はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

日本がジェノサイド条約に批准していないのはなぜ?

2010-02-07 | ジェンダー関連

2010年2月7日(日曜日)
この2日間、ジェノサイドなるものについて
お勉強しました。

恥ずかしながら、ジェノサイドとは何か、
まったく知らなかったわたし・・・
言葉さえはじめて、耳にし、目にしたわけですから、
必死で、検索しジェノサイドについての論文なるものを
3つも読んでしまいました。

ひさしぶりに頭をフル回転し、ちょこっとは賢くなったかな~?

ジェノサイドとは、ある人種・民族を、計画的に絶滅させようとすること。
集団殺害。集団殺戮(さつりく)。

ナチスドイツのユダヤ人に対するホロコースト
旧ユーゴスラビアにおけるユーゴスラビア紛争
ルワンダの虐殺などがジェノサイドと認められている事例。

1948年にジェノサイド条約が国連総会で採択され、1951年に発効。
日本は条約締結国には入っていない・・・
条約の第1条に
締約国は、集団殺害が平時に行われるか戦時に行われるかを問わず、
国際法上の犯罪であることを確認し、これを防止し、
処罰することを約束する。
となっているため、締結国になれば処罰する義務を負うことになる・・・
つまりは、紛争を押さえ込むために武力の行使を伴う可能性が高い・・・
で、この行為が武力の行使を禁じている憲法第9条と矛盾する。
ジェノサイド条約の締結国になっていないのはそのためらしい。

ウ~ン・・・
どうもそれだけではないんじゃないかしら・・・
いまなお、南京大虐殺や朝鮮半島における強制連行などが
国際法上の犯罪であると認めたくないという、
権力者たちの思惑もあるような気がする。

ウ~ン・・・ほんとうに難しい・・・

コメント (4)
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