出している。
3月議会に上程されるそうだ。

取り上げた中日新聞によれば
趣旨説明のために市民との意見交換会を開催したというが
条例案を策定する段階からの市民参加は、
なかったのだろうか・・・

敦賀市議会でもこれから、議会基本条例制定に向けて
話し合いが進んでいくが、まずは市民の参画を
どのようにして図っていくのかを協議すべきだろう。

17日には議会運営委員会が開催される。
たぶん、基本条例についても話し合われると思うが、
3月議会後、すぐにも動き出したとしても
来年の3月議会に上程しようとすれば
定例会をのけると、正味6ヶ月しかない。

まずは、17日の議運が最初の一歩になる。


http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100215/CK2010021502000014.html

制定へ市民参加不可欠 越前市の「議会基本条例」

越前市議会が議会のあり方を定める
「議会基本条例」の制定を目指している。
早ければ3月の定例会で条例案を提出する。
成立すれば県内では初めて。
議会の活性化を目指す条例だが、市民の目線も必要だ。

議会基本条例は2006年5月、
北海道の栗山町議会が初めて制定したのを皮切りに、
三重県議会、同県伊賀市議会などで条例制定の動きが広がっている。

背景には、地方議会の危機感がある。
地方分権が進み、地方公共団体だけでなく、
地方議会もこれまで以上、責任ある活動が求められている。

越前市議会も07年3月、議長の私的諮問機関として、
議会活性化検討委員会(玉川喜一郎委員長)を設置。
条例制定に向け議論を重ね、昨年10月に素案がまとまった。
素案では「議会や議員活動の活性化」「市民との関係」
「市長との関係」などについて定めている。

具体的には、会議内容を積極的に公開し、
市民と情報共有に務める
▽市民と語る会の定期的な開催
▽市民の専門的な見識を議会に反映するため、
参考人や公聴会制度の活用▽市長など理事者の反問を認める-など。

玉川委員長は「議員の意識を改め、議会の活発化につなげたい」
と意義を強調する。
昨年12月には同条例の趣旨を説明するため、
市民との意見交換会も開いた。

参加者からは「議会は市民参加と言うが、
選挙が終わると市民のことを忘れている」
「委員会を市民も傍聴可能にしてほしい」といった
要望が相次いだ。
ただ、参加者は25人と少なく、市民の関心はまだ低い。
「もっと集まってもらえると思ったのに」と残念がる市議もいた。

市民も動き始めている。
越前市の保険代理業の吉村美幸さん(59)は昨年12月の
市議会定例会をすべて傍聴し、市民にも傍聴を呼び掛けている。
「傍聴しても市民が知りたいことを質問しなかったり、
同じ質問が多かったりする。
市民がもっと関心を持たないと」と指摘する。

質問や答弁が注目されることは、議員や首長にとっても励みになる。
条例制定によって活発な議会になるのか、注目される。
(砂上麻子)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする